俺は33才、独身、サラリーマン。
温泉マニアの俺は、全国各地の温泉を車で回っていた。
別にソレが目的ではないが、混浴の温泉に行ったこともある。
あるとき、山奥にある露天風呂の温泉での話。
ここは、全国でも有数の混浴の温泉として有名だった。
山の中の、川の近くで景色が抜群だし、また女性客もそれなりに来ると評判の温泉だった。
ネットでは、若い綺麗な女がいたとかいう噂がまことしやかに囁かれていた。
俺は脱衣場で服を脱ぎ、タオルで股間を隠しながら露天風呂に来た。
脱衣場の籠に入っている下着の時点で気付いていたが、露天風呂には男しかいなかった。
そりゃそうだよなと思いながらも、俺は掛け湯で体を流し岩風呂に浸かった。
温泉は程よい湯加減でとてもいい感じだった。
辺りからは鳥の声や川のせせらぎが聞こえたり、近くの山が見えていたり。
混浴でなくても来る価値は十分にある温泉だった。
男たちは、湯に浸かりながらじっとしていた。
男たちは俺以外に6人くらいいて、20代後半くらいのが一人いるが、大部分は40~50代のおじさんで、なかには70才くらいのおじいちゃんもいた。
男たちはなぜか湯から動こうとしなかった。
いくらいい温泉でも、長時間入っていると少し休もうかなとなりそうなものだが。
こんなふうにお湯の中でじっとしているのは、アレが目的だろうか。
女から見れば、まるでワニだな・・
まぁ、俺も人のこと言えないがww
・・
10分くらい経っただろうか・・あれから時間だけが過ぎていった。
女性客は一向に来ないし、湯に浸かっていた男たちの何人かが諦めたのか帰っていった。
湯には俺含め男が5人。
俺はもうしばらく待ってみた。
だが、さらに10分以上経っても何も変わらない。
やっぱり、女性客が来るなんてあり得ないよな。
来るとしてもせいぜいおばさんやおばあちゃんとかだろうと思い、ずっと湯に浸かり少しきつくなってきた俺はそろそろ出ようかなと思っていた。
すると・・
脱衣場の引き戸が開き、何と若い女性が入ってきた。
女性は手にハンドタオルのようなものを持っているだけで、一糸纏わぬ姿だった。
ドキリとする俺。
男たちはそれでも微動だにしなかった。
ふと男たちを見ると表情も変わらずじっとお湯に浸かったままだった。
ここで変な動きをして、女性に逃げられたら元も子もないからだろうか。
女性は掛け湯で体を流していた。
掛け湯をかけるときに、こちらには後ろ姿を向けていた。
女性は、一本結びにしているセミロング黒髪の若くて割と綺麗な体だった。
そのあと、女性は手で胸や股間を隠すようにしながら岩風呂に入ってきた。
女性が湯に入る瞬間、俺は景色を見て目を逸せていた。
他の男も女性をガン見したりはしてないようだった。
勿論、変な動きをしたら一巻の終わりだからだ。
女性は一言も喋らず、わずかな吐息が聞こえた。
女性の姿をはっきり見なくても、同じお湯に一緒に浸かっているという状況にドキドキしていた。
他の男も同じように微動だにしていなかった。
俺から見て女性は左横にいるため、俺が顔を動かせば女性に気づかれる恐れもあるためじっとするしかなかった。
それに対して、岩風呂の奥側に陣取っている男たちは、女性の後ろ姿をじっと眺めることができる。
俺は、場所を考えておくべきだったなと後悔していた。
しばらくお湯に浸かっていると、女性が立とうとしていたため、そろそろ出るのかなと思った。
勿論、女性が出たからといって何かできる訳でもない。
ささやかながら楽しい思いができたなと思った。
その直後!
岩風呂の後ろの方からドボン!と大きな音が聞こえた。
「大丈夫ですか?」
周りから大きな声が聞こえ、女性も後ろを向いた。
どうやら岩風呂の奥側で陣取っていたおじいちゃんがお湯の中で溺れたらしい。
おじいちゃんは男たちに抱き抱えられて、お湯から出され、掛け湯の近くの床の上に寝かされた。
「誰か、救急車!」
「僕、呼んできます!」
心配そうにおじいちゃんを囲む男たちと女性。
おじいちゃんは意識を失い、息があるかも分からない状況だった。
どうすればいいんだと思っていると、女性が
「私、蘇生します!ライフセーバーの資格があるので!」
そう言うと、女性は男性の胸に両手を乗せ心肺蘇生を始めた。
力強く何度もおじいちゃんの胸を押す女性。
女性とはいえ、まるで消防士のようなたくましさだった。
男たちは、ただその場に立ちすくしていた。
そして女性は胸を押したあと、気道を確保し人工呼吸をした。
女性は少しも躊躇せずにおじいちゃんと口を合わせていた。
すっぴん - 初回1,000円分無料で遊べます
そして何度もそれを繰り返す女性。
そのあと、担架を持った救急隊が到着しおじいちゃんは救助された。
そして、女性は救急隊に簡単に状況説明をすると、おじいちゃんは運ばれていった。
幸いおじいちゃんは命に別状はなかったらしい。
そのあと温泉は臨時休業となり、女性、男性の順に服を着てその場をあとにした。
・・・
温泉の駐車場の車に戻ってからそのときのことを思い出してみると、あのとき俺たちは全員すっぽんぽんだった。
勿論、あの若い綺麗な女性も同じだ。
女性はおっぱい丸出しでおじいちゃんに心配蘇生をしていた。
さらに綺麗な女性が、キスのように人工呼吸を見ず知らずの人にするなんて。
俺は女性の背後にいたから見づらかったが。
女性の正面側に立っていた男性は、どさくさに紛れて女性の体を見ていたんじゃないかって思ってしまったり。
さらに救急隊に引き継ぐときも真っ裸で対応していた女性。
そのときは女性はおっぱい丸出しで乳首や陰毛も丸見えだった。
そう考えると堪らなくなった俺は車を走らせ、山の中のひとけのないところに行くと、車の中であのことを思い出しながら自慰行為をした。
綺麗な女性の顔、白い綺麗な体、おっぱい丸出しで心肺蘇生をする様子、そして俺自身が彼女に人工呼吸をされるところを想像しながら、俺は下半身丸出しで妄想していた。
-END-
『アリゲーター(33歳・♂)』さんからの投稿です
ありがとうございます。
コメントを残す