満員電車と女子高生

一時間以上満員電車に揺られながら会社へ向かう日々がかれこれ五年以上続いています。私が電車に乗る駅は住宅街が並び、朝の通勤時間帯では都心に向かう人でホームは人で溢れています。独身の私がこの地に住む理由は付近のアパートの家賃の相場が都心に比べて比較的安かったからなのですが、この駅は朝のラッシュ時の混雑が有名なところで電車に乗るために人を押し込まないと入れない程です。会社に到着すると汗びっしょりでぐったり状態です。このまま朝の通勤を続けるのは厳しいので会社近くのアパートに引っ越そうかと考えているくらいでした。

そんなある日、いつものように体を押し付けながら電車に乗り込んだ時に、目の前に制服姿の女子高生がおり体も密着してしまいました。私はやばいと女子高生と向き合っていた体を少し逸らしてくっつかないようにしました。この沿線は痴漢の出没が頻発しており、痴漢に間違えられたらたまったもんじゃありません。取りあえず女子高生と少し離れたのでホッと一安心していたところ次の駅で乗車によって押し込められ再び女子高生と正面を向き合いくっついてしまったのです。

身動きがとれなくなりどうすることも出来なくなりましたが、目の前の女子高生がくっついていることで股間が不覚ながら徐々に膨らんでしまったのです。このままでは痴漢にされてしまうと焦っていたとき信じられないことが起こりました。

股間をもぞもぞとまさぐられる感触がしたのです。女子高生に目線を向けてみると、こちらを見つめていたのです。無表情のようでしたが何か含み笑みを浮かべていたようにも見えました。まさか目の前の女子高生がと思いつつすぐに視線を逸らしたのですがまさぐる感触が強くなっていったのです。やがて彼女は私の胸の中に顔を埋めていきましたが股間をまさぐることは止めませんでした。

そのまま私の会社の仕事場のある駅に到着、何事もなかったようにホームを出て会社に向かいましたが、柔らかい手の感触で触られてしまい完全に射精してしまいました。このままではまずいと近所のコンビニでトランクスを買い、会社のトイレで股間を拭きトランクス穿き替え仕事に就きました。それにしても女子高生の痴女に遭遇するとは信じられませんでした。見た目もそこそこ可愛くおとなし目の感じですのでどちらかと言えば痴漢されるタイプの子です。そんな子が私の股間をまさぐってきて顔を私の胸の中に埋めてくるなんて夢のようでした。

あれ以来、痴女の女子高生とは遭遇していません。夢だったのか幻だったのかと思いながらもあの痴女女子高生に股間をまさぐられた感触は今だ忘れることはできません。また会えないかと彼女の姿を探しながら今日も満員電車に乗り込みます。