当時、俺は浪人生だった。
国立の大学を目指して、現役時代は惨敗。
大学になっている友達も多いなか、受験生をやり直す俺だった。
焦燥感と孤独に苛まされる毎日だったが、俺には唯一の心の支えがあった。
それは高校時代からの彼女だった。
実は彼女も浪人生で、俺と同じく国立大しか受けず浪人した。
もし俺だけ落ちてたら振られるかなと思っていたので、彼女からの電話でどんなに心が救われたことか。
そんな訳で俺は浪人しても彼女との関係が続いていた。
予備校のない日は彼女と待ち合わせて一緒に勉強したりしていた。
受験生なので遊んだりはできず、一緒に図書館で勉強したときに喫茶店で談笑したり、月に1回デートしたりと、お互いに浪人生だからこその付き合い方が続いていた。
そんなこんなで、5月には第1回のセンター試験模試があった。
試験は、地理歴史、公民、国語、英語、数学①、数学②、理科①、理科②の8科目にも及び、朝は8時半集合で夜は8時頃まで続く長丁場だった。
模試の試験会場には、駅で彼女と待ち合わせて一緒に行った。
浪人生初の試験で緊張するなか、電車の中や道を歩くときに彼女と話しながら行けるのはささやかな癒しだった。
一緒に模試を申し込んだので、すぐ後ろの席が彼女だった。
そして、試験監督者が来て試験が始まった。
まずはじめは、世界史の試験。
全ての問題が4択なので分からなくても25%の確率で当たる訳だが、それでも分からない問題が大部分だった。
何となくうる覚えなので、これかな?ってのを適当に選んでいく。
2番目の公民は現代社会を選択。
現代社会は文章の読み取りや中学レベルの常識で解ける問題もかなり出るので、社会科が苦手でも割といい点が取れる。
3番目は国語の試験で科目選択などはないが、現代文の評論文と小説、古文、漢文の4つの大問が出る。
評論文は文章に必ず答えがあるからいいが、小説は人物の心情を直接書かれてないことまで読まないといけないからどうも苦手だ。
古文は何を言っているのかよく分からず、漢文は書き下し文にすれば意味は読み取れる。
そんな訳でいつも評論と漢文だけ点数がまともな俺だった。
そのあとは英語のリスニング試験だけはじめにあって、80分の英語筆記試験は午後になる。
リスニング試験は筆記よりはだいぶ正解しやすいが、配点はわずか50点しかない。
リスニング試験が終わると昼休みになった。
昼休みとは言っても、英語の試験が始まるまでわずか50分しかない。
俺は彼女と近くのファーストフードに行った。
バーガーやポテトは普通に食べたいものを注文したが、飲み物は眠くならないように二人ともアイスコーヒーにしてガムシロやミルクは入れなかった。
親子連れや普通のカップルも多いなか、ハンバーガーを食べる俺たち。
模試で来たため地味な格好の俺たちだったが、まさか浪人生カップルだとは誰も気づかないだろう。
俺たちは、模試の最中だし時間もないせいかあまり喋らなかった。
食べ終わると試験会場に戻る俺たち。
試験会場に戻ると10分足らずで英語の試験が始まった。
試験時間は80分もあるが、センターの英語は問題数が多く時間との戦いだった。
時間がなくて最後の長文問題が解けなかったというのはよく聞く話なので、俺はまず最初の発音・文法を軽く解いたあと、いきなり最後の長文に進んでいた。
そうすれば長文にじっくり時間をかけられるのだった。
一方で、途中の大問3・4あたりが時間切れギリギリに解くことになるので、真ん中の大問が疎かになるデメリットもあるが・・。
そして英語の試験が終わり、あとは数学・理科の理系科目だ。
次の数学ⅠAは基本が分かっていればそれほど手強くない。
2次関数が思っていたより難しかったが、まあまあ解くことができた。
その次はセンターの鬼門の数学ⅡBの試験へ。
数学ⅡBは内容が疎かな人には容赦ない試験で、30点未満の受験生もザラにいる試験だ。
ある程度できる受験生でもそう簡単に高得点は取れないようになっている。
俺は分からない問題を捨ててできるところから解いていった。
数学の試験が終わると、次は理科①で化学の問題を解き進めていった。
化学は化合物の名前や化学式、現象など覚えることが多く、しかも計算問題まである難問だった。
また化学は物理にも生物にも繋がるので理系で2科目選択の場合はほぼ必須科目だった。
そして、最後の試験の理科②では生物の問題を解いていく。
生物は教科書や資料集を見る限りでは楽しそうで覚えることも少ない科目だが、試験問題の生物は実験結果や資料を読み取る問題が多く書き方も抽象的なため、イメージとは裏腹に結構難しい。
そんなこんなで試験が終わり振り返ると、彼女がぐったりしていた。
「疲れたねー。」
俺を見ると彼女は疲れた顔をしながらも嬉しそうに笑った。
そしてすっかり暗くなった道を駅に向かって歩く俺たち。
結果はまだ分からないが、疲れた分達成感を感じていた。
彼女と模試で難しかった問題の話をしながらしばらく歩いていた。
そして電車に乗って家に向かう俺たち。
そして彼女の最寄り駅が近づき、ここでお別れかなと思っていると。
「私の家、寄る?」
「いいの?」
「うん・・」
彼女は高校を卒業してから、祖父母のマンションの空き部屋を借りているらしく一人暮らしの生活だった。
俺は、彼女とともにこっそりとお邪魔した。
そして彼女の部屋へ。
そこでしばらく普通に話したりしていたが、勿論目的はそれだけでない。
「なぁ、そろそろ・・」
「うん、いいよ。」
俺は彼女を抱いた。
そして、9番目の試験である保健体育の実技試験が始まったww
一枚ずつ脱いでいく彼女。
キャミやブラやショーツなどの姿になり、さらに露わになる乳房や陰毛。
彼女はあっという間に素っ裸になり、俺も裸になっていた。
そして裸で抱き合う俺たち。
彼女の綺麗な背中に手を伸ばし、俺の上半身には彼女の柔らかい体が触れていた。
俺は彼女のおっぱいに手を伸ばして両方の乳房を包むように揉んだり、乳首をクリクリとした。
彼女のおっぱいは柔らかくて最高の触り心地だった。
さらに彼女の陰部にも手を伸ばし、陰毛を撫でたあと、大事な穴へと手を伸ばす。
彼女の秘部を撫でてやると
「あん、あぁん、あん!」
彼女は嬉しそうに悶えていた。
彼女の秘部は少しずつ湿ってきていた。
そのあとも彼女のおっぱいや秘部を弄りながらずっと愛撫していた。
そのあと彼女の体をおさえながらゆっくり横にさせて仰向けに寝かせた。
俺は既に勃起していた逸物にゴムをすると、彼女の中に挿入した。
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「あっ、あっ、あんっ!」
いやらしく喘ぐ彼女。
とても気持ち良さそうにしていた。
俺は彼女と手を繋ぎながら、逸物をピストンしていた。
彼女の中は暖かくて気持ちよかった。
俺の目の前には彼女の可愛い顔と綺麗なおっぱいがある。
俺はずっと興奮しながら、彼女と行為をしていた。
彼女の乳首や乳房を舐めてやると、彼女は可愛い声を出していた。
そしてずっと彼女を弄っていると、だんだんと絶頂に近づいてきた。
「あっ、でる!」
「うん。きて。」
そして汗ばみながら物凄い快楽とともに、彼女の中で勢いよく射精した。
「あっ、あっ、あつうい!」
彼女も嬉しそうに悶えていた。
彼女の中から逸物を抜くと、ゴムはベトベトだった。
そして彼女の可愛い顔を見ながら、これからもずっと一緒にいたいと思った。
-END-
『キリ(25歳・♂)』さんからの投稿です
ありがとうございます。
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