たしか3度目の彼女とのデートの時だったとおもいます。いつものように僕が、彼女の満里奈を車で迎えに行くと、家の前に彼女ともうひとり、これは年配の女性が待っていました。
誰かなと思っていると、彼女が僕に、
「祖母なの。名前は菊と言って、きょうはいっしょに行きたいというんだけど、いいかしら」
僕はあらためてその満里奈の祖母と言う女性をみました。なるほど、そういえば顔かたちは彼女とどこか似通っています。当たり前ですが、彼女よりもだいぶ老けていて、顔にも皺が多く、体全体にぜい肉がついています。ただ、その胸はいまでも丸くつきだし、腰なども豊かにはりだしていて、後ろ姿をちらとみたときには、スカートに下着の線が急角度で響いていて、色気の点に関しては彼女にもひけはとりませんでした。
「はじめまして」僕が挨拶すると祖母は、ねっとりとする笑顔を浮かべました。
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「孫の満里奈がいつもお世話になっています。ごめんなさいね。せっかくのお二人の楽しみに、こんなお婆ちゃんがおじゃまするようで」
総いいながらも菊さんは、最初から僕たちについてくる気持ちでいました。
「どうぞ、どうぞ」
僕が言うと彼女は、孫娘といっしょにいそいそと後部座席に乗ってきました。
その日のデートは、菊さんが二人をリードする形になり、孫娘をさしおいて僕になにかと話しかけてきては。満里奈を置いて二人きりで先に歩いて行ったりするのでした。
その日、真里菜の家に二人を送っていくと、菊さんが僕にあがっていけとしきりにすすめるので、僕もお言葉に甘えることにしました。
「おばあさんのこと、迷惑だったんじゃない」
菊のいないところで満里奈がこそっと僕にいいました。
「そんなことないよ。楽しいお婆さんだね」
僕は菊が、平気で体をおしつけてきたり、時には太腿を僕のそれにくっつけてきたりしてきたことをおもいだし、真里菜が怒ってないかと気になりましたが、ひとつも気にしてないようなので、ほっとしました。彼女は祖母を愛しているようです。
「いいもの、おみせしましょうか」
冷たいジュースをのみおえたとき、菊が僕の手をひっぱって二階の自分の部屋に向いました。満里奈はついてきていません。
部屋にはいると菊さんは、いきなり着ているものをぬぎだして、あぜんとする僕の前で、フラダンスの衣装に着替えました。さすがにここまで歳をとると、男性の前でも平気で裸をみせられるのかと、僕はむしろ彼女の、堂々とした脱ぎっぷりに尊敬の念さえおぼえました。
室内にハワイアンが流れ、そのゆったりしたリズムにあわせて、菊が踊りはじめました。10年続けているとかで、さすがにそのダンスは様になっています。
「あなたも、いっしょ」
「踊れません」
そういう僕の手をとって、身をよせるようにして菊は、ダンスを踊りだしました。胸が、下腹部がふれ、こすれあい、僕はだんだん興奮してきました。
菊は僕の体に腕を絡ませてきました。そして、体をぴったりあわせて、踊りをつづけました。
僕が彼女のひらひらするスカートに手をいれ、太腿のつけねににふれたのは、それからしばらくして、お互いの気持ちが塾してきたときのことでした。菊はそれをまっていたかのように、熱い吐息を僕に吐き掛けました。これまで彼女のような年配者を抱いた経験のない僕でしたが、菊の積極的なリードはこのときも僕を性的な興奮に巧みにみちびき、僕たちはすんなりと交わり合うことができました。その間もあいかわらずハワイアンがながれつづけていて、菊がいくら大きな声をあげても、階下の孫娘の耳には届かないのが幸いでした。
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