前回の体験談はコチラ
「話があるから放課後会えないか」
斉藤さんはもう話すことはありませんと一度は断り、最後に
「もう一度だけ会って、はっきり別れたことを伝えよう」
と思い、彼の言う通り会うことにしたのだそうです
放課後、自転車置き場で待ち合わせた彼は
「二人だけになろう」
と、彼の所属する部活の部室に連れ行きました
部室で二人になると、彼は
「もう一回付き合おう」
と説得してきたそうです
しかし、彼女にその気は全くないことが分かると、あるモノを斉藤さんに見せたそうです
一本のビデオテープ…
「お前としたこと撮ってたんだぞ、タビングして他の奴に売ってやろうか」
…まだ慣れない男性の肉塊を突きこまれ身をもだえる姿か
…自分の意識に反して噴出する大便に涙混じりの悲鳴を上げる姿か
その時の彼女には、それが単なる脅しである可能性には全く考えが及ばず、泣きながら彼に
「そんなことしないで下さい」
と頼んだそうです
「ここでやらせろ」
斉藤さんは彼の要求に応え、自らの体を差し出したそうです
彼との行為が終わり、それ返して下さいとすがる彼女を後目に、彼は他の部員数人を呼んできました
「こいつらも溜ってるから抜いてやれよ」
彼女に有無を言わさず数人の部員のモノを手でしごかされ、その精液を受けることになったのだそうです
「これやるから黙ってろよ」
彼は部員に千円札を一枚ずつ出させて彼女に渡し、斉藤さんは部室から出され解放されたそうです
その日から度々部室に呼び出され、しばらくすると上級生だろう見知らぬ男子生徒に
「金を出せばやってもらえるんだろう?」
と廊下で呼び止められるようになったそうです
その度に彼らは
「テープの話は聞いてるよ、俺も見てみたいけどね…」
とその存在で脅したそうです
元彼が自分の友人たちに誇らしげに話したのでしょう
彼女はセックスだけは強く拒み、その度に早く終わらせようと必死に手でしごいたそうです
彼女は一年の時から選抜クラスだったので、国立やレベルの高い私大狙いなんだろう…、一年で選抜からころげ落ちた私は勝手にそう思い込んでいました
彼女はホテルマンになる為の専門学校に行きたいと教えてくれました
最初は海外にある学校を受けようと両親に相談したそうですが反対にあい、それでもせめて国内のそういう学校を探して入学できれば…と考えていたようです
斉藤さんは男子生徒の要求に応えお金を渡されながら、
「これは進学の為のお金を貯めるためなんだ」
と自分に言い聞かせたそうです
それと同時にそうした行為に慣れてきた自分に幻滅し、ひどく落ち込んだそうです
「こんな学校生活がずっと続くのかな…」
そう考えて過ごしているうちに夏休みが迫り、その頃には元彼や上級生の要求はまるで飽きられたようにほとんどなくなったのだそうです
彼らの要求が続いていた後半の頃、自分には逃げ場がないという思いと、自分に言い聞かせた目標のためだという思いが混じり、何が自分の本当の意思かわからなくなりながら、私が初めて彼女に求めた時のように自ら
「貰えますか」
と要求するようになっていたそうです
「出来る限り元気に振る舞って、自分からお金を要求することでどうにかこの生活に耐えられるって思ったから」
斉藤さんはそう振り返りました
そう話す彼女はいつもの弱々しい姿とも、校内で見かける優等生そのものの姿とも違って見えました
元通りの生活が戻ってきたはずの夏休みを終えて学校が始まりしばらくして…
また彼女は男子生徒に呼び止められました
私が最初に噂を聞いた友人だったそうです
これまで上級生ばかりで初めての同級生にかなり動揺したそうです
「もう来ないと思ったのに…」
それでもいつものルーチンワークのようにこなし、すでに男性がどうすれば早く絶頂に達するか自分なりに考えるようにさえなっていたそうです
そんなことでも彼女は端正な顔を恥ずかしさに歪めることなく話ました
一人目の友人はそれっきりで、その次が友人のA
よくよく考えると最初の友人も、私たちのグループの中にいた友人も斉藤さんの元彼と同じ部活で、噂は思ったほど広がってないんじゃないかと私は思いました
事実、最後に来たのが私だったのです
「また同じようなのが来たと思ったんだ…」
彼女は正直に
「うん」
と答えました
が、ここまで何度も要求してきたのは私だけだったそうです
臆面もなく言われ、私は顔が真っ赤になるのを覚えました
最初の頃はこれまでの男子と同じようにひとしきり楽しませて早く終わらせようと考えていたそうです
ただ何度か接している内に、これまでの高圧的な男子とは違う、私が恥ずかしそうに頼むのが
「何かかわいかったです」
と思うようにさえなっていたと…
例のテープの話もなかったし、その頃にはあれは嘘だったんだろうなと考えるようになっていたそうです
次第に打ち解けて行為の前後に会話を交わすようになっていたものの、私のことを好きになったのか、そう信じ込もうとしているだけなのか自信が無かったそうです
最初にお金ありきの関係だったため
「お金はいりません」
という一言を言う勇気もなく
これまで通り
「貰えますか」
と言う方が楽なまでになっていたと…
「それって遠回しに告白されてるのかな…」
私が聞くと、彼女は少し間を置いてから微笑んで
「…わかりません」
と返しました
「お金高くしてもこの人は払ってくれるのかな…また来てくれるのかな…」
そんな風に考え、金額で私を試したことを彼女は詫びました
「斉藤さんに謝られることじゃないよ…ああ、あの一万円かぁ…随分出費したもんなぁ」
「ごめんね」
彼女はまた少しうつ向いて繰り返しました
それでも私に喜ばれようとフェラチオや素股に及び、
「恥ずかしかったけど、がんばったんですよ…」
と今度は少しすねたように目を見て言いました
「あの図書館のときも…?」
彼女は言葉につまりながら
「見たくなかったですか?」
と聞き返してきたので、私は思わず
「そんなことはない」
と言ってから、また耳が熱くなりました
私もあの時の気持ちを正直に伝えました
嫉妬心からとったあの行動…
それは彼女に犯されることへの恐怖を思い出させてしまったのです
彼女はあの時、私も元彼たちと同じような人間なのかと思い、それでも一方でそうじゃないはずという希望も捨てきれず、ただ逃げ帰るしかできなかったと…
きっと謝ってくれると思ったと前置きしてから
「電話してきてくれるかなぁ…けど多分電話かけてくれないだろうなぁ…恥ずかしがりやだから」
と微笑みました
結局、この日まで電話一つできなかった私は見透かされたようで苦笑いするしかなく、
「ごめんね」
と謝りました
これまでのことを包み隠さず話てくれた彼女を見ているうちに、私自身ようやく斉藤さんのこと好きなんだろうな…と感じ始めていました
その日は二人でこれまでのこと、その時々に思っていたことを正直に話ました
ただ最後まで…じゃあ付き合おう…という言葉は互いに出ませんでした
そして、その言葉を言う自信がないことをお互い正直に口にしていました
それからも斉藤さんとは何度も何度もその踊り場で一緒に時間を過ごしました
これまでのような行為に及ぶこともあれば、ただ二人で静かにおしゃべりをして過ごす日もありました
そして私たちが初めてセックスした場所もこの踊り場でした
その日、斉藤さんは制服のブラウスを脱ぎ、初めて私に自分の胸を見せてくれました
純白のシンプルなブラジャーに包まれた彼女の胸は、やや小振りに思える大きさでした
しかし、下着の上から撫でてもそれは驚くほど柔らかく弾力があり、私は両手で飽くことなく触り続けました
「ごめんなさい…あんまり大きくないでしょう?」
私には充分な大きさに思え、正直に言いました
ブラジャーの上から乳首の場所を指で刺激すると
「はあ…」
と彼女が吐息を漏らしました
私は彼女の後ろに回るとブラジャーの縁から手を滑り込ませ、できるだけ優しく揉みしだきました
斉藤さんは頭を私の肩に預け、乳房から沸き上がる快感とそれに合わせて出そうになる甘い声を我慢しています
彼女がぐったりしてきたので私は手を止め、
「気持ち良かった?」
と聞きました
「…あんまり先の方だけ触らないでね…ちょっと痛い…」
「気をつけるね」
と答えて彼女の横に並び階段の手摺にもたれました
彼女はブラウスのボタンを止めてから、何か考え込んでいるようでした
それからこちらをしっかり見て言いました
「キスして…」
私たちは立ったままは黙ってゆっくりキスをしました
互いに舌を交じらせながら私は彼女のお尻を撫で、さらにスカートをたくし上げてパンティーの上から撫で回しました
お尻の弾力を手のひらで味わい、いつものクセでパンティーの縁に手を入れるとグッと引き上げ食い込ませました
「やだ…」
「何度同じようにされても恥ずかしい…」
と彼女は言っていました
私はその状態のパンティーを何度か強く引き上げ、彼女のお尻にさらにきつく食い込ませました
「あっ…あっ…」
引き上げる度に彼女は声を漏らし、私にしがみついてきました
ついさっきまで胸を責め続けていたこともあり、私は彼女の下半身を集中的に愛撫していきました
彼女は手摺に手をつき、私はしゃがんで再度お尻全体を撫で回しました
その日の彼女のパンティーは純白で、縁はレースで鮮やかに彩られていました
それはさっき引き上げたせいで、本来どこまでお尻を隠しているか分からないほど食い込んでいます
私がお尻にキスをすると彼女の体がピクッと反応しました
私は舌を這わせながら手で愛撫し、次第にクロッチで隠されたままの部分に向かいました
内股のそこに近いところを何度か撫でてから、もうほとんど白い紐状になっていたその部分に指を滑り込ませると、斉藤さんは
「はぅっ」
と一際大きな声を上げました
私は指先で執拗に刺激してから、パンティーを穿いたままの彼女のお尻に顔をつけアソコにキスしました
「あっぐう、いやぁ…」
彼女の制止を聞かず、舌先を懸命に小刻みに動かすと、快楽にもだえ左右に振られる彼女のお尻が私の顔に押し付けられてきます
「だめ…パンツが汚れちゃう…」
彼女が泣くように懇願してきますが、私は舌を指に替えて更に刺激しました
斉藤さんの足の力が抜け始め、お尻がグッと落ちてきたたので、階段に座らせました
彼女は少し涙眼になり、口を開けたまま荒い息を吐いていました
私は彼女のブラウスをスカートから引き出し、裾から手を入れて再び胸を愛撫します
彼女は上半身を私に預け、とろんとした目でこちらを見つめ、時折愛撫の快感に眼を瞑りました
「斉藤さん、いいかな」
キスしてから尋ねました
「入れてください…」
「もう一度言って…今度は股間を愛撫しながら…」
「いっ…れて、くだ、さい…」
快楽に耐えきれず体をブルッと震わせ、声をつまらせながら繰り返してくれました
踊り場に寝かせ、スカートを捲り上げると彼女は顔を反らし腰を浮かせてくれました
私はパンティーに手をかけてゆっくり下ろし、階段にかけた彼女の片足を持ち上げて片方だけ脱がせました
明るいところで彼女の一番大切な部分を見るのは初めてでした
何か彼女に言うべきか迷いましたが思いつかず、じっと見てしまいました
「恥ずかしいから…そこばっかり見ないで…」
私は我に返り、ズボンとトランクスを脱ぐとすでに充分硬くなった自分のモノを持つと彼女の部分に当てがいました
「ごめんなさい…初めてじゃなくて」
私は敢えて答えず、指で割れ目の状態を確かめました
すでにそこはトロリとした彼女の液にまみれて待ち構え、私の指を難無く飲み込みました
「じゃあ入れるね」
彼女が目を閉じて同意したのを見て、私は恐る恐る差し込んでいきました
私は初めてでした
狭い通路を強引に割り入ろうとしてしまい、彼女がひきつった声をあげました
私が心配して顔を向けると
「大丈夫だから…がんばって…」
と声をかけてくれました
何だか場違いな声援だなと思い、彼女も同じように思ったのかニコリと笑いました
慎重に中程まで入ると全体に温かさが伝わり、まるで自分のモノが彼女の中に溶けてしまったような感覚に驚きました
「気持ちいい…」
正直な感想を伝えると
「ありがとう」
と彼女が再び微笑んでくれました
少しずつ腰を前後させ、彼女の蜜が溢れる割れ目の奥の感覚を自分のモノに刻みつけていきました
終始襲ってくる熱い快感に、次第に腰を動かすスピードをあげていました
斉藤さんはブラウスの袖を噛み締め、目を瞑っています
痛いのかな、気持ちいいのかな…
そう考えながらも更に腰のスピードは上がり、まだ達していなかった彼女の更に奥に割って入りました
「ふぁぁぁっっ…!」
彼女の悲鳴ともあえぎとも聞こえる声
私は彼女の両足を抱えて曲げ、彼女のお腹の直上まで上げさせると、彼女から見える位置になった割れ目の奥を目指して突き立てました
身をすくめて耐える彼女
無心に腰を振って肉棒を突き入れると、彼女の蜜壺からはクチャクチャと音が漏れてきます
それに気づいた彼女は液音が聞こえる度に
「やんっ、やんっ」
と恥ずかしい音を掻き消そうとするように甘い声を出しました
それを聞いた私に限界が近付きました
「あっ、出る」
私は思わず声に出してしまいました
その言葉を聞いた途端、斉藤さんの中がキュッと狭くなり、哀願する目で訴えてきました
「おねがい…なかへださないで…」
その言葉とは裏腹に彼女の中の肉壁は私の中への放出を誘うように、突き入れる度に締め付けを強くしてきました
「もう駄目だ…」
耐えきなくなった私は彼女の中からモノを引き抜きました
中から突き上がってくる刺激から解放された彼女が大きく息を漏らし、それとほぼ同時、私は中での緊張が切れたせいか勢い良く白く濁った液を彼女の下腹部にほとばしらせました
彼女の割れ目と陰毛にドロリとした液が垂れ、汚しました
私は彼女の横にぐったりと横たわりました
急激に体力を消耗した私に手を添えて、彼女は微笑んでくれました
「ごめんなさい…でも赤ちゃんできると困るでしょう?」
「そうだよね」
と私も笑って返しました
それからもその踊り場で何度も彼女と体を交えました
傍目からは到底二人が付き合っているように見えなかったでしょうし、事実
「付き合おう」
と言うことは最後までありませんでした
やはり最初の出会いのきっかけが見えない大きな壁になっていたのだと思います
彼女とはお互いに他の人に話せないようなことも話し、彼女の留学が決まったと聞いたときは恥ずかしげもなく泣きました
「手紙書くし、電話もするから…」
彼女も泣きながら慰めてくれました
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卒業式の日、校門で皆と別れてからあの踊り場に行きました
彼女はいつものように後から来て、階段の下で小さく手を振ります
もう来られないだろうからとカメラを手摺に置き、二人で記念写真を撮りました
卒業式が終わって数日後、私は交通事故に巻き込まれて入院しました
大学の入学式までに退院できそうもなく落ち込んでいた私のところへ、彼女は留学の準備で忙しいのに毎日のように見舞いに来てくれました
出発する日、朝の早い時間に彼女がやって来ました
寂しくなるのでもうあまり詳しい話はせず、二人で外の庭を見ていました
時間がきて、彼女は私の手を握り
「行ってきます」
とあの少し寂しそうな笑顔を残すと部屋を出て行きました
彼女がいなくなり、私はまた泣きじゃくりました
彼女からはよく手紙が届き、私もたくさん書きました
電話だとまた泣いてしまうかもと思ったからです
彼女には向こうで好きな人ができ、私にもしばらくして彼女ができました
それからも年に何回かは手紙をやり取りしていましたが、彼女の結婚を機に終わらせました
海外にいながら今でも新年や暑中見舞など季節の挨拶をまめに送ってくる辺りは生真面目な彼女らしいところです
高校卒業以来、もう随分経ちますがあの頃のことは鮮明に覚えています
多少、頭の中で美化された部分もあるとは思いますが…
こうして文章にできて自分の思い出を整理できて良かったです
良い話です。
感動しました。