去年の冬の初め頃の話です。
当時、付き合ってた子が居た俺なんだけど、全然うまくいってなかったんですわ…。
そんなこともあってか、ちょっと疲れ気味になっていて…ちとフラつく時があったんですわ。
で、実は俺はその彼女の影響でコスプレにはまってまして…。
次の日にイベントが有ることをすっかり忘れていて、彼女と共通の友人にネクタイと包帯を借りることになったんですわ。
その友人とは家が近いこともあり、深夜11~12時頃に渡してくれるように頼んだ。
その子は一個下の女の子。
でも成人したように見える…。
仮に名前は綾としておきます。
綾に小道具を借りた後、一時間ほど最近の回りのことを話し出した…。
「先輩さあ、最近どう?」
と綾が切り出してきた。
「どうって…理沙(俺の彼女の仮名)とは全然進展が無いなあ…」
綾とは中学校が同じ事も有り、俺のことを先輩と言う。
「ふ~ん、先輩さあ…もっと強気に出てもいいんじゃない?ちょっと束縛するくらいで…」
しかしそんな事が一番嫌いな俺。
「ん~、俺はそんなことは嫌いだし、第一できないよ…」
しかし綾は
「理沙ねえ、先輩にもっと引っ張って欲しいらしいよ?」
しかしそう言われてもイマイチ軽い束縛の意味が分からない。
考えているうちに綾が意味の分からないことを言って来た…。
「なら先輩さあ、ヤオイって分かる?」
分かるも何も、彼女はその手の本が大好きだから痛いほど分かる。
「何だ急に!?」
「ヤオイってさあ…攻めが受けに対して軽い心の束縛をする話が多いんだぁ…ちょっとやってみる?」
何をだ…と考えるうち、綾が俺の後ろに来て、パーカーの中に手を後ろからつっこんだ…。
綾のマンションのロビーで座りながら話していたことも有り、俺は
「ちょ、ちょっと何するんじゃ!?」
と恥ずかしくなってしまった。
綾「先輩さあ、受けみたいでさ…イジめたいって思ってたんだよね~」
ヤバい、綾の目の色が変わった…。
抵抗しようとした次の瞬間、綾の手が俺の乳首まで来ていた…。
俺は元来感じやすい性質らしく、そんなことをされると腰が砕けて力が抜ける。
ましてや疲れていたから抵抗のしようが無い。
「うわ…先輩可愛い声出してる…」
その時、俺は艶っぽい声を出していた…
「綾、お願いだからやめてくれ…っつ…」
「ありゃ、先輩まさか…本当に受けなのぉ?もっとイジメちゃお~」
首筋に手を伸ばしてきた綾、おもむろに首回りをなで上げてきた。
本当に何も抵抗ができなくなってきた俺。
艶っぽい声がマンションのロビーに響く…。
「よ~し、下はどうかな~?」
もちろん下だってヤバいことになっているのに、触ってきた…。
「うわ、おっきい…ねえ先輩、イカせていい?」
その頃になると彼女への申し訳なさが出てきた。
「俺には理沙がいるんだよ…頼むからやめてくれ…」
「あっそう。やめていいの?先輩が苦しくないのぉ~?」
確かに俺の全身が熱い…。
そしてつい
「お願い…」
とねだってしまった。
「んじゃあいくね…」
綾は俺を後ろから包み込むようにパーカーの中に左手をつっこみ、右手でカーゴパンツ越しに下をこすってきた…。
「あ…ん…ッツ!」
その時ほど頭の中が真っ白になったことはない。
俺は下を向きながら、うなだれるしかなかった。
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「先輩さあ…可愛いなぁ…」
言葉責めと乳首責めもあってか、直に触られていないのにイキかけていた俺…。
「綾…俺…イキそ…」
涙目になりながら言う俺をみて綾はさらに興奮したようだ。
「イッて良いよ☆」
そう言いながら綾は笑うとこする速さを速めてきた…。
「っ…んっ!」
イッてしまった…。
パンツの中が湿っているのが分かる。
そして冷静に考えてみた。
息が荒くなりながら
「綾…これって浮気だよな…」
と泣いてしまった…。
そんな俺を見てか綾も素に戻った。
「先輩…ゴメン…」
これは一時のお互いの過ちと言うことで話がついた。
それからと言うもの、綾にはまったく恋愛感情は無く、今は別れてしまったが、彼女には男らしさを見せられた…と思う。
彼女と別れて以来、この話は綾とはしていない。
でもまだまだ男として未熟な頃の俺の、将来笑い話にでもできたら嬉しいです…。
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