俺は埼玉県の自宅から東京の大学に通っていた。
大学生の頃、俺が片想いした同級生の女の子がいた。
彼女は東京生まれの東京育ちで、東京の女の子って何か上品な感じだなって感じていた。
彼女は日菜(ひな/仮名)、清楚で可愛らしい子だった。
俺とは友達以上恋人未満の関係で、デートに行ったことはあった。
そんな日菜だが、大学2年の夏からアメリカに留学することになった。
期間は1年間で大学3年の後期になるまで帰って来ない!
日菜が留学する1ヶ月前、俺は日菜に告白した。
すると日菜からは
「考えさせてもらっていいかな?」
と言われ保留にされた。
告白の答えはその後出ることはなかった。
留学する直前の最後の日曜日、俺は日菜と東京で映画を見た。
そして帰り道に別れ際で、
「1年後、また会おう!」
と伝えた。
日菜は嬉しそうに俺を見ていた。
日菜の留学中は、国際電話やメールなどはよく分からないため(費用の面も含め)、mixiだけが唯一の連絡手段だった。
俺は毎日、日菜のmixiをチェックした。
数日後、日菜が「サンフランシスコに着いた」とmixiの日記に書いていて、無事に着いたことを喜ぶ俺。
日菜の日記は俺だけでなく、日菜と同じ学科の友達も何人か書き込んでいた。
中には俺のライバル的存在の男子も書き込んだりしていて嫉妬する俺。
日菜は俺のコメントにもきちんと返信してくれた。
日菜がライバル男子のコメントにも返信していたが、ぱっと見で俺の方がいいコメントをしていると感じた。(今思えば根拠はないが)
さらに、日記の返信だけでなく日菜が俺に個別のメッセージ(俺だけが読めるもの)をmixi を通して送ることもあった。
俺はメール代わりになると考え、しばらく送りあった。
日菜からは
「留学に行くまえにくれたプレゼント、大事にしてるよ!ありがとう」
「○○のこと忘れないよ」
など、思わせぶりなメッセージがあり、その気になる俺。
さらにその後、
「サンフランシスコのダウンタウンに行ったこと」
「オーケストラを聞いたこと」
「バスで遠足(?)みたいなイベントがあったこと」
などの日記があり、俺はその都度返信した。
ライバル男も書き込んでいたが、ここでムキになっても仕方ないし、日菜はライバル男よりも俺を選ぶと確信していた。
8月後半になると、日菜は初めは日記の返信にお礼したり、俺の個別メッセージに返信したりしていたが、だんだんと返信が少なくなってきた。
初めは忙しいのかなと思ったが、日記で俺のコメントには返信しないにも関わらず、日菜の親友の希美(仮名)には返信したりしていた。
ライバル男や希美以外の女子はあまり書かなくなったり、書いたとしても日菜が返信することは少なくなっていた。
そんなある日、日菜が留学先の大学でパーティーがあったときの日記を投稿した。
そこにはドレスを着た日菜や白人やアジア人など数人が写っている写真があった。
俺は喜び、写真を拡大した。
日菜のドレス姿を保存しておいてあとで・・という下心もあった。
ワクテカする俺。
そして、その写真を拡大して俺は凍りついた。
何と、写真の一番左にいる日菜が隣にいる男子学生(髪は黒だが国籍不明)と肩を組んでいたのだ。
俺は冷や汗がでた。
「え、何これ・・」
自宅の自分の部屋で1人でいた俺は思わず叫んでしまった。
そしていろいろな可能性を模索する俺。
向こうじゃ肩を組むのは普通なのかとか、男子学生の肩に乗っている手は日菜のものではなく後ろにいる背の高い男性のものではないかとか、日菜の肩に乗っている手らしきものも手ではなく背景の額縁などではないかとか。
写真では手らしきものはぼんやりだが、本当に肩を組んでいたら、もっとはっきり見えるんじゃないかとか。
尚、画像はそれ以上画質を上げたりはできないため本当に隣の男性と肩を組んでいたかは今でも謎のままだ。
一方、日菜のドレス姿を拡大すると、チューブトップみたいに肩を露出する感じで、胸の膨らみを見たり、実はノーブラなんじゃないかとか想像してしばらくオカズにしたりしていた。
その後は、日菜にmixi のメッセージを送っても返事が来ることが少なくなり、またmixiの日記そのものも書かなくなった。俺は留学中、忙しいのかなとか思っていた。
日菜はしばらくmixiに入っていないようだった。
俺も、しばらくそっとしておいた方がいいかなって思って、日菜のことは気になるが構わないようにしていた。
そして11月になった頃、国際電話が俺の携帯にかかってきた。
俺はもしやと思って出ると、日菜からだった!
だが、何か深刻そうな日菜。
「久しぶり!○○?」
「そうだよ!!」
俺は久しぶりに会えた感動に喜び勇んでいたが、日菜は
「ねぇ、今から大事な話があるんだけど・・」
俺は「告白の返事」かなって思った。
「正式に付き合おう」なのか「やっぱり、そういう感じじゃない」なのか・・どちらにしてもいい加減に結果を知りたいと思っていた。
そして日菜は
「私、彼氏いるの。」
と言った。
それは心に突き刺さる一言だった。
俺はガクガクと震え出し
「え、だって・・。留学に行く前から?」
「違うよ。こっちでできたの。」
「アメリカ人の?」
「ううん、日本人。日本での大学は違うけど・・」
俺はパニックになり、
「だって、考えさせてって・・」
「それなんだけど断れなくて、○○と付き合うつもりなんてはじめからなかった。」
「マジかよ・・」
俺はショックで呆然としていると、後ろから男の声で日本語が聞こえた。
「日菜!いつまで電話してんだよ!俺が断ってやろうか。」
すると日菜は
「いいよ。もう言ったから。」
そう言って日菜は電話を切った。
俺は携帯を手に持ったまま固まっていた。
涙は出て来なかったが、30分くらい放心状態だった。
それから数日後、どうやって送ってきたのかは分からないが俺の家に日菜の留学先からCD ROMが送られてきた。
俺はそれを自分のノートパソコンで再生した。
すると、日菜が映った。
「こんにちは!○○、元気にしてた?」
日菜は髪が少し伸びて、前よりずっと可愛らしくなっていた。
だが、日菜の傍らには日本人であろうイケメン男がいた。
よく見ると、パーティーの写真で日菜の横にいた男だった。
「はじめまして、○○くん。俺は~」
日菜との出会いや、男の経歴、そして俺を小馬鹿にしたような言い方など。
妙に馴れ馴れしく、偉そうな喋り方の日菜の彼氏。
ビデオじゃなかったら殴ってやりたいところだ。
そしてそのあと場面が変わり、あのパーティーでのドレス姿の日菜が写っていた。
ドレス姿は綺麗で、また胸の谷間が少し見えている胸元が美しい。
そして日菜は
「もう!何撮ってるの!」
とはいうものの嬉しそうな日菜。
そして男は日菜に近づいた。
そして男はカメラを近くの台にでも置いたのか、そのあとは男と日菜が戯れる様子が映った。
男は日菜を抱き、日菜もどことなく嬉しそうだ。
さらに男は人差し指だけ立てて、日菜の胸元に指を入れた。
「あーバカ!何するの?」
とはいうもののなぜか嬉しそうな日菜。
さらに男は日菜のドレスの膨らみを両手で撫でたりした。
「はぁはぁ、もう誰か来ちゃう!」
「来ないよ!さっき言ったろ!」
「え?じゃあ・・」
「言っただろ?」
「あぁーん、いやん」
そのあと、男は日菜のチューブトップを剥がし、胸を露出させた。
あまりにも大胆だし、迷いのない動き!
こんな破廉恥なことアメリカ人だってする訳ない!
初めて見る日菜の実物の胸は割と大きく綺麗な形だった。
そして露出した日菜の上半身を男は両手と口でまさぐっていた。
俺は嫉妬とショックに悶々と心臓が高鳴っていたが、同時に興奮していた。
そのあと、男は日菜の唇を奪った。
日菜も嬉しそうに男と唇をずっと重ねていた。
そして男は日菜の下半身も脱がし、日菜を全裸にした。
日菜の毛の生えた陰部まで見せられ、唖然とする俺。
そして、男もズボンとパンツを下ろし日菜に・・。
そして画面が切り替わり男が写り
「どうだ?因みにこれは3か月前だ。日菜はとっくに俺のものだったんだよ!残念だったな。」
俺は、怒る気にも泣く気にもならなかった。
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「こわい」でも「腹立つ」でもない。
なんとも言えないような「究極の不快な感情」しかなかった。
そして男は、
「では、今の日菜は・・」
そして場面が変わると、そこにはベッドの上だった。
日菜は一糸纏わぬ姿にされ、後ろ手で手錠をされ、口にボールギャグをされていた。
男は日菜をひたすら撮っていた。
日菜の乳房や乳首、綺麗なへそ、陰毛を剃られてしまった陰部、大事な穴、尻、手錠をされた手首など。
日菜は口を塞がれているので喋ることができないが。
男は一通り日菜を写した後、画面に出てきて
「日菜は俺のものだ!毎日、こんなふうに好き放題遊んでるよ!悔しかったらアメリカまで来てみろ!」
俺はその言葉に危うくパソコンのモニターを殴りそうになった。
画面では目の前だけど、日菜は遠い異郷にいる。
俺にはなす術もなかった。
そして日菜は手錠をされたまま、男に弄ばれていた。
仰向けの日菜が男に両乳房を乱暴に鷲掴みされて、ゴムをしない肉棒を入れられ、呻き声をあげる日菜の様子が写し出されていた。
–END–
『テラ(32歳・♂)』さんからの投稿です。
ありがとうございます。
さぞ悔しかったでしょうね、
お大事になさって下さい。
古井戸さん
返信ありがとうございます。
辛い経験だけど、未練がなくなった今では貴重なオカズですww