中学生のとき、同級生に佐織(仮名)という可愛らしい女の子がいた。
佐織とは違う小学校出身で、2年生・3年生と2年間同じクラスだった。
2年生で初めて同じクラスになった当初は佐織を何となく可愛いなと思う程度だったが、2学期頃になると好意を持つようになった。
一重瞼で丸い可愛らしい顔、一本結びにしているセミロングより少し長いくらいの髪。
佐織は音楽が得意で吹奏楽部に所属し、合唱コンクールではピアノ伴奏をしていた。
性格は物静かな訳でも、また派手な訳でもなく極普通の女の子という感じだった。
俺自身は佐織と話したことがほとんどなかった。
佐織も俺のことはクラスが同じ男子の一人としか思ってなかっただろう。
それでも、俺はそれでよかった。
クラスに好きな女の子がいること、それだけで幸せだった。
・・
中3になると、受験のストレスなのか、そういう年頃なのかちょっとエロいことに関心が強くなってきた。
女の子の胸がだいぶ大きくなってきたことに気づき、ブレザーやベストで隠れた女子の胸元にチラリと視線がいってしまったり。
はっきりとは見えないだけに想像力が働き女の子の胸の膨らみにドキドキしていた。
その邪な視線は佐織にも向かい、佐織の制服の胸元をこっそり見ていた。
前から気づいていたが、佐織は胸が割と大きかった。
形が分かりにくいようにベストで隠れたデザインであっても、胸元が大きいのは感じるし、体育の授業での体操服では胸が割と目立っていた。
最高なのは、夏の水泳の授業だった。
授業は男女別だが、プールサイドの反対側で女子が準備体操をしているのが見える。
佐織の水着姿は胸元が大きく膨らみ、水着で隠れた部分以外の白い肌、股間の部分、水着の下は裸なのかとか色々エッチな想像をする思春期の俺。
さらに屈伸で屈むときに胸の谷間が見えていてもう最高だった!
俺は佐織と同じクラスでよかったなといつも思っていた。
・・
中3の9月。
放課後、俺は音楽室に忘れ物をしたことに気づいて取りに行った。
一旦家に帰ってから戻ってきたので、もう6時過ぎで外は暗かった。
音楽室に入り、いつも座っている席に机の中から音楽ファイルを見つけて出ようとすると、音楽準備室に電気がついていることに気がついた。
音楽の先生は割と厳しく、忘れ物を取りにきたことで一言言っておいた方がいいかなと俺は音楽準備室の扉をノックした。
「はい。どうぞ。」
中からは先生ではなく女子生徒のような声が聞こえた。
俺はドアを開けると、そこには佐織が一人でいた。
「○○くん?どうしたの?」
「いや、ちょっと忘れ物を取りにきて・・」
「そうなんだ。ところで・・」
そのあとはなぜか佐織と打ち解けて話せた。
暗くなった校舎の中で同級生の女の子と二人きりというのがなんかいいムードを醸し出していた。
その日を境に、俺は佐織とよく話すようになった。
まだ女の子との付き合い方とかよく分かってなかった頃だが、佐織と仲良くなれて嬉しかった。
・・・
そんな佐織との関係もできてきたある日のこと。
「ねぇ、ちょっと来て。」
そこは佐織と打ち解けるきっかけになった音楽準備室だった。
吹奏楽部で音楽の先生とも仲良い佐織は、準備室をちょっとした隠れ家のように使っているらしい。
部屋に入ると、佐織は電気を消した。
日は沈んでいないが、佐織の顔や制服姿が薄暗く見える。
「佐織ちゃん?何を?」
「○○くん・・」
佐織は制服姿で俺の体を抱いた。
驚きながらも、俺も佐織の肩に手を伸ばす。
初めて抱く同級生の女の子の体は温かくて、柔らかくてすごく気持ちよかった。
そのあと、佐織は制服のブレザーを脱いだ。
ブラウス姿になった佐織は胸の膨らみが目立っていた。
「私の体、さわっていいよ・・」
佐織は可愛らしく微笑んだ。
俺は佐織のブラウスの膨らみに手を伸ばした。
佐織のおっぱいは柔らかくて想像以上だった。
ブラウスの微妙な感触もいい味を出していた。
俺はしばらく佐織の胸を揉んでいた。
佐織はアンァン・・と悩ましい声を出していた。
そのあと、佐織はブラウスのボタンを三つ目まで外し、露わになる佐織の胸元。
純白の綺麗なキャミソールやブラに包まれた佐織の上半身に胸の谷間。
もう最高だった!
俺は佐織の胸元に触れたり、谷間に指を入れたりして佐織がずっと悶えていた。
そして佐織を抱いてやると、佐織は目を細めながら唇を近づけてきた。
そして佐織と初めてのキスをした。
服を着たままだったが、俺はずっと佐織と楽しんでいた。
-END-
『途中人(35歳・♂)』さんからの投稿です
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