それはある夏の真夜中のこと。
いつもの週末のように酒を飲みに行き、そろそろ帰ろうかと歩いて駅前に向かっていた。
駅前大通りを向こう側に渡るのに横断歩道で信号待ちをしていると、反対側でやはり信号待ちをしている女が目に入った。
それとなく様子をうかがっていると、酔っぱらってやっと立っているような状態に見えた。
信号が青になりお互いに歩き出す。
その女は片手にバッグをもう一方の手にレジ袋を下げてフラフラと私の方に向かって来る。
歳は40代中ごろか、身なりは上にブラウス、下はズボンで決して高級品ではなく安っぽい感じである。
すれ違いざまに顔を見ると、どちらかと言うとブスで体つきはいかにも中年のオバさんという感じであった。
足取りも怪しく、私は尾行してみようと思い。
少し距離を取りながら後をついて行った。
女は、持っている荷物も重たげにフラフラと歩いて行く。
10分ほど歩いただろうか、繁華街を抜けた静かな住宅街の4階建ての古めかしいマンションに入っていった。
私は、そっとマンションの入り口を覗いてみると、女は入り口から少し入った所でうずくまっている。
私は、マンションの入り口に入り
「もしもし、どうしましたか?」
と聞くと、女はボーっとした表情で
「だ、大丈夫です」
「ちっとも大丈夫でなさそうだよ。ここの何階なのそこまで送っていくよ」
「大丈夫」
と呂律の回らない言葉を繰り返す。
「ずいぶん飲んだようだね。こんなに飲んで、こんな所にうずくまっているなんで、なにがそんなに悲しいことや、寂しいことがあるの」
とやさし気にうずくまっている女の肩を抱く。
女は、コターッとして、私に体をあずけて来る。
「部屋まで送って行くから、何階なの?」
「3階…」
私は、女の後ろから両脇に腕を入れ立たせる。そして肩を貸す形にして、階段を一歩ずつ上がって行く。
3階の踊り場について
「この部屋?」
と聞くと女は
「娘がいるからここでいい」
と言う。
「娘って何歳」
「20歳」
こんなオバさんより20歳の娘のほうがいいなと思いながら
「こんなに酔っぱらってもう少し酔いを醒ましてからの方がいんじゃない?」
女は、いいとも、悪いとも言わないで、私にもたれかかるようにしている。
「この上の屋上に行けるかな?」
女「多分」
また肩を貸すというより、抱きかかえるようにして階段を上り、屋上に通じるドアにたどり着く。
幸いカギはかかっておらず、屋上に出るとそこはコンクリートに塩ビでコーティングしてある床だった。
真夜中とはいえ隣のライ〇ンズマンションからの光が漏れていて、この屋上はほんのりと明るい。
そっと女を床に寝せて、
「ここで少し休んでから帰りなよ」
と言って、私も彼女の横に体をつけた。
しばし、二人で夜空を眺め、二人の息が整ったころ、女に腕枕をして恐る恐るキスをしてみた。
女は抵抗しなかった。
舌を女の唇から入れてみると、女も舌をからめてくる。
「こんなことは久しぶり?」
女はコクッとうなずく。
ブラウスの前ボタンをはずし、胸を揉んでみる。
「はっはあーっ」
ブラジャーを下から上にまくり上げると、生の乳房がボロッと出た。
中年のボリュームはあるがやや張りを失った柔らかい乳房、大きめの乳首に吸い付き、舌でレロレロしてあげる。
「き、気持ちいいい」
「こんなことをしてくれる旦那さんはいないの?」
「いない、はぁーっ」
しばらく乳房を愛撫したあと、女のズボンのファスナーを下げて脱がす。
女は抵抗しない。
ショーツに手をかけて下げようとすると
女は
「あっ、そこはダメ」
かまわず、ショーツのゴムのところから陰部に手を入れる。
少ない陰毛を撫で付け、その下の割れ目に指を進める。
割れ目からはネトネトとした物が溢れている。
割れ目を指で擦ったり、戻したりを数回繰り返す。
おそらく、トイレでの残り尿や淫液や汗で、女のマンコは匂っている。
さすがに舐めることは躊躇する。
「ダメ、ダメ」
「ダメたって、ここはこんなに濡れているよ」
と言いながら女のショーツを脱がせ私もズボンとパンツを脱いで、勃起したペニスを彼女に握らせた。
「ああ、久しぶり、凄い、硬い」
お互いにお互いの性器を愛撫する
「ハッ、ハッ、ハッ」
と漏れる喘ぎ声
「チュッ、チュッ、グチャ」
とお互いに唇を吸いあう
「入れるね、足を開いて」
彼女の股の間に私の体を入れて、ペニスを彼女のオマンコにあてがう。
そこは私の指によってすでにグショグショ状態。
スルッと挿入完了。
「アッ、アッ、いい~っ」
ピストンを繰り返すほどに、喘ぎ声が激しくなり
「久しぶり、あなたのが熱い!」
女の首筋に手を回し、激しくキスをしながら腰を叩きつけるように動かす。
広告コード「444801」入力で6,000円分無料ポイントがもらえます
女も腰を浮かしたり、両股で私の腰を強く挟んだりして
「アッ、アッ!」
息が荒くなり、入っている私のペニスを膣が小刻みに締め付けてきて、やがてピクピクと痙攣してきた。
私も我慢ができなくなって、ペニスを引き抜き、女の陰毛とお臍との間に思いっきり射精をする。
「はぁー、はぁーっ」
二人の荒い呼吸。
女の太ってブヨブヨの腹部から、放たれた精液が流れる。
「中に出すと、もしかしてということがあるから、外に出したからね」
と私。
「ありがとう」
と女。
「じゃあ、脱いだ服を着て下に行こう。送っていくから」
「ここで、このままでいいです。あなた一人で行って」
「それでいいの?大丈夫?」
グッタリしてよこたわっている女に別れのキスをして、彼女を残したままマンションを出た。
名前も、年齢を、職業もなにも分からないまま、行きずりの情事は終わった。
–END–
『吾一(39歳・♂)』さんからの投稿です。
ありがとうございます。
コメントを残す