中学生の頃、俺はいじめられっ子で男子からはハブられ、女子からはキモいとか言われていた。
勉強も運動もできず不器用な俺は、先生からいつも怒られていて成績も悪かった。
そんな俺は、低い内申点でもいけるビリから2番目の公立高校に進学した。
中学校の同じクラスには、あかり(仮名)という才色兼備な女子がいた。
あかりはテニス部のレギュラーとして活躍し、合唱コンクールではピアノ伴奏して、あらゆる勉強は勿論、絵や裁縫も得意、そして何より可愛らしい女の子だった。
あかりは男女問わず人気があり、先生からの評判も良く俺とは正反対の子だった。
あかりはトップクラスの難関私立高に進学し、高校でも活躍している話をその後も人づてに聞いていた。
俺自身も努力が足りないという落ち度はあるが、思春期という色々考えさせる時期に世の中なぜこんなに不公平なのかと嘆くこともあった。
・・・
俺は底辺の高校に進んだものの、無理をせず平凡な大学に現役で合格、その後も無名で平凡な会社に就職した。
給料は高くなく、その上仕事が辛いと感じたこともあったが、無理なくコツコツとこなしていき20代後半くらいにはようやく軌道に乗ってきた。
昇進など出世の見込みはなく贅沢もできないが、無理のない仕事をして毎月生活していき、僅かながら趣味にもお金を使えることに俺は満足していた。
俺は独身で彼女もいなかった。
20代の頃は彼女がいたこともあったが長続きしなかった。
20代後半で一人暮らしを始めたが、実家からそう遠くない場所に住んでいた。
30才になったある日のこと・・
実家に用があって、そのあと自転車で自宅に戻る帰り道。
道端で中学の同級生あかりを見つけた。
あかりは男の子と女の子の2人の子供を連れていたが、なんか3人とも元気が無さそうな様子だった。
あかりも髪や服が少し乱れた感じで、中学のときの華やかなあかりとは程遠い姿だった。
俺は何かあったのかなぁと思いながらも、そおっとしておいた方がいいかなって思い気づかないふりをして通り過ぎていった。
それから数日後、道端であかりと2人の子供を見つけた。
男の子が駄々をこねて泣いていてあかりがあやしていて、女の子も悲しそうな顔をしていた。
俺はやはりあかりに何かあったなと思い、
「○○さん(あかりの旧姓)だよね?」
「○○くん??」
驚きながらも俺を見るあかりは、やつれて元気のない様子だった。
あかりと近くの公園に行き、子供たちを遊具で遊ばせながらあかりの話を聞いていた。
あかりは、数年前にそれなりの収入がある男性と結婚して専業主婦になり2人の子をもうけた。
その後は安定した生活が続いていたが、夫との関係が悪化して離婚し2人の子のシングルマザーとなった。
今は実家に戻り派遣社員の仕事をしているが子供もいて生活は苦しく、実家の両親も高齢のため頼れないばかりか近い将来介護の問題もあり、あかりは途方に暮れていたのだという。
中学のときの優等生が将来こんなに辛い思いをするなんて想像すらもできなかった。
俺はしばらくあかりと話していて、何かあったら話に乗るよと言って連絡先を交換した。
それから、俺はあかりと喫茶店などで会うようになった。
あかりは子持ちであるものの、今は離婚しているので浮気でも何でもない。
第一、俺とあかりは今でも何でもない関係だし。
あかりは生活が苦しいせいか地味な服に身だしなみも最小限で30才とはいえシックな感じだったが、可愛らしい整った顔だけは昔と変わらない。
あかりとは気軽に相談できる友達のような関係だったが、ずっと話しているうちにあかりを女として意識するようにもなった。
あかりの綺麗な顔、細い手足、服の膨らみなどをさりげなく見ていた。
あかりと会って別れたあと、トイレの個室に入ってあかりの顔や胸元を想像しながら妄想するようにもなった。
しばらく好きな人のいなかった俺は、あかりに対してそれに近い感情を持ちはじめていた。
そんなある日、俺はあかりから消費者金融や何処から融資を受けようか考えている話を聞いた。
借金自体リスクがあるし、あかりの今の家庭状況から考えると返済できる保証もないため、考え直した方がいいのではと伝えた。
すると、あかりは泣きそうな顔になりながら子供の学費のためにどうしてもまとまったお金が必要で、元夫とは離婚の際に揉めに揉めたため養育費の回収はできないという。
俺はいくら必要なのか聞いてみると、安くはないが俺の貯金から払える金額だった。
俺は無利息・無担保であかりに融資し、あかりは涙ながらに喜んでいた。
その後も、金の工面や生活のことであかりを支えた。
あかりと2人の子供は、初めて見たときよりもだいぶ元気を取り戻してきていていた。
あかりたちに会いに行くと、2人の子供達が
「○○のおじちゃん!」
と嬉しそうに俺の元に来た。
俺とあかり、あかりの子供たちと4人で食事に出かけて、全額俺がご馳走した。
あかりや子供たちとはだいぶ仲良くなり義理の父親のようになってきたが、それでも俺はあかりと付き合っている訳でも何でもなかった。
そしてあるときは
「ささやかだけど、お返しがしたくて・・」
と言われてあかりの家に招待され、子供たちとともにあかりの手料理を楽しんだ。
贅沢ではないが心のこもったあかりの手料理は絶品だった。
お酒もご馳走になり、あかりや子供達とずっと夜遅くまで楽しんでいた。
気がついたら夜遅くなっていて、あかりは
「○○くん、よかったら泊まっていって。」
と嬉しそうに微笑んだ。
あかりの家の1階では両親が寝ていて2階はひとつが子供部屋なので、泊まるとしたらあかりと同じ部屋で寝るしかなかった。
あかりの部屋で布団を敷いて、電気を消す。
まるで夫婦のようだった。
そして電気を消してしばらくあかりと話していた。
いつも世話をしてくれることへの感謝の気持ちや、小・中学生の頃の思い出などほろりとするようなことも話していた。
そのまま1時間くらいはずっと話していた。
そのあともだんだんといいムードになる俺たち。
あかりとは距離が近くなっていた。
「○○くん、私のこと興味ある?」
あかりの急な言葉に何て答えるか戸惑う俺。
確かにあかりは30才になった今でも可愛いし素敵な女性だと思うが、別に恋愛感情はないし・・
するとあかりは
「まぁそんなこと言っても困るだけだよね。でも、ちょっとだけお礼がしたくて・・」
そう言うと、あかりは俺の布団の中に入ってきた。
俺の体に触れる暖かくて柔らかいあかりの体の感触。
目の前にはノーメイクでも十分綺麗なあかりの顔。
そしてあかりは俺に口付けた。
堪らなくなった俺は、あかりを強く抱き唇と舌をずっと重ねていた。
そして一枚ずつ脱いでいく俺たち。
あかりの純白のスリップやブラジャーや丸い胸や尻の形にドキドキする俺。
あかりはブラジャーやショーツも脱ぎ、綺麗なおっぱいや陰毛が露わになる。
俺がトランクスを脱ぐときには既にフル勃起していた。
そして俺はゴムもつけずにあかりと抱き合った。
あかりの綺麗な乳房を両手で揉み、乳首も撫でる。
30才で子持ちのあかりの体に若さはないが、それ故に唆るものがあった。
あかりはおっぱいを揉まれるごとに嬉しそうに喘いでいた。
そのあと、俺はあかりの体に固くなったモノを挿入した。
生で挿入するあかりの秘部はかなり気持ちよかった。
俺はあかりの暖かい壁に大事なモノを包まれていた。
そして仰向けのあかりを抱いて腰を振る俺。
あかりはずっと嬉しそうに喘いでいた。
俺はあかりに挿入しながら体を動かして、プルプル揺れるおっぱいが俺の体に触れていた。
「ああっ!あん!あっあん!!」
あかりはずっと嬉しそうに喘いでいた。
そして、もう直ぐ絶頂というときにあかりから抜くと、勢いよく飛び出す精液があかりの肩から胸、陰部の近くまで飛び散り、あかりの綺麗な体を俺の白い駅で汚していた。
あかりは俺をみて
「すごいよかった!」
と喜んでいた。
あかりとはその後も付き合うこともなく友達としてたまに会う程度で、金銭的な援助をしたり大人の楽しみをすることはその後二度となかった。
それでも俺はあの日の夜のことは一生忘れないだろう。
-END-
『うらる(34歳・♂)』さんからの投稿です
ありがとうございます。
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