実は、私には未だに忘れる事ができない辛い過去がある。
今から三年前の話になるが、私は当時付き合っていた年上の彼女を、ある男に奪われた。
私がつい余計な事をしてしまったばかり、罠にはめられ、いつの間にか蚊帳の外へ追い出され、彼女を奪われる羽目になってしまった。
今でも、その事を想い出す度に、自分の軽率な行動を後悔すると共に心が痛む。
某有名大学を卒業した私は大手企業へ就職したが、いずれは起業を狙っていた事もあり、三年で会社を辞めてしまった。
起業前に色んな経験を積む為、私はとある小さな会社へ再就職した。
その会社に、ひときわ輝いた年上の女性社員の彩さんがいた。
私は学生時代から女性には結構モテる方だったし、狙った女性はほぼ自分のモノにしてきたので、女性にはあまり不自由していなかった。
だが、転職先で初めて彩さんを初めて見た瞬間、一瞬で彼女に一目惚れしてしまった。
私は身長が178cmで、彩さんは165cm。
整った綺麗な顔立ちに、完璧な美脚の持主で、モデルをしていると言ってもおかしくないほど、抜群のスタイルだった。
私は、いつか必ず彼女を自分のモノにしようと心の中で決めていた。
入社後、周りの社員から何気に彩さんの情報を集めていると、彩さんは一人暮らしの30歳だという事が判明し、今は彼氏もいてなさそうだった。
このチャンスに、私は徐々に彼女へアプローチを開始した。
すると、その結果は意外にも早く出始めた。
私「彩さん、何か趣味とかあるんですか?」
彩「そ~ね…美味しいもの食べに行ったり!…とかくらいかな~…」
私「俺も一緒!!…実は、最近気になる所があって…今度一緒に付き合ってもらえません?」
彩「とか言って…さり気なく誘うの上手ね…」
それから後日、私は彩さんと初めて飲みに行った後、飲み直す口実で近くの夜景の見える豪華なホテルへ誘導。
そして、文字通り彼女の心を見事に射止め、その日に彩さんと関係を持つ事ができた。
言うまでもなく彼女の抱き心地は、勿論今までで一番最高だった。
そして、その日から社内のみんなには内緒で、私は待望の彩さんと付き合う事ができた。
その頃、数年前から会社付近で再開発の話が出始め、私の会社が再開発区域にかかっていた。
その為、一見地上げ屋風の不動産屋が頻繁に訪れ、私の会社の社長と話をしていたが、話は難航していた。
篁(たかむら)という名前の体格のいい不動産屋の専務が頻繁に事務所へ来ていたが、話はその後も難航していた。
それから数日後、いつもの篁専務と一緒にその不動産屋の社長が事務所へやって来た。
その社長が来た瞬間、社内は静まり返り私も思わずドキっとした。
その社長は、凄まじいオーラを醸し出し、強烈な威圧感がある風貌だった。
この男には何かにつけ太刀打ちできないというか、一瞬で飲み込まれそうな雰囲気さえあった。
やや強面の顔つきに、獲物を狙う様な鋭い目つき。身長も大柄の私より遥かに大きく、横幅も私の倍近くあり、引き締まった体型だった。
喧嘩でもしたら、絶対に一捻りで潰されてそうな感じだ。
しかしその反面、物腰の落ち着いた雰囲気が、一段と強烈なオーラを醸し出していた。
その社長の名前は剛田といって、その日はうちの社長と初対面だった。
しばらくすると、隣の社長室から剛田社長のドスの効いた声が聞こえてきた。話の内容までは聴こえてこなかったが、うちの社長が剛田社長に押されている感じだった。
結局、30分程で話は終わり、予想通りうちの社長は立退きを了承させられ、難航していた話はあっさりとその日に終結した。
二人が帰る際、剛田社長が先に去った後、なぜか篁専務が彩さんへメモみたいなものを手渡していた。
すると、メモを見た彩さんが篁専務を一瞬睨みつけた。
その後、篁専務はニヤけながら事務所を去って行った。
二人が帰った後に、私は彩さんへさっきあの男(篁専務)に何を言われたか聞いてみると、どうやら以前から何度も食事に誘われているらしく、先程も今晩飲みに誘われた様で、待合せ場所と篁の連絡先が書いてあるメモを渡されたとの事だった。
それから数日後のある土曜日、ついに運命の日が訪れる事になる。
その日、出勤日だった私は、仕事が終わってから彩さんとデートの約束をしていた。
昼間に書類整理をしながら、早くも今晩のエッチな事を妄想していた。
すると、いきなり篁が事務所へ現れた。
篁は事務所の中をキョロキョロしながら、誰かを探している感じだった。
私は、恐らく彩さんを探しているものと察知し、彩さんの彼氏である優越感を感じながら
私「何か用ですか?…彩さんなら、今日は休みですよ!」
と言って、篁を追い返そうとした。
すると、篁は私を睨み
篁「君は、彼女の彼氏か?」
私「ご想像にお任せしますよ!…でも、実は今日も彼女と二人で飲みに行く約束をしてるんですけどね!」
篁「ほ~、じゃ、悪いけど俺もその席へお邪魔してもいいかな?」
私「彼女に聞いてみないと…二人で会う約束なんで!」
篁「君が一緒ならそんな必要ないだろ?…店だけ教えてくれたら、偶然を装ってそこへ行くよ!…勿論、食事代くらい俺がご馳走するから!」
私「そうですけど…じゃ、少しだけなら!…その代わり、支払いは頼みますよ!」
引込みがつかなくなった私は、篁へ彼女との仲を見せつける為、待合せの時間と店の場合を教えた。
まだこの時は、少しだけ三人で飲んだ後、奴に金を払わせ適当に追い返そうと軽い気持ちで考えていた。
私が待合せの時間に店へ向かうと、既に彩さんは店の前で立っていた。
今日の彩さんは、黒いミニのワンピース姿だった。
ベージュのパンストに包まれた脚線美が少しエッチな感じで、正に『最高のレディ』という名に相応しい感じだった。
二人で店へ入り、乾杯した後しばらく談笑しながら、私は内心でこの後のエッチな事を考えていた。
すると
篁「あれ!?…彩さんじゃね~か!」
と、白々しく篁が声をかけてきた。
その時、私はすっかり篁と裏で約束していた事をすっかり忘れていた。
彩「えっ!?…篁さん?…何でここへ?」
篁「偶々、一人で飲みに…で、横の彼は?」
彩「篁さんには、関係ないでしょ!」
篁「冷たいね~…良かったら、一緒に一杯どうだい?…奢りますよ!」
彩「結構です!」
篁「一杯くらいイイだろ?…彼、一緒にイイかな!?」
私「あ~あ…じゃ、どうぞ!…俺は、全然気にしないんで!」
仕方なく彩さんは私の横へ座り、篁が一人で対面で座った。
その時、彩さんは横でやや不満げな感じだった。
まぁ、私との二人の時間を篁に邪魔された感じみたいになったので無理もない。
とりあえず三人で乾杯して、奴の話術もあってかスグにその場は和んで行った。
一杯だけのはずが、いつの間にか三人で飲みだしてから一時間くらい過ぎると、横にいる彩さんも笑顔で振る舞う様になっていた。
すると
篁「この後の予定は?」
私「まだ、特に考えてないですけど…」
篁「じゃ、この後!…彼女の事は俺に任せてもらってもいいかな?」
私「そりゃ無理でしょ!…ねぇ、彩さん?」
彩「そうよ!…あり得ないわ!」
既に和やかな雰囲気だったので、もう何を言ってもOKな感じになっていた。
だが、調子に乗り始めていた篁へ、私は釘を刺す意味で
私 「篁さんみたいにその気になれない男に誘われても、彩さんは絶対無理ですよ!」
と、つい言ってしまった。
すると、篁の目つきが変わり
篁「ほ~…じゃ、俺と勝負してみるか?」
私「勝負?…って、何の勝負ですか?」
篁「彼女がその気にならない男に触れらても、ホントにその気にならないかって賭けだよ!」
その瞬間、三人の会話が一瞬途切れてしまった。
しかし、私はとどめを刺す為に
私「彩さんは、誰が相手でもその気になれない人には絶対に無理ですよ!」
すると、篁はその言葉を待っていたかの様に
篁「じゃ、うちの剛田社長でも大丈夫かな?…この後、一緒に会う予定だけど、彼でも大丈夫と言い切れるかな~?」
篁の意外な言葉に驚いた私は、一瞬言葉を失ってしまった。
その時、彼女の表情も冷静さを保っている感じだったが、どこかいつもと違う異変を感じた。
すると、篁は私たちの心を見抜いたかの様に
篁「どうした?…誰が相手でも大丈夫なんだろ?」
ドキっとした私は、何も言えなかった。
それに、こんな馬鹿げた話に彼女が絶対にOKするはずがないと、心の中で確信していた。が、しかし
彩「少しくらいなら、誰が相手でも大丈夫よ!」
驚いた事に、彼女はまさかの意外な答えだった。
しかも、彼女の表情は自信に満ち溢れ『最高のレディ』を再認識させるような感じだった。
更に
彩「でも、少し身体を触らせるんだから…私が勝ったら、高価な時計でもプレゼントしてもらえると思っていいかしら?」
彼女は余裕な表情で、もう勝利を確信したかのように篁を挑発した。
でも、まさか彼女が身体を触らせる事にOKするなんてと思いつつ、例えあの剛田社長が危険な男だとしても、今日は彼氏の私と篁が傍にいるので大丈夫だという自信もあったんだと思う。
予想外の展開に、私と彼女はもう引き下がる事ができず、それから話は現実的に加速して行った。
今思えば、ここから私は奴の術中に嵌っていたと後悔したが、当然ながら今更もう時を巻き戻す事はできない。
店を出て、私と彩さんは先に指定されたホテルへ向かう事になった。
また皮肉な事に、そのホテルは私が彩さんと初めて関係を持った思い出深いホテルだった。
ホテルへ向かうタクシーの中で、私はこの後ホテルの部屋の中を酒を飲む場にすり替え、剛田と篁を酔い潰そうと企んだ。
ホテルへ到着後フロントへ向かうと、既に篁が部屋を予約しあり、部屋はかなり広めの豪華なダブルルームだった。
部屋の間取りはL字型で、入ってすぐの部屋にテーブルとソファがあり、奥の部屋にベッドがあった。
ソファからベッドの方は少し見にくい感じだった。
タクシーへ乗り込んでから彼女とは一言も話せなかったが、部屋に入ると少しづつ現実感が増し、彼女も少し後悔している感じだったので
私「やはり、断ろう!…奴らが来たら、どうしょうもないから…今すぐメモだけ残してここを出よう!」
彩「私は平気よ!」
私「でも………」
彩「少しくらい、大丈夫よ!」
この場に及んでも、彼女は後悔どころか笑顔で余裕さえ見せていた。
賭けの内容は、剛田が服の上から彼女に触れるだけで、彼女がその気にならないか(濡れないか)という内容で、最後に私がジャッジするという条件だった。
彼女がトイレへ入り、しばらくするとついに部屋のベルが鳴った。
ドアを開けると、そこには相変わらずの風貌で鋭い目つきの剛田が一人で仁王立ちしていた。
しかし、なぜかその横には篁の姿はなかった。
剛田「うちの篁君から話を聞いて仕方なく来たけど、話は本気なのか?」
剛田の威圧感に思わず怯んでしまいそうになったが、篁が一緒に来ていない事もあったので、私は意を決して
私「篁さんが一緒じゃければ話が違うので、今日の話は無かった事にしましょう!」
と、この状況を何とか逃れる為に、剛田を追い返す作戦に切り替えたが
剛田「おいおい、いきなり変な話を持ちかけられ、彼がどうしてもって言うからここへ来たら、今度は君から無かった事にしてくれか?…そっちから呼んどいて、冗談じゃないぞ!」
と、押しの強い脅迫じみた口調で奴は徐々に部屋の中へ侵入し、私はどんどん追い込まれてしまう。その時、既に奴の視線は獲物を狙ったハンターの様にギラつき、部屋の中の彼女を貪っている感じだった。
こうなるともうこの窮地から逃れられず、彼女を守る為にも私は最後の手段に出るしかなかった。
しかも、タイミング悪くトイレから出てきた彼女と奴が鉢合わせとなり、ついに二人の視線があってしまう。
奴が彼女に視線を向けている隙に、私は奴の背後へ廻り、後ろから奴の体を押さえ付けながら
私「いずれにせよ、約束が違うのでまた日を改めましょう!さあ、彩さん!…今のうちに逃げて!!」
と叫び、彼女を部屋から逃がそうとした。
だが、彼女はその場に立ち尽くしたまま、奴の方を見つめ動じた感じだった。
さっきまで余裕すら見せていた彼女だったが、もう完全に落ち着きがなくなり、ソワソワしながら自分のお尻に両手を廻し撫でていた。
奴を押さえ付けいた私の力が弱まった訳ではないが、私はスグに奴に交わされ、逆に背後へ廻られ今度は私が羽交い締めにあい、完全に押さえ付けられてしまった。
奴の猛烈な力で押さえ付けられた私は、骨が折れそうな痛みで気を失いそうになった。
私は意識が朦朧としながら、二人の会話を全て聞き取れなかったが、「暴力はヤメて………」とか「先に手を出したのは………」とか、言っていた様な気がした。
結局、私はこの後一切手出しない事を約束させられ解放された後、ソファに座らされ身動きを禁止される羽目になってしまう。
もうどうする事もできない私は、とりあえず彼女が耐えて、この修羅場が何とか無事に終結する事だけを願うだけだった。
私はソファに座り、後ろ向きで彼女の無事を祈りながら二人の様子を窺った。静まり返った部屋の中に、しばらく重苦しい空気が流れて始めていた時、ついに
剛田「じゃ、始めるぞ!」
と、彼女を見つめながら静かに言うと、ゆっくりとシャツを脱ぎ始めた。
触れるだけのはずが、今から目の前の格好の獲物を仕留めてやる!と言わればかり、ゆっくりと時間をかけ心理的に彼女を追い詰めているように見えた。
彼女も、私が力で奴に屈した事を目の前で見せつけられ、もう簡単に逃避できない事を感じている為か、その目はもう観念しているかのように見えた。
その時、ホントに余計な事をしてしまったと後悔したが、もう遅い。
しかしその反面、彼女は自ら挑発しているかの様にも見えた。
ミニを履いた彼女が座った時、当然スカートの丈は立っている時よりも短くなるが、まるでマイクロミニでも履いているかのように、際どい部分から太ももと脚線美を強調し、奴を挑発しているようにも見えた。
ベージュのパンストに包まれ斜めに揃った二本の脚線美、タイトなワンピースを身にまとった美しいボディ、美しく整った綺麗な顔立ち、何一つ劣る事のない『最高のレディ』であるという事を象徴し、あえて挑発している感じだった。
部屋中に緊張感が張り詰める中、ついに奴はたくましい上半身を剥き出しにした。
いよいよ、運命の決戦が幕開けとなる。冷静な表情でベッドに座り、挑発的に美しい脚線美と抜群のスタイルを強調する彼女へ、私は祈る様な思いで食い入る様に彼女の様子を見守り続けた。
剛田は、ゆっくり彼女と向き合う状態で目の前に座ると、しばらくの間何もせず黙って彼女を見つめ続けた。
彼女も剛田から目を逸らす事なく、剥き出しになった美脚には力が入っているようにも見え、緊迫した空気が部屋の中に充満していた。
これだけの美脚を目の前にしながらも、剛田は一糸乱す事なくゆっくりと彼女の美脚へソフトタッチし始めた。
その後ゆっくりとヒールを脱がせ、彼女の膝からつま先にかけ軽くキスし始めた。
それは、まるで自分のモノになっていく刻印であるかのように、私にとっては強烈な光景だった。
その時、いくら冷静な彼女であっても、性的な魅力では剛田の方がより一枚上手に見えた。
何とか彼女が耐えてくれる事を私はただ願うだけだったが、ここまで冷静さを保っていた彼女の表情に少しずつ暗雲が漂い始め、部屋中には淫靡な空気が充満し始めた。
まるで焦らすかの様に、奴はゆっくりと時間をかけソフトタッチと軽いキスを繰り返しながら徐々に彼女のミニの中へ手を侵入させて、彼女は徐々に追い詰められて行った。すると、彼女はいきなり強引に両脚を広げられM字の状態にされると、パンスト越しの黒いTバックが露呈し、その瞬間
彩「ダメっ……」
と、今まで沈黙していた彼女が、両手で秘部を隠し小さな声で抵抗した。
その後、奴に耳元で何かを囁かれると、彼女は観念したかの表情に変わり、ゆっくりと奴に両手を退けられた。
どう見ても、既に彼女が追い詰められている感じだったが、私は何とか耐えて欲しいとソファを強く握りしめた。
奴はパンスト越しのパンティを、人差し指と中指でゆっくりとなぞり始めると、彼女は目を閉じながら必死に我慢してるかのように見えた。
その後、奴にパンストごと下着を脱がされかけると
彩「イヤっ……」
と小さく声を漏らしたが、奴に睨まれると黙ってゆっくりとパンストごと下着を脱がされていく。
更に、彼女は奴の指示に合わせ時間をかけ自らお尻を上げ、ついに大切な下着を奪われてしまう。
彼女は追い詰められ、最悪の展開になって行く。
そして、奴は戦利品として奪い取った彼女のパンティを、獲物を仕留めた証の様に私の方へ投げつけてきた。
ピチャっと小さな音と共に目の前に落ちたパンティは、彼女の愛液でかなり変色し大きな染みができていた。
それは、残念ながら彼女の完全敗北が決定した瞬間だった。
もう見ていられる状態ではなかった。
このままでは、間違いなく彼女は奴に抱かれてしまいそうな流れだったが、彼女は必ず抵抗してくれるに違いない!と、私は最後の望みに託すしかなかった。
その後、彼女は再びM字の状態でしばらく奴に秘部を凝視され、部屋の中は少しずつ女性の匂いが漂い始めた。奴が、彼女の服を脱がそうとすると
彼女「これ以上は、ダメっ…」
と胸元を押さえ、抵抗したが、
剛田「俺の勝ちだ!…何なら、彼(私)にジャッジさせようか?」
と、奴に言われると、彼女は観念したかのように抵抗を諦め、残りのワンピースとブラを剥ぎ取られ、ついに彼女は全裸にさせられてしまう。
すると、奴は彼女の両脚を広げ、ゆっくりと彼女の身体を堪能するかの様に、ヤラしい手つきで秘部を弄び始めた。
今まで話すらした事もない男に、目の前で彼女が両脚を広げられ秘部を弄ばれている現実から逃避したい気持ちと、屈辱感に襲われた。
部屋の中には秘部を弄ばれた淫靡な音が響き始め、今まで我慢していた彼女も、もう限界に達したのか、徐々に声を漏らせ始めた。
奴が彼女の秘部に顔を埋め、口と指先で秘部を弄ぶと、淫靡な音と共に彼女も徐々に大きく喘ぎ始め、しばらくすると彼女は身体を大きく仰け反らせた。
すると
剛田「何だ?…もう逝ったのか?」
髪を乱し淫らな表情で、彼女は絶頂の余韻を我慢している感じで、残念ながら奴に逝かされたように見えた。私との関係の時、彼女が前戯だけで逝く事はなかったので、驚きと同時に思わず興奮してしまった。
その後も、奴はしばらく彼女の秘部を堪能すると、今度は
剛田「じゃ、今度は俺を満足させてもらおうか!」
と、言って奴は仰向きに寝転ぶと、奴の下半身は既に凄まじく大きく張り詰めている。
彼女がゆっくり起き上がり奴の下を脱がせると、大きく反り返った巨根が飛び出した。その大きさは私など比にならず、同じ雄として完敗する凄まじさだった。
彼女は私の方へお尻を向け、四つん這いで奴の股間に顔を埋め、ゆっくりと前後に顔を動かし始めた。
こちらからハッキリと見えないが、奴の巨根を咥えてる感じだった。
しばらくすると、奴の指示で彼女は奴の上に跨り69が始まり、その時の彼女の表情は、まるで服従した雌が強い雄の性器を、懸命に奉仕しているようにも見えた。
しばらくすると、奴は彼女をベッドの上に仰向けの状態にさせると
剛田「欲しいか?」
彩「…イイけど……ゴム付けて…」
ついに、彼女は奴を受け入れる感じだったが、生での挿入は抵抗した。
彼氏の私でも、いつもゴムを付けていたので、それは当然の要求だ。こうなれば、彼女は仕方なく奴を受け入れるしかない状況だったが、唯一まだ完全に理性を失っていない事が不幸中の幸いだった。が、しかし
剛田「そんなモノは必要ない!」
彩「…でも、中は絶対ダメっ…危険なの……」
剛田「大丈夫だ …スグに良くなるぞ!」
驚いた事に、奴の強い押しに観念したかのように、そのまま受け入れてしまう感じだった。
その時、彼女はさっきまでの『最高のレディ』の面影は徐々に薄れ、奴に言われるがままのただの雌のように、私の目には映り始めていた。
そして、ついに彼女が奴を受け入れてしまう。
奴の巨体が彼女に覆い被さり、ゆっくりと巨根が突き刺さり始めた。
肉体と肉体がぶつかり合う淫靡な音と、彼女の喘ぐ声が部屋中に響き始め、しばらくすると彼女が拒んでいた唇もあっさりと奴に奪われてしまう。
奴に激しく突かれると、彼女は悩ましい表情で奴の首を両手で掴み、自らキスを求めている感じにも見えた。
彼女の喘ぐ声も徐々に激しくなり、もう相当感じてしまっている様だ。その後、彼女は早くも限界に達した感じで、身体を仰け反らせ痙攣してしまった。
私との関係で、ここまで彼女が乱れる事はなかった。
その後、奴は彼女を軽々と抱え、巨根が突き刺さった状態で、私に見せつけるかのように私の方へ近付いて来た。
目の前で彼女は奴に激しく撃ち込まれ、その一打一打が彼女の奥まで届いてる感じだ。
彼女は必死に奴にしがみ付き、もう私の事など全く目に入っていない感じで激しく喘いでいる。
その時、私は奴と目が合ってしまう。私は、獲物を仕留めたハンターの様な鋭い目で奴に睨まれ、屈辱感が込み上げ堪らず視線を反らせてしまった。
抱えられたまま彼女は奴に唇を奪われ、大きなストロークで何度か撃ち込まれると、ついに私の目の前で絶頂を迎え身体を痙攣させていた。
もう頭の中が真っ白で、固まってしまった。
その後、彼女は再びベッドまで運ばれ、今度はわざと彼女の顔を私の方へ向け、彼女へ覆い被さりピストンし始めた。
彼女も奴の首へ両手を廻し、その光景はまさに愛し合う二人の性交そのものだった。
奴が、ピストンしながら
剛田「そんなにイイか?」
と聞くと、彼女は悩ましい表情で、合田を見つめながら喘ぎながら頷いた。
それからどのくらい時間が経っただろうか?
私は、目の前の無念な現実を受け止め、傍聴席のソファから呆然とただ二人の性交をずっと見ている事しかできなかった。
もう彼女の表情は完全に服従した雌と化し、残念ながら奴の全てを受け入れてしまいそうな感じだった。
そして、奴のピストンに合わせ淫靡な音と共に
剛田「出すぞ!…イイな?」
と奴が言うと、彼女は奴を見つめ喘ぎながら再び頷いた。
最後まで拒んでいた中出しも、彼女は受け入れる感じだった。
彼女のその表情は、奴にもう身も心も奪われ、服従した強い雄の子種を待ち侘びた雌の顔そのものだった。
しばらくすると、奴のピストンが止み部屋の中が静まり返った。
奴は彼女へ覆い被さり繋がったままの状態だ。彼女の身体を堪能し用が済むと、奴は私と目を合わせる事なく一人で浴室へ向かった。
ベッドの上で横たわる彼女の中から、生々しく奴の子種が垂れている。
もう頭の中が真っ白な私は彼女の元へ行き、しばらく彼女の横から動けなかった。
その後、奴は静かに着替えを済ませると、何事もなかったかのように部屋から去って行った。
その後、彼女の中に注ぎ込まれた奴の子種が定着しないように、私は彼女へシャワーを進めるのが精一杯だった。
結局、私たちの付き合いはその日で消滅し、数日後には彼女は会社を辞めてしまった。
今更だが、私の軽率な言動でこんな事になってしまうなんて…
その後も何度か彼女へ連絡してみたが通じる事はなく、完全に彼女との繋がりは途絶えてしまった。
何度悔やんでも悔やみきれず、私はしばらく気持ちの整理がつかず、心の中で彼女の事を引きずっていた。
それから数日後、私が仕事中に外出先から会社へ帰ってきた時、驚いた事に会社の玄関からあの篁が出てきた。
私はタイミング悪く篁と鉢合わせとなり、罠に嵌められた事に対して怒りが込み上げてきた。
すると
篁「この前は、悪かったな!…社長(剛田)と一緒に行けなくて!…社長から聞いたけど…残念だったな!」
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篁の言葉に、再び私は屈辱感と怒りが入り混じり、言葉を失ってしまい、何も言い返せなかった。
私が沈黙していると、更に
篁「折角だから、いい事教えてやるよ!…実はな~…彼女、今うちの社長の秘書として、うちで働いてんだよ!」
あまりにも驚愕する言葉に、私は全身から変な汗をかき始めた。
しかも、よりによって彼女が奴の秘書をしているなんて…そして、更に私は篁から衝撃的な事実を聞かされる事になる。
篁「あんたには気の毒だったが、でも負けたんだから仕方ね~な…でもな~、彼女今は益々イイ女になってるぜ!」
私「えっ!?…益々って!?」
篁「もう彼女、うちの社長に惚れ込んでるから、たっぷりと仕込まれ可愛がってもらってるみたいで、…でも、うちの社長は女には不自由していないから、彼女みたいなイイ女でも所詮は『性欲を満たすだけの女』らしいけどな~!」
私「ええっ!?……ウソだ!」
篁「ウソじゃね~よ!…社長がそう言ってたから!…彼女もそれを承知の上で、それでも社長を求めてるんだから、仕方ね~よ!…でも、心配すんな!…もし、彼女が社長に捨てられたら、その時はちゃんと俺が面倒見てやるから!!…哀れな元カレ君、じゃ~な!」
彼女は、剛田という男に心を奪われ、心の底から奴に惚れ込んでしまい、奴に抱かれたい為に、奴のいいなりになり秘書という名で奴の性処理をする為に、信じ難いがただその為に彼女は奴のそばにいてる、と理解するしかなかった。
『最高のレディ』だった、あの彩さんが。
その日以降、私は篁に会う事はなかった。
勿論、剛田と彩さんにも。
彩さんが、二人にいい様に弄ばれているのかと思うと、その時はしばらく毎晩眠れない日が続いた。
奈落の底へ突き落とされたあの夜の出来事は、私にとっては忘れる事ができない辛い過去であり、今でも鮮明に覚えている。
–END–
『過去の傷を背負う男(29歳・♂)』さんからの投稿です。
ありがとうございます。
彼女を守ってやれない男性は最低ですね、情けないの一言です。