大学生のとき、朱里(じゅり/仮名)という同い年の彼女がいた。
大学1年の夏頃からずっと付き合っていた。
朱里は、小柄でウェーブのかかるブラウンの髪、色白で綺麗な瞳のとても可愛い女の子で、俺は朱里のことが大好きだった。
大学1年のクリスマスには、映画を見に行きそのあと俺のマンションに朱里を連れてきた。
一人暮らしを始めてから家に女の子を連れて来たのは初めてだった。
朱里と一緒にクリームシチューを作り、買ってきたチキンも食べて、いい雰囲気だった。
そして春が来て2年になり、朱里との関係はずっと続いていた。
俺はずっと朱里と一緒にいると思っていたが、朱里が夏からアメリカに留学に行くことが分かった。
7月末日には出国し、帰って来るのは来年の3月末日。
俺は悩んだ。
朱里と会えなくなる悩みもあるが、8か月も会えないまま関係を続けられるのか、また大学時代の貴重な8か月を待っているだけでいいのか・・。
だが、朱里は俺が本気で好きになった女の子だ。
望みは薄くても、俺は朱里に賭けてみることにした。
・・・
そして7月に入ったある日、俺は朱里と待ち合わせた。
「なぁ朱里。夏のクリスマスパーティーやらないか?」
「え?どういうこと?」
朱里は来年まで帰ってこないので、俺とクリスマスを楽しむことはできない。
また朱里は留学先でのクリスマスイベントがあることだろう。
そこで俺は、7月最後の土曜日に日帰りで行ける海岸にあるコテージを予約していた。
そこは冬にはクリスマスで使われることもあり、クリスマスツリーとかも用意できるらしい。
「だから、そこで夏のクリスマスをするんだよ!」
朱里は意外そうな顔をしていたが、
「うん。面白そう!!」
朱里は両親と住んでるし、留学の準備とかもあるので泊まりではなく日帰りだった。
・・・
そして、その日が来た。
俺と朱里は、電車で海と山に囲まれた景色を眺めていた。
「綺麗だねー!」
太陽に照らされた草木は瑞々しい緑で海風に揺れ、海面はキラキラと光っていた。
そして、目的地の駅に来て降りる俺たち。
駅を出て、丘のような高低差のある道を下り木々には蝉の声が響いていた。
10分程歩くと、海岸沿いにそのコテージがあった。
ログハウスのように木でできたお洒落な感じのコテージだった。
中に入ると綺麗で広い部屋があった。
「わぁ!いい感じ!!」
朱里は喜んでいた。
俺は冷房をつけると、コテージに用意されていたクリスマスツリーを準備し始めた。
「本当にツリーがあるんだね!」
朱里は俺と一緒にツリーを立てたり、飾り付けをしたりしていた。
オーナメントボールやベル、モールなど飾りは冬のものと同じだった。
朱里の方が飾り付けのセンスがよく、やっぱりこういうのは女の子に任せた方がいいなって思ったり。
他にもイルミネーションの飾り付けをしたり、絨毯を敷いたり。
部屋だけ見ると、本当のクリスマスみたいな雰囲気だった。
そのあとは、
「じゃあ、海に行こうか!」
「うん。」
クリスマスではあるが、俺たちは水着を持ってきていた。
俺はこの日のために買った海パン、朱里はビキニを身に着けた。
朱里のビキニは谷間が見えていたり、膨らみの形がビキニに現れていたり、なかなかの格好だった。
割と露出度の高い下半身もいい!
またポニーテールに結んだ髪もなかなか可愛らしい!
着替えたあと朱里は恥ずかしそうにタオルを羽織っていた。
そのあと、朱里とともにビーチへ。
そこには、カップルや家族連れがたくさんいた。
朱里は俺の手を握り、ずっと歩いて行く俺たち。
コテージから持って来たビーチパラソルを立てると、そこにレジャーシートや荷物などを置いていよいよ海へ。
俺は朱里と海に入っていった。
「わぁ!気持ちいい!」
海水は程よい温度で、波打つ感じが海に来たって気持ちにさせる。
俺たちは海を軽く泳いだり、波打ち際で海水をかけあったりして楽しんでいた。
俺の目の前には、ビキニを着たポニーテールの可愛い女の子。
もう最高の気分だった。
俺たちは海の中で波に乗りながら戯れていて、また水中で抱き合ったり。
水中で抱く朱里の身体もなかなかよかった。
朱里の柔らかい部分が俺の体に触れてドキドキしていた。
そのあとは、砂浜に戻りパラソルの下で少し休んだ。
そのあと俺は朱里と海岸の砂を団子状に転がして集める。
そして大きな砂団子の上に、少し小さめの砂団子を乗せて
「完成!」
2人で笑い合った。
目の前には、なんと砂でできた雪だるまがあった。
頭にはサンタの帽子を被せたりして、朱里は
「かわいい!」
と喜んでいた。
そのあとも海で楽しむ俺たちだが、日帰りなので長くはいられない。
海の中でもう少し楽しんだあと、片付けてコテージに戻っていった。
・・・
コテージに戻ると、シャワーに入り体を綺麗にする俺たち。
朱里も一緒で、朱里は恥ずかしそうにしながらも、ビキニを俺の目の前で脱いだ。
露わになる朱里の可愛らしい乳房や陰毛を剃ってある陰部。
俺の海パンも朱里に脱がされて、俺は半勃起していた。
そしてずっとシャワーを浴びる俺たち。
俺たちは砂を落とすとともに、ハンドソープで入念に体を洗っていた。
朱里は泡だらけの体を俺の体に押し付けて洗ってくれたり。
朱里の乳首の感触が触れてさらに興奮した。
そのあと、俺たちはバスタオルを巻いて部屋に戻った。
時間は4時で外はまだ真っ昼間のように明るかったが、帰る時間を考えるとそうゆっくりはしていられない。
俺たちはカーテンを閉めて少し部屋を暗くすると、クリスマスツリーやイルミネーションのコンセントを入れた。
すると、クリスマスのように輝くイルミネーション!
俺たちはベッドに腰掛けて向かいあった。
バスタオル姿の朱里は綺麗な裸に谷間の見えている胸元、バスタオルの膨らみ・・最高に興奮した。
そして俺たちは近づくと抱き合い、キスをした。
「あぁ、朱里!!」
俺たちは、濃厚に舌を絡めてずっとキスを続けていた。
さらにキスをしながら朱里の露出した肩や胸元に触れたり。
朱里も俺の股間をバスタオルの上から触れて刺激してくれた。
そのあと、俺たちはお互いのバスタオルを剥ぎ取り丸裸に!
イルミネーションは朱里の身体を彩っていた。
俺は朱里の身体に手を伸ばす。
朱里の小ぶりで綺麗なおっぱいを掴んだり、乳首を指で弾いたり。
朱里はいやらしく小さな声を出していた。
そのあと予め用意しておいたゴムを、既にフル勃起していた俺の逸物につける。
そして俺たちは裸で抱き合いベッドの中へ。
ベッドの中で俺は朱里を仰向けに寝かせて、朱里と抱き合い、そして挿入!
「あぁん!あっん!」
俺のペニスは朱里の暖かいヴァギナに包まれていた。
そして腰を振る俺。
朱里は
「あっ、あっ、あっ!」
とひたすら喘いでいた。
俺はひたすら朱里を掘り続けた。
俺は朱里のおっぱいを揉みながら、朱里の背中を抱いたり、尻を撫でたり。
朱里はとても気持ち良さそうだった。
朱里をずっと掘っていると、俺は絶頂に襲われた。
「あぁっ!出る!!」
「いいよぉ!いっぱい出して!!」
俺は朱里の中で暖かい液を大量に出した。
「熱い!あっつい!あっ、いい!!」
朱里から抜くと、ベトベトのゴムを朱里が剥がしてくれた。
ゴムの中には精液がたんまり溜まっていた。
朱里はゴムを近くのゴミ箱に捨てると、俺の精子塗れのチンコを美味しそうにひと舐めした。
こんな朱里の様子も堪らなく可愛かった。
・・・
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そのあと服を着て、俺たちはクリスマスツリーやイルミネーションを片付けた。
短いクリスマスだったなと少し寂しい気持ちにもなったが。
部屋を片付け終えると、6時になる前にはコテージを出た。
鍵を受付に返して、駅へ向かう俺たち。
外はまだずっと明るかったが、家族の待つ家に帰る朱里のためもう出ないといけない。
行きに通った坂道は、少し暗くなり蝉の声がわずかに聞こえ、少し寂しくなった感じがした。
田舎の駅のホームで電車を待つ間、ベンチで朱里は目を閉じて俺の方へ寄りかかっていた。
「朱里が留学から帰って来るまでずっと待ってるよ!」
「嬉しい!本当に?」
「俺には、朱里しかいないんだ。」
朱里は俺の方を向き、顔を見合わせてそしてまたキス!
俺たちは電車が来るまで、ずっとキスしていた。
そのあと電車が来ると乗り込む俺たち。
ボックス席に隣通しに座り、窓側に座る朱里が名残惜しそうに海を眺めるのを、俺はずっと見ていた。
これから何があっても、俺はずっと朱里と一緒だ。
もうすぐ沈みそうな紅い夕日を見ながら、俺はそう誓うのだった。
-END-
『36°C(39歳・♂)』さんからの投稿です
ありがとうございます。
よし!