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近所の奥様の話。
親子でスキー場に招待してもらえて、息子はスキー未経験ながらスキー歴20年以上のプロにマンツーマンでスキーを一日中教えてもらい、その間にママは暖かいログハウスのロッジで雪山を眺めながら優雅にランチやティータイムを楽しむ。
一日中楽しんでおいて、奥様の家からは一円もいただかない。
・・そんなうまい話について来るこの母子は本当にバカだよなぁ!
車の後部座席で寝ている母と息子を見てニヤニヤする俺たち。
・・・
1ヶ月ほど前。
スキーが大好きな我が家は、祖父、父、息子(孫)の親子3世代で楽しそうにワゴン車にスキー道具を積んでいた。
そのとき、たまたま同じクラスの男の子とその父親が通りかかった。
男の子はうちがスキーに行くと知り
「いいな、いいなー、俺もスキーに行きたいな!」
と言った。
さらに男の子の父親は
「スキーいいですね!良かったら息子も連れて行ってスキーを教えてくれませんか?」
と言った。
男の子はスキー未経験らしかった。
祖父は、この親子に少し警戒しながらも
「雪山は慣れてない人には危険な場所です。孫ならまだしも、よそ様の子供を預かってスキーをさせるなんてとてもできませんよ。スキーがしたいなら道具や雪山などの相談には乗りますので、ご家族で行くようにしてください。」
と諭すように言った。
父親は反論する訳でもなく素直に頭を下げてそのまま帰って行こうとしたが、男の子は何か不満そうだった。
数日後祖父が家の前で畑仕事をしていると、この前の男の子と母親らしき人が畑の前の道にきて男の子が祖父を指差した。
何か言いに来たなと思って祖父が母子の元に行くと
「何で連れてってくれないんですか!スキーをいつもしている家なら道具くらいありますよね。○○君(スキー家の孫)だけスキーができればそれでいいんですか?」
とキレ気味に言う母親。
祖父は父親に説明したことを話すと
「だから、それはうちの息子を注意して見てくれれば済むことですよね。○○君は一人でできるみたいだし。」
要は『タダでスキーのコーチをしろ。スキー経験者ならそれくらいできるだろ。』とのことだった。
祖父が何を言っても母親は散々文句を言い、しまいには
「○○君が学校で仲間外れにされたり、いじめられても知らないわよ!」
という捨て台詞まで吐いて帰って言った。
それを聞いたスキー家の父親は憤っていた。
畑仕事で疲れているなか、何で祖父がそんな理不尽なことで怒られないといけないのかと。
しかもいじめ予告ともいえる脅迫までされて。
そんな訳でスキー家の父親は計画を練り、例のお宅に
「今度の土日、スキーに行きませんか。息子君に丁寧に一対一で教えます。お母さんはその間、暖かいロッジでスキー場を眺めながらランチやティータイムを楽しめるんです。スキー道具は全部お貸ししますし、交通費・食事代・宿代も含めお金は一円もいただきません。」
そういうと母親は顔色を変えてホイホイ乗ってきた。
・・・
そして今。
朝早く出発したとはいえ、人の運転する車の後部座席で呑気に寝ている母子。
そんな寝顔を見ていると笑いが止まらなかった。
そして、スキー場に着いた。
あたりは一面の雪山で、車がないと帰れない場所だった。
大きなロッジに入ると南国のように暖かい。
何も知らない親子はトランクを引きながらニコニコしていた。
そして部屋に荷物を置き、スキー家の息子、父、祖父と例の息子がスキーウェアに着替えた。
例の母親もロッジから出て、スキー板を受け取るところまでついてきた。
車からスキー板やストックを取り出すと、母子の知らない30才くらいの男が近づいた。
「はじめまして。今日、○○君(例の息子)のコーチをさせていただきます厳目(仮名)といいます。宜しくお願いします。」
ニコリとスポーツマンらしい爽やかな笑顔で微笑む厳目。
例の母親はスキー家の祖父が教えてくれるのかと思っていたが、一方で目の前にいるコーチがかなりのイケメンであることから安心して息子を預けた。
そして、祖父と父は
「では○○君のお母さん、お部屋を案内しますので。」
と例の母親とともにロッジに戻って行った。
厳目はそんな様子を見てニヤリとした。
そしてレッスンが始まると
「こらぁ!何回同じ転び方してんだよ!言われたこと何もできてねぇな!」
「ほら、その丘から転ばずに下りて見ろ!早くしろよ!他のスキーヤーに迷惑だろ!」
ゲレンデに響く怒号。
厳目はとんでもないスパルタコーチだった。
スキー家の息子は小さい頃から厳目に育てられているおかげで実力はかなりのものになり今は少し離れたところで自在に滑っているが、例の息子はひとつひとつできるようになるまで厳目に徹底的に躾けられていた。
「・・もう、いいです。帰らせてください・・」
-END-
『トラトラ(37歳・♂)』さんからの投稿です
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