大学生の頃、俺は介護体験として障害者施設で数日間お世話になった。
俺が働くことになったフロアは、20才未満の障害のある子供が入居するフロアだった。
子供の中には施設で寝泊まりする子供もいて、学校にはデイサービスから直接送り迎えし、家庭の事情で親元になかなか帰れない子供もいた。
障害のある子供は、小学生から高校生までの十数人で男の子も女の子もいた。
子供の様子は、走り回る子から隅っこでじっとしている子など様々だった。
施設で働くようになって3日目。
入浴介助をするように施設の人に頼まれた。
入浴介助自体は大学の授業や前日までの研修で施設の人と動きを確認しながらしたことあるのでできるが・・。
施設の人が連れてきたのは15才の知的障害で場面緘黙の女の子だった。
「え?僕が1人で?」
と聞くと、この子は羞恥心とかはないし、男性が単独で風呂に入れることもこれまであったので大丈夫だという。
第一こういう施設では異性の介護など当たり前で、他の女性スタッフは他に仕事があるといわれた。
俺は「いいのかな」と後ろめたさを感じながらその子とともに脱衣場に入った。
女の子は全くと言っていいほど喋らなかった。見た目は普通よりちょっと可愛いくらいの顔で、健常者とほとんど変わらない外見だった。
俺自身は予め用意しておいたTシャツに短パンの濡れてもよい格好になっていて、それ以上脱いだりはしなかった。
俺は「じゃあ、脱げるかな?」というと、女の子は少しも表情を変えずに服を脱ぎ始めた。
そして少しずつ露わになる体。胸の膨らみとかが見えてきてついつい目のやり場に困った。
お腹周りとか痩せていて、「この子、障害者じゃなかったらモテそうだな」とか思ったりした。
ブラとかショーツとかの下着は一般の女性用のものと同じだった。
脱ぐときは、多少時間がかかったが一人でできた。
そして全裸で俺の前に立っている女の子。
胸は大人と同じくらいに膨らんでいて下の毛も生えていた。
薄ピンク色乳首や若くて綺麗な肌の乳房が美しく、下には瑞々しい若草が生えていてついつい見てしまう。
そのあと、床や椅子など肌が触れるところにシャワーのお湯をかけて温めて、女の子をお風呂に連れて行った。
手を繋ぎながら気をつけて進んだ。
そして洗い場の椅子に座らせた。万が一にも転ばないようにゆっくり腰を下ろすようにした。
そのあと、俺はお湯の温度を自分の手で確認し、そのあと女の子の体に少しかけて熱くないか確認した。
女の子は喋らなかったが、表情でこれくらいでいいかなって判断し、そのまま足元からゆっくりお湯をかけていった。
そのあとは、頭の上からシャワーのお湯をかけた。女の子の髪は肩にもう少しで届くくらいの長めのショートで、割と可愛らしい髪型だった。
そしてシャワーのボトルを彼女の前まで持ってきて彼女はそれを手に取って髪につけた。髪を洗うのは女の子一人でほぼでき、俺はきちんと洗えているかを確認した。
そして髪のシャンプーを俺が洗い流し、次はボディーソープを彼女の前に置いた。
女の子はボディーソープをハンドタオルにつけると、それで体を洗い始めた。
女の子の腕や肩、胸などに泡がついてきて微妙にそそる光景だった。背中を洗うのは難しいらしく俺が洗ったが、彼女の綺麗な背中をタオル越しに触り、とても興奮した。
そのあと女の子はハンドタオルにボディーソープを追加し、二本の綺麗な脚を洗い、大事なところも洗った。
女の子が陰部や尻などを洗っている光景は下手なAVよりも興奮した。ここで多少触っても、彼女なら誰にも言えないだろうし「体を洗うのを手伝ってました」とか適当に言い訳できそうだよなって思ったりした。
勿論、何もしなかったが。
最後に彼女の体を流した。
途中で立ってもらったりして、洗い残しがないかチェックするんだが、女の子の胸とか尻とか陰部とか合法的に見れるのが良かった。
おっぱいとかマ●コとかは多少時間をかけて見た。
そのあとゆっくりと女の子の手を繋ぎながら女の子を浴槽に入れた。
女の子を浴槽に入れ体が完全に浸かるととても気持ち良さそうだった。
やはり女の子は体を隠そうとしたりしなかった。
俺はいけないと思いながらも、無防備な胸や陰毛のあたりを見ていた。
浴槽には5分くらい入れて、そのあとはゆっくりと足元に気を配りながら女の子を浴槽から出した。
そして洗い場で女の子にバスタオルで体を拭かせて、水滴が残っているところは俺が拭いたりした。
そして、脱衣場で女の子が服を着て、風呂場から出た。
その日の夜、俺は家に帰ってからも彼女のことが忘れられなかった。
障害者とはいえ、可愛く俺に無防備な姿を晒してくれた彼女・・。
洗い残しを入念にチェックした、胸や陰部など。
俺は、夜寝る前に彼女のことを想像しながら・・・。
その次の日から彼女のことをより意識するようになった。
彼女が来たときは、まるで好きな子を見たときのようにドキドキした。
施設での「勉強の時間」や「レクリエーションの時間」などで、特に誰の対応をするか決まっていないときは彼女に近づくことが多くなった。
彼女も俺が近づくと、少し笑ったような丸い表情になった。
学校は特別支援学校に通っているらしく、小数や分数の基本など小学校中学年程度の勉強をしていた。
「勉強の時間」では学校から出された宿題を進めていった。
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算数の計算や漢字など一つのことを覚えるのに時間がかかるが、それでも喋らずコツコツと問題を進めていった。
「レクリエーションの時間」では、彼女が他の友達と一緒に活動に取り組んだり、言われたことをしたりすることはできるが、やはり彼女から言葉を発することはなかった。
施設の人に聞いてみたところ「喋れない」わけではないが、滅多なことでは言葉を発しないらしい。
その後も、食事の時間に女の子の様子を見たり、彼女が使っている仕切りの整理整頓などを手伝ったり彼女と多く関わっていった。
それでも彼女は喋らなかったが、俺は彼女にいろいろと語りかけた。
一方、入浴介助はそれから俺が彼女の対応になることはなかった。
もしかしたら変な誤解が生じないようにって配慮かもしれないが。
そして介護体験最終日。
フロアの職員の人が子供たちとともに囲まれてちょっとしたお別れ会をしてくれた。
歌を歌ったり、クイズなどをしたりした。
そして何人か手紙をくれる子もいた。
手紙をくれた子の中にはあの女の子もいた。
その夜、家に帰ってから施設の子供たちからの手紙を読んでいて、最後にあの女の子からの手紙を読んだ。
そこには紙いっぱいの大きな字で
「ありがとう うれしかったよ」
と書かれていた。
–END–
『リング(23歳・♂)』さんからの投稿です。
ありがとうございます。
これで良いのだ。