初体験が親友とだった。
その子とは幼稚園~中学まで(中1の時を除き)同じクラス。
気が強く、しっかりした子で、気が弱く不器用な僕は幼稚園の頃から助けられてた。
その子(以降A子)は小学校の終り頃から不良グループに入ってしまい、一緒に遊ぶ事はなくなったが、その後も僕には優しかった。
僕が虐めに合わなかったのも、今思えばA子のおかげだったと思う。
中3になって僕にも彼女が出来た。
彼女(以降B子)との約束で「二人が高校生になったらHをする」事になっていた。
卒業式の数日後にA子が何年振りかで遊びに来た。
僕はA子に
「こんどB子とやるんだけど、童貞なので不安だ」
みたいな話をした。
するとA子は
「私が教えてあげようか?」
みたいな事を言った。
その口調は、幼い頃から何かと僕を庇い助けてくれた幼なじみのA子のままだった。
瞬間いろんな事を考えた。
A子の彼氏(以降C=クラスの番長格)への恐怖、B子へのすまない気持ち、SEXへの欲望、純粋な学習意欲・・。
しかしA子の
「B子とCには内緒」
の言葉が僕を決心させた。
その時
「どうせB子は経験豊富なんだろうから、遠慮する必要ない」
と思ったのも事実だった。
『翌日A子の家で』と言う約束をした。
その日はなかなか眠れなかった。
翌日昼過ぎにA子の家に行った。
A子は元々美人なのにわざとケバイ化粧をしているが、その日は可愛い化粧をしていた。
順番にシャワーを浴びて、バスタオルを巻きベットに入った。
しばらく抱き合ってキスしてから、A子の指示でタオルを取った。
初めて見る女性の体はとても綺麗だった。
その後もA子の指示通り行い、僕は無事初体験を終える事が出来た。
ただ今にして思えば終始僕をリードしフェラも上手にこなすA子が、いざ挿入の時少し手間どったのと、瞬間痛そうな顔をしたのは不自然だったのだが。
そのときは僕が下手なせいと思い
「大丈夫?」
と聞いたのだが、
「何でも無い」
との返事だった(凄く我慢強い子なのです)。
しばらく脱力状態で抱き合っていたが、起き上がって気付くとA子の足とシーツが血だらけだった。
僕は驚いて
「どこか怪我させた?」
と聞くと、A子は布団であわてて隠し
「見ないで」
と言った。
そして少し笑いながら
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「本当はCとはまだフェラまでしかしてないんだよね。私も卒業してからあげる約束してたから」
と言った。
事の真相を知って驚いた僕は彼女にあやまり、混乱しながらも
「責任をとる」
みたいな事を言ったけど、Aは
「彼女を大切にしな。いつまでも私に世話を焼かすなよ」
と言い、Cの事も
「あんな奴でも私の事は大切にしてくれるから、今日のことは絶対に内緒だよ」
と言った。
ついでにA子の話によれば、僕達は初A・初B・初一緒に入浴の相手らしい。
幼い頃の事で僕は覚えてないが。
A子とは今でも年に1回ぐらいは会う。
僕は高校大学と運動部に所属し見違える様に逞しくなったし、それなりの企業に入ってバリバリ仕事もしている。
婚約者もいる。
A子は1度離婚し、今は水商売をしている。
しかし二人で会えば、しっかりものの姉?と駄目な弟?の関係に逆戻り。
僕にとっては大恩人だし、ある意味恋人以上に大切な親友。
困った事があれば、全力で力になってあげたい。
今の所、下心は全く無い。
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