俺には保育園の頃から仲が良かった、理沙ちゃんという幼馴染がいた。
いわゆる公園で出会ったママ友というやつで、小学校に上がるまではしょっちゅう遊んでいた記憶がある。
それから理沙ちゃんは私立の小学校に行くということで、疎遠になる。
俺も俺で小学校に上がり新しい友達が出来てすっかり理沙ちゃんのことなんて忘れてたんだけど、年に一度くらいは親の繋がりがあるのか、遊びに行っていた。
久々だと子供だからかちょっと照れくさいんだけど、すぐに打ち解けて遊んでた。
それが数年続いて、たしか小学校の4年くらいだった頃。
いつものように子供のノリで遊んでたら、親がそろそろ帰ると言うので二人でイヤだーとか言いながらきゃっきゃと家で走り回って、理沙ちゃんの親の寝室の押し入れに一緒に隠れた。
なんて言うんだろ、仕舞ってある布団に挟まるような感じ?
そんなことしてたら、親ももう少し良いかとなったのか呼びに来なくなり、理沙ちゃんと二人で真っ暗な押し入れの中でクスクスと笑って二人で隠れてた。
そのうちくすぐりあっこみたいな感じになって、俺はくすぐられるのが弱いから、離れたり逃げたり逆に抱き着いたりしてたら、いつの間にか理沙ちゃんもギューッと抱き着いてきて、何やら変な気分に。
エロ本なんかでエッチな知識というものは何となくあったけど、同級生や友達とエッチするなんてことはさっぱり頭になかった年頃。
今でこそそれが性欲による興奮のようなものと認識出来るけど、当時はその変なドキドキの正体が良く分からなかった。
それでも興奮はするものだから、下半身のソレも大きくなってくる。
身体は密着しているので、理沙ちゃんも何かが当たる感覚に不思議そうに俺のその固くなったモノを触った。
「なんか固いよ?」
そう言いながら固さを確かめるように触る理沙ちゃんの手が気持ち良い。
「なんか気持ち良いから触ってみて」
俺はそう言うと、パンツを下ろして直接触ってもらった。
私立の小学校を受験するくらいだから、理沙ちゃんは俺よりも遥かにエッチなことなんて知らないんだろう。
まだ毛も生えていない俺のモノを、理沙ちゃんは何も言わずにおずおずと触っていた。
触り方がまた微妙で、気持ち良いんだけどもどかしい。
「ねえ、ちゅーしていい?」
「いいよ」
もう何が何だか分からない高揚の中で、俺は理沙ちゃんと真っ暗な押し入れの中で抱き合いながらキスをしてた。
大した知識もないのに舌を舐め合う。
「舌って柔らかいね」
「うん」
理沙ちゃんも興奮しているのか、吐息を静かにあげていた。
俺は理沙ちゃんのスカートとパンツを脱がせると、理沙ちゃんの上に乗って抱きしめ、ずっとキスをしながら俺の当時なりに大きくなったそれを理沙ちゃんの股に挟み込んだ。
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なんでそうしたのか分からないけど、数少ないエロ本の知識と、どうやったらもっと気持ちよくなれるかを考えて導き出した結果、ああなったんだと思う。
それから俺は無心に腰を振った。
セックスの知識なんかなくても、生物は自然にそうするんだってのが分かる。
理沙ちゃんのおまんこと内太ももに挟まれて擦りつけるようにひたすら腰を振っていると、今まで感じたことのない変な感覚がこみ上げてくる。
理沙ちゃんも艶めかしい吐息を上げながら俺に抱き着いてきてて、二人とも上に来てたTシャツか何かをたくし上げて裸で抱き合いながらひたすら舌を絡ませ、性器を擦りつけあった。
しばらくして俺はついに何だか分からない変な感覚に我慢できずに
「うっっ」
と声を上げて、全身を襲う快感とビクビクと痙攣する性器にひたすらぎゅーっと理沙ちゃんを抱いていた。
快感の波が引くと冷静になったのか、理沙ちゃんがお腹の辺りがベトベトするというので二人で押し入れを出た。
お腹の辺りには白濁したヌルヌルの液体がついていて、それが何なのか分からなかった二人は脱いだものを持ってこっそりトイレに行って理沙ちゃんのお腹と俺のモノを拭いた。
なんか良く分からないけど、なんか良くないことをしてしまったと思った二人は、押し入れの中で起こったことには一切触れず、そのままその日は帰った。
翌年から理沙ちゃんの家に遊びに行くことはなくなって、そのまま大人になってしまったので、今はどうしてるのかもさっぱり分からない。
あの日から俺は床オナを覚えて、ベッドの中でそのことを思い出しながら毎日のようにオナニーをしていた。
それがオナニーであり、床オナであり、出てくるものが精液だと知ったのは、それから一年くらいあとのことだったと思う。
多分あれが5年生とか6年生で、思春期が来てたら、ああいうことにはならなかったのかなーと、今では思う。
理沙ちゃんはあの日の出来事覚えてるのかなぁ。
–END–
『タケル(31歳・♂)』さんからの投稿です。
ありがとうございます。
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