Sは僕のテニスのコーチでした。
会社員の僕は、土曜の午後から丘の上のテニスコートに出かけ、そこで4、5人の女性たちにまじって、Sのコーチをうけるのでした。
言い忘れましたがSは女性で僕より10年上でした。
若い頃からテニスを続けてきたSは大柄でよくひきしまった体格をしていました。
生徒で男は僕だけで、他の女性たちはSよりも年上が多く、なかには50代の人もいました。
僕は運動神経はじつにひどいものでした。
その僕がなぜラケットをふるようになったかといいますと、それはSの魅力にひかれたからにほかなりません。
以前テニスクラブの生徒募集のチラシがマンションの僕の部屋のポスト舞い込みました。
そのチラシに、テニスウェアを来て颯爽とラケットをふるう女性の写真が出ていました。
ひるがえるスカートからすらりとのびたあしが、僕の目にまぶしく映りました。
当然これはモデルにちがいないと思いましたが、ある土曜の昼にチラシに出ていたテニスコートの前を通りかかると、はたしてフェンス越しに、チラシの女性の姿が認められたのでした。
たまたまそのとき、彼女がこちらをむいて、ボールを拾おうとしていました。
ひろげ気味の膝の間から真っ白なパンツがむっくりもりあがっているのまで見えました。
僕はもうたまらなくなって、その日のうちにクラブに入会していました。
「経験はあるのかしら」
「中学のときちょっと」
本当は一日で練習のきつさに音をあげたのですが、まるっきり嘘というわけでもありません。
「きょうはどうします」
「このままでよければ、練習させてください」
そういうわけで僕は、その日からSのコーチをうけることになったのでした。
Sはまず僕に、ラケットの素振りをさせました。
なってないのは当然です。彼女は僕の背後にまわり、僕の手をとってラケットのふり方を指導しました。
熱心な彼女は僕の背中に平気で胸をおしつけてきました。
僕は興奮しましたが、そんなことは顔には出さず、あくまで神妙な面持で彼女に手を握られたままラケットをふり続けました。
生徒のなかには僕と同年代の若い女性もいました。
男の僕がはいってきたので、妙に意識して、ときおり意味ありげなまなざしをこちらに投げかけたりしています。
僕はそれから毎土曜日というもの、かかさずテニスクラブに通うようになりました。
例の若い女の子とも気安くなり、練習後にちかくのカフェにいっしょによることもありました。
「S先生、結婚してるのかな」
「まだみたいよ。あれだけの容姿でしょ、その気になったら男はいくらでもいるはずだけど」
「かわいいというより、きれいな人だね」
「そうね」
「どこからきてるのかな」
「あなた、先生のことばかりで、あたしのことはなにもきかないのね」
「そういうわけじゃ…きみのテニスだって、パンツがちらちらみえて、すてきだよ」
「なによ、そんなのみるために、テニスしてるの」
本音をつかれて僕は、おもわずアイスコーヒーにむせかえりました。
Sが独身ときいて、僕の彼女へのおもいは、ますます強くなりました。
その次の練習日に僕は、Sがいつものように僕の手をとってコーチしだすと、わざとのように背をその胸にギュッとおしつけました。
彼女はなにも気づかない様子です。
それに気をよくした僕は、今度は腰を彼女の鼠蹊部にまともに当たるようにつきだしました。
広告コード「444801」入力で6,000円分無料ポイントがもらえます
彼女のスカートとバンッを通して恥骨の部分が、僕の臀部にまともにふれました。
そしてそのままぐいぐい後ろに下がって、いきなりしゃがみました。
後退してくる僕に対して前に重心をかけていた彼女はたまらず、前のめりに転倒し、僕の目の前で彼女のあしがいっぱいにひろがりました。
僕はわざとバランスを崩したふりをして彼女のあしのあいだに顔からつっこんでいきました。
僕は彼女のパンツに顔をおしつけ、その甘いような酸っぱいような香りをかぎました。
「だいじょうぶ」おきあがってきた彼女が声をかけました。
「僕より先生のほうが」
「私は平気よ」
「僕、先生のあそこに、ふれてしまいました」
「ふれたといっても、パンツの上からでしょう」
「できるなら、パンツなしでふれたかったです」
「まあ、ふふふ」
このときから僕とSは急速に親しくなり、数日後には僕は、彼女のマンションの部屋で、その体を抱き寄せていました。
いつもコートの中でみている彼女がいま、僕の手によって、着ているものをぬがされていきました。
そして僕が、彼女のふとももをひろげ、真っ黒な体毛の下からあらわれたの皺の間に指をわりこませて、事に及ぼうとすると、彼女はあしをすりあわせながら、ふと言いました。
「私こういうの、慣れてないの」
「大丈夫、これからは僕が、先生のコーチになってあげるから」
「あなたのボールを、うまくうけとめられたらいいんだけど」
二人は笑顔をかわすと、重ねあわせた口の中で、舌をからませあいました。
コメントを残す