会社で、あるプロジェクトが組まれて、半年ほど社外のスタッフと仕事をする機会があった。
おれは一目惚れしやすい質なので、こう云うときはすぐに好きになれそうな女の子を探す。
いや、その方が仕事に熱中できるってもんじゃないですか。
好きな女の子がいれば気に入ってもらおうとする。
気に入ってもらおうとすれば普通以上に頑張れる。
綾ちゃんは20代後半、165cm。
がっちりした体型。
胸なんて目立たない。
男の子っぽいんだ。
短い髪の毛つんつん立てていて、カッコイイ。
男前だ。
いやもちろん女の子なんだけど。
750ccのバイクに乗って、毎日やってくる。
おれもバイク乗りなんでね。
バイクの話から入ってすぐに仲よくなった。
綾ちゃんは仕事上では寡黙。
だけど、すごくよく動く。
自分の仕事でなくっても、誰より先に動く。
まあイベント関係なので、現場では力仕事も多いわけで、そんな時も重たい物を率先して運ぶ。
いい娘だ。
ますます好きになる。
ときどき一緒に力を合わせて重たい物を持ち上げたりしてね、
「お二人による初めての共同作業でございます」
なんてふざけたりして。
あ、ごめん、おれは30代後半。
妻子あり、だ。
不道徳なことですまんな。
あらかじめ謝っておく。
つつがなくイベント終了して、打ち上げだ。
楽しいけど、ちょっと寂しい。
がんがん酒が進むぜ。
綾ちゃんは、おくれてやってきた。
その姿!
なんと!
この半年、Tシャツ、ジーンズ皮ジャンでずっと過ごしていた綾ちゃんが、ひらひらしたブラウス、スカートで登場したんだぜ!
いやあ、会場、盛り上がった。
いやおれの股間もいきなり半勃ちさ。
一緒に働いてた連中の中には綾ちゃんを狙ってる男はいないようだった。
もっと他の、おんなおんなした女の子にべったりくっついたりしてさ。
うふふ、おまいらには、綾ちゃんの良さは判るまい。
で、おれと綾ちゃんは首尾よく隣同士になって、お互い手酌でがんがん。
二次会カラオケ、朝まで、肩組んで歌って。
綾ちゃんのがっちりした身体を組んだ肩ごしに感じてさ。
ちょっとどきどき。
イイ!
ああ、いい女だ。
お開き。
最後に朝日を浴びながらカラオケ屋の前で抱き合った。
少なくともおれ、嫌われてはいないみたいね。
「今度一緒にツーリング行こう。」
「はい、誘ってください。」
可愛いじゃないか。
何度かメールやり取りして、夏の終わり、信州方面へ行くことにした。
あっちにはおれが贔屓にしている温泉がいくつかある。
と云っても、高級温泉旅館とかじゃないよ。
24時間いつでも入れて、料金は寸志程度を料金箱に放り込めばいいだけの、無人の露天風呂だ。
近くには公園もあって、そこにテントを張れば、まったく快適な温泉逗留生活が、送れると云う訳。
それも殆ど無料で。
仕事してるときに、綾ちゃんがちょっと煮詰まって、
「あーもー、のんびりしたーい!誰かわたしを温泉に連れてってくださーい!」
なんて叫んでいたのを覚えていたからね。
「良い温泉あるよ」
って教えてあげたんだ。
東京から250kmくらい。
金曜日の夕方早めに仕事切り上げて、高速に乗る。
高速出口のひとつ手前のSAで綾ちゃんと待ち合わせだ。
実は問題が生じていた。
おれのバイクが、3日前に充電系統の故障で修理に出ていたのだ。
どうする?先に延ばす?と綾ちゃんに聞いたけれど、まあ休みも取ったことだし、この週末強行することにした。
で、おれは車だ。
イギリスの古いスポーツカーだから、屋根開ければバイクみたいなものだが。
SAで待っていると、派手な音をたてて彼女のバイクが入ってきた。
ホンダのちょっと古い空冷4気筒。
いい感じで年期が入っていて、タイヤも綺麗に端まで減ってる。
綾ちゃんは今日はぴっちりした皮つなぎだ。
こうやって見るとやっぱり女の身体してますね。
いいね、かっこいいじゃん。
彼女の荷物をおれの車に積んでやって、走り出す。
悪いけど車とバイクでつるんで走るのは全然面白くないな。
大人しく綾ちゃんの後を着いて走る。
彼女は連続するコーナを綺麗に身体を傾けてすり抜けていく。
夕暮れが迫り出した頃、目的地の、その無料露天風呂に到着。
まずはテントを張って(彼女もおれもツーリング用の小さなソロテントだった)、椅子テーブルランタンバーナセット。
ビールで乾杯。
のんびりお話。
ここの露天風呂はさっき云ったように管理人も誰もいない、24時間入り放題の処なんだけど、残念ながら男女の浴槽ははっきり別れていて、目隠しも完璧だ。
一休みしてからそれぞれお湯に浸かった。
……ちょっと熱い。
暗くなるにつれ、ちらほらほかのお客さんも入ってくる。
結構人気のスポットなんだ。
おれは先に上がって、夕食の準備。
ワインを冷やし、ちゃんとパスタを茹で、肉を焼く準備。
頑張ってるな、おれ。
綾ちゃんが上がってきた。
皮つなぎは勿論脱いでいて、いつもの白いTシャツに、ジーンズ、ごついワークブーツ。
でも湿ったままの髪の毛(いつものつんつんヘアー)、上気して化粧っ気のない顔が、なんだか色っぽい。
やっぱこの子、良い娘だわ。
また乾杯。
ゆっくりワイン飲みつつ、食事。
あー、いーねー、和むわー。
「混浴かと思ってましたー。」
「え?あ、云ってなかったっけ?ここはちゃんと男女別れてるの。え?あ?なに?混浴の方がよかった?」
「そんな、そんな~。良いお風呂でしたっ!」
「ここからもうちょっと山へ上がるとね、そこにはもっとでかい、混浴の露天風呂があるよ。そこも無料(つーか寸志ね)。川沿いの岩風呂でね。ここよりもっとぬるいから、いくらでも入ってられるよ。あとで行く?」
「えー?でも恥ずかしいし~」
「普通みんなタオル巻いてるよ~。女の子は。まあ、もし良かったら、ね」
深追いはしない。
良い気持ちで飲み続けて、酔っ払って、またおのおの露天風呂に浸かって、今度は壁越しに声をかけたりする。
「おーい、眠ってない~?」
とかさ。
「はーい、起きてますよ~。齋藤さんは~?」(あ、おれ齋藤です。仮名ですけど)
「あー、もー、気持ちいーですよ!」
とかさ。
ほかの客もいるのに。
迷惑な酔っぱらいだ。
上がってまたビール。
綾ちゃんも盛り上がってる。
「今日はほんっと楽しいですっ!来て良かった!温泉最高!」
「よし、じゃあ次、上(さっき云ってた川沿いの混浴露天風呂のことです)行こう!」
「えー、お酒飲んでるしー」
「だいじょぶ、こんな時間、こんな処にお巡りさんいないから。」(って酒酔い運転駄目ですよ<ネタですから)
おれの車で、山を駆け上がる。
運転しながらちらちら綾ちゃんの方をうかがう。
お酒とお風呂で上気した頬、湯上がりの淡い石鹸の香り、あー、おれ理性飛ぶな。
確信した。
肩をそっと抱いてみる。
こっち見てにこっと笑う。
上の露天風呂は22時すぎには照明が消えていて真っ暗だったけれど、星明かり透かしてみると数人の影が見える。
何組かの男たち、あと一組のカップルらしい影。
綾ちゃんは、大きなバスタオルで厳重に身を包んで脱衣場から出てきた。
他のグループと、微妙な間隔を置いて肩まで浸かる。広い浴槽なんだ。
「あー、気持ち良い~」
「ね、来て良かったでしょ?」
「結構ほかのひと達、いるんですね」
「ねー」
みんなひそひそと、小声で会話している。
おれは勿論綾ちゃんの、バスタオルの中が気になってしょうがない。
むっちりした胸の割れ目に食い込んでいる白い布地が、いらだだしいったらありゃしない。
「ねーねー、齋藤さん、あれ。」
小声で綾ちゃんが、カップルの方を目で指し示す。
5mくらい離れた処の男女が、(女性は勿論バスタオル完全ガードなんだが)なにやら妙に密着している。
男の膝の上に、女の子が座っている感じ?
後ろから男が抱き抱えてる感じ?
あ!
女の子が振り向いてキスした!
「あ!」
綾ちゃんの小さな声。
「あ、……ねー」
おれもなんて言ったらいいのか。
見て見ぬふり。
でもしっかり見ている。
暗くて顔や年格好まではよく判らないのだけれど、身体の動きは何となく見て取れる。
あんな体勢で、まさか挿れてはいないだろうけれど、女が後ろ手に男の股間をまさぐっている?
男は後から女のバスタオル内に手を入れ、乳を揉み、多分太腿の間に指をはわせている感じ?
そして身体をくねらせてディープキッス。
さざ波がこっちまでやってくる。
おれは会話に困っている。
どう口を開いても不自然な感じ。
「ねー」
お湯の中で手を伸ばして、綾ちゃんの手を探す。
見つけてきゅっと握る。
「ねー、ねー」
「どうしたんですか?」
ちっちゃな声で、悪戯っぽく綾ちゃんがおれの方を見る。
「変な感じ。あんなの見てたら、変な感じ」
バスタオルに包まれた綾ちゃんの身体が、側にあるだけで、40%勃起。
カップルの行為を見ているだけで、80%血流充填。
どきどきしながら綾ちゃんの耳もとで喋っていたら、何だかもうエネルギー充填100%近い。
「綾ちゃん可愛いし」
軽く手を引っ張って、綾ちゃんの身体をこっちに寄せる。
お湯の中、軽くなった綾ちゃんが、ふわりと浮いてこっちに近づく。
バスタオルの腰に手を回す。
密着させる。
綾ちゃんがおれの肩にしなだれかかってくる。
OK?ね。
そっと、バスタオル越しに、胸を下から持ち上げてみる。
予想以上のボリュームだ。
「あん」
綾ちゃんは小さく声を出し、こっちを向く。
困ったような目、半開きの唇。
キスした。
綾ちゃんはいきなり舌を入れてきた。
絡めあう。
右横に座ってる綾ちゃんに手を回し、右手はおっぱいをまさぐる。
左手は深く水面下で、バスタオルの端から奥へと潜入を図る。
舌を絡めあっている。じゅるじゅる唾液の交換。
歯茎をしゃぶり、唇をかみ、尖らせた舌を彼女の柔らかい舌に突き入れる。
「ん、ん!」
びくんびくんと体を震わせて、綾ちゃんは反応している。
おれの股間に手を伸ばしてきた。
軽く握られる。
ぎゅっと握られる。
大きさを確かめる様に、くいっくいっとゆっくりストロークさせてくれる。
おれもう120%MAX。
温泉最高。
口を離す。
顔を近づけたまま囁く。
「わたしもちょっと変な感じ……」
「ていうか、握ってるし~」
「あ、斎藤さんだって、触ってるし~」
おれの左手はお湯の中で、バスタオルの裾をはだけさせ、みっちりした太腿の間の柔らかい部分に押し当てられている。
優しく指を動かす。
「あ、あ、あ、あ、駄目ですって!」
バスタオルはもう胸の部分もはだけてしまった。
お湯の中でゆらゆら揺れている。
星明かりの中で見え隠れする綾ちゃんの白いハダカ。
こねるように揉み扱かれて形を変える豊かなおっぱい。
太腿を半開きにしたまま、おれの指の侵入を許している黒々とした股間。
良い景色です。
そっと辺りを窺う。
綾ちゃんはもう周りのことなんか見えてなくて、べろべろとおれの舌に絡みつきながら、必死でしがみついてくる。
左手で、おれの勃起したちんちんを扱いてくれている。
「んー、んー、んん!」
大丈夫かな?
誰かに見られてないかな?
さっきのカップルは、と見てみると、あっちは更にエスカレートしている、様に見える。
男が半分立ち上がって、完全に女の背中にのしかかっている。
激しく両胸を後から揉んでいる。
女はなんか中腰で、身体前傾させて顔がお湯の中に浸かる寸前。
自分の手を口に当てて、声が出るのを必死でこらえている風情。
二人の身体がゆらゆら揺れている。
あれはもう挿れてるんじゃないの?
すごいなー、いくら暗くて顔も見えないとは云え、人前であそこまで出来るかー。
おれはちょっと冷静。
でも下半身は綾ちゃんの手の中でますます反り返り、こんなに激しく勃起したのは久しぶりかも。
やっぱ、お酒と温泉で血流量が普段の1.25倍くらい増量中(当社比)。
綾ちゃんとキッスしながら、よいしょっとお尻に手を回し、お湯の中でお姫様抱っこ。
こちらの脚の間に抱き抱える。
相変わらずべろべろと舌を絡めながら。
男たちのグループは馬鹿負けした感じ?であっちの方を向いている。
無視してるふりしながら、必死でこっちの様子を窺っているんだろうけれど。
綾ちゃんの白いハダカ。
おれの腕の中で抱かれて、お湯の中にゆらゆらと蠢いて見えるそれを、しげしげと観察する。
がっちりした肩幅。
しっかり張り出したおっぱい。
だけど胸全体はバストというより胸囲、って云った方がいい感じだな<なんだそりゃ。
腰のくびれは、ない。
お尻は全体としてはちっちゃい。
だからなおさらくびれが、ない。
これはちょっと残念だったが。
でもまあ、おれはそんな女の子っぽくない身体が、逆に良いのです。
思ったとおりで、嬉しいんです。
働き者で、男っぽくて、普段仕事してるときは「おんな」なんて感じさせない綾ちゃんが、丸裸になっておれに抱っこされてあんあん喘いでいる。
そのギャップが堪らんのです。
あっちのカップルはもう何が何だか判らなくなって絡み合っている。
溺れなきゃいいな、とおれは思う。
あぐぅ、あぐぅ!なんて海の動物みたいな声を洩らして、おんなが悶えている。
おれはお風呂の中では挿れる気はしない。
なんかほら、お湯が入りそうでいやだし、せっかくのぬるぬるが洗い流されちゃって気持ちよくない。
それにどうせなら、しっかり舐めてあげてから、またしっかり舐めてもらってから挿入に至りたい。
だから触りっこだけで充分。
今はね。
お尻の方から綾ちゃんに指を入れてみる。
綾ちゃんはくーーーっと反り返り、喘ぎながらゆっくり腰を前後させる。
温かいお湯の中でも、綾ちゃんのあそこから湧き出てくるぬるぬるは、全然違うね。
よく判る。
ゆっくり指をまわす。
こりこりしたところを連続して刺激する。
面白いように綾ちゃんは反応してくれる。
「綾ちゃん、普段は男の子みたいなのに、えっちなんだね」
小耳もとで囁いた。
「あ!ん!……いじわる」
彼女の手がまた伸びて、おれの勃起したものを掴む。
さっきよりもっと激しく、扱いてくれた。
またキッス。
男たちのグループが先に上がり、今は俺たちともう一方のカップルだけになっていた。
もう全然見て見ぬふり。
なんだか我慢大会だ。
あっちも、あんまり激しく動けないからだろうか、男がイッっちゃた様子はない。
今はおんなが正面から男にしがみついて、じっとしている。
入っているのかな?
よく判らん。
根負けして、俺たちは先に上がった。
お湯の中でひらひらしていたバスタオルを改めて綾ちゃんの身体に巻きつけて、先に脱衣場に行かせる。
おれは最大限に勃起したままのちんちんを剥き出しにして、湯船から出た。
いいじゃん、誰が見てるわけでもなし。
つーかカップルのおんなの方にはちょっと見せつけたい気分。
いや別に大きさ自慢してるわけじゃないのですけれどね。
俺たちが上がったら、晴れて二人っきりになれるこのカップル、きっとこれから身もふたもないセックスに溺れるんだろう。
面倒臭いことだがもう一度服を着て、人間に戻って、車に乗り込む。
ドアを閉めてすぐに綾ちゃんと抱き合った。
キスをした。
もう誰も見ていないから安心。
情熱的に舌を絡めあって、もう一度気持ちを高める。
触りながら、触ってもらいながら下の露天風呂まで走る。
ああ、もう堪らないぜ。
早くまた綾ちゃんを丸裸にして、今度は存分に、味わいたい。
挿れたい。
二人分の空っぽのテントが寂しげに並んでいる公園に着いて、テントから寝袋を取ってくる。
さすがに薄っぺらいテントの中で、全裸になって抱き合う気はしない。
それはあまりに無防備というものだ。
ちっちゃなクルマだけれど、なんとかシートをリクライニングさせて、あちこちに詰め物をすればフラットな寝床を作ることが出来る。
キャンプマットを敷いて、寝袋拡げて布団代わり。
まるでおいら、巣作りをする雄鳥みたいだな。
今さらながらおれ、バイクが壊れてくれて幸いだったな、とか、思っている。
さあ出来た。
今夜のベッド。
シフトレバーにだけは脚をひっかけないようにね。
助手席に、ちょこんと座っている綾ちゃんを引き寄せる。
「おまたせー」
いきなり押し倒す。
Tシャツを捲り上げてべろべろ舐め上げる。
おお!
つやつやの黒いブラジャー。
今さらだが。
改めて興奮。
ぐいぐい揉み上げる。
もしかして勝負下着?
綾ちゃんも期待してたの?
脱がすの勿体ないから、そのままにして揉み扱きながら、今度はジーンズを脱がす。
やっぱりつやつやの黒いショーツが見えてくる。
イイ!
狭い車内だから綾ちゃんに協力してもらわないと、うまく脱がせられない。
よいしょよいしょとジーンズを剥く。
これでやっと、黒いブラ、黒いショーツ姿の、綾ちゃん出現。
肌はまだ、温泉の温かさをそのまま保っているかのように熱い。
ピンク色だ。
くいっとひざを曲げさせ、おれは正面からショーツの真ん中に顔を埋めた。
ああ、石鹸の匂いだ。
温泉の匂いだ。
それから女の子の匂い。
そこの形が露になるように、たっぷりと唾液を送り込み、ショーツをぬらす。
おれの背中をかきむしるようにして、綾ちゃんは身体を反り返らせている。
そろそろいいよね、と、ショーツと太腿の間に指を入れ、隙間を作る。
黒々とした陰毛。
しっとりと濡れている。
あ、言い忘れたけど、これらの行為は車のルームライトの、ほの暗い光の下で行われております。
おれは全部脱がすより、横から隙間を作ってそこをさらけ出していく方が好きだ。
無理やり引っ張ってね。
無理やりその隙間に舌を押し込む。
ああ、やっと綾ちゃんのこの、ぬるぬるしたところを味わうことが出来た。
おれの舌はわがままな小動物のように、勢いよく、綾ちゃんの中に入り込もうとする。
舌の根元が痛くなるほど、長く長く突き出して。
あーーん、あーーーん、鳴くように、泣くように綾ちゃんは声を殺して喘いでいる。
じゃ、全部脱がせましょう。
お尻を浮かせ、黒いショーツをするりと抜き取る。
いや、あそこから糸を引くように、ほかほかのショーツがぬるりと剥き取られた感じか。
今度はブラ。
これもただ外すのは勿体ないからね。
わざと上にずらして乳房剥き出しにして、思いっ切り舐め上げる。
薄茶色の乳首がぷるぷる歪む。
やっとホックを外して、綾ちゃん全裸完了。
さっきも見てるんですけどね、やっぱり脱がせていくのっていいですね。
格別の、征服感がある。
そこら中を舐めまくる。
ほんと温泉に入ったばかりのセックスはいいですよ。
嫌な匂いは全然しない。
おんなの、良い匂い、良い味わいがするばかりで。
横たわったままの綾ちゃんをM字開脚させる。
むしゃぶりつく。
「あ!あ!恥ずかしい、あ!」
びくんびくんと痙攣しながら上へ逃げていく。
でも狭い車の中だからそれ以上は動けません。
まるで昆虫採集の虫ピンに刺された蝶々みたいに、おれの舌は綾ちゃんを突き刺して、動けなくしてやるんだ。
口を押えて、声を殺している綾ちゃんが可愛い。
「感じていいんだよ、声出していいんだよ」
舌の動きにハイスパートをかけてみる。
「あ!ふぅぅぅ!!!!」

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変な声を出して、きゅーっと身体が収縮した。
良い感度してるよ。
綾ちゃんは。
はぁはぁ喘ぎ続ける綾ちゃんに少しだけ休憩を与えて、今度はおれを握らせる。
上半身を起こして、綾ちゃんの方を見る。
潤んだような目でおれを見て、それからおれのちんちんを見て、ゆっくりと顔を埋めた。
ぬるりと、熱くてねばねばしたものに、おれの股間が包まれた。
ゆっくりと、深く含み、それから引き抜く。
亀頭の周りを締めつける処まで唇を引いて、それから勢いつけて、首を揺らし始めた。
「んんん、んんん!」
ちゅぷちゅぷと、嫌らしい音が聞こえる。
締めつけ感とぬるぬる感と、口の中のどこかに当たるざらざら感が堪らない。
ああ、おれが過去に経験した内でもベスト3に入る上手さだ。
全神経下半身集中。
あんなに男の子っぽくって、働き者で、頑張りやさんの綾ちゃんが、一体どこでこんなに上手なフェラチオを覚えたのだろう。
おれはちょっとだけ、綾ちゃんに性を教え込んだだれかに嫉妬する。
「……顔を見せて」
おれは絞り出すような声でお願いした。
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