20代後半の頃、私は毎週のように渋谷のクラブに通っていました。
たまたま職場の仲間が「クラブにいかない?」と誘ってくれたので、何事も勉強と思い、行ってみたのです。
ライブハウスには時々行っていた私でしたが、クラブは初めてだったので、初めて行った時は、その雰囲気に圧倒されてしまいました。
しかし、徐々にお酒が入ってくるとテンションもあがり、初対面の人と会話をしたり、多少は踊ったりもできるようになりました。
私は仕事帰りにスーツのままクラブに行ったので、場違いな格好ではないかと心配していたのですが、意外にも、仕事帰り風の人は他にもいて、友人によると、逆にスーツでいる方が女性と親しくなりやすいという話でした。
私たち2人の近くにいた女性グループ3人とは、席が近かったこともあって自然な流れで会話が始まり、少しずつ距離を縮めていきました。
私と一緒に行った同僚は、手慣れたもので、すぐにその女性グループに溶け込み、狙っていた女性1人といい感じになっていたので、私は羨望の眼差しで彼を見ていました。
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すると、私の様子を見ていた女性グループの別の2人が、私に話しかけてきたのです。
「よく来るの?」と聞かれたので、「初めて来たんで、ちょっと戸惑ってます」と正直に言うと、「やっぱり!そんなオーラ出てたよ」という言葉が返ってきたので、3人で大笑いをしました。
それがきっかけで会話は弾むようになり、私もいい気分になってきました。
ストレス発散で通っている同僚の気持ちがよく分かりました。
終電近くなって辺りを見回すと、同僚はすでにいませんでした。
どうやら、お持ち帰りに成功していたようなのです。
そして、残っていた女性2人のうちの1人から、「あの子が君のこと気に入ってるみたいよ」と教えてくれたので、私はその子を思い切って飲みに誘ったのです。
ちなみに仲介してくれた女性は、「私のことは気にしないで!」と言ってくれたので、遠慮なくその子を誘い、外に出ました。
深夜だったので、余計なことは不要と思い、手をつないだままホテルに直行しました。
まったく拒否されなかったので、相手もその気だったのでしょう。
ところがです。
その女性はなんとSM好きだったのです。
私たちが入ったラブホテルには、なぜか分娩台のような椅子が置いてある部屋で、SMチックな内装でした。
女性もかなり酔っていたので、素をさらけ出したのでしょう。
裸になってその椅子に座るように命じられた私は、女性から筆で体をいじいじされたり、手錠をかけられたりと、とにかく責められ続けました。
ただ、初体験だったクラブ同様、SMプレイも意外と良いかも!と感じた私は、すっかり彼女の思うがままにされ、女王様と奴隷の関係になってしまったのです。
次の週もまた同僚と2人でクラブに行くと、再びその女性たちと会いました。
私の同僚と関係をもった女性から、「聞いたわよー、Mなんですってね!」と言われ、かなり恥ずかしい思いをしましたが、結局その日もまたSMプレイに明け暮れることになったのです。
一応、この5人だけの秘密ということにしてもらっていますが、同僚が酔った勢いで誰かに話したりしないか、しばらくは心配で仕方がありませんでした。
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