恥ずかしいが、漏れは社会人になるまで童貞だった。
女友達は結構いたが、女の子にしてみれば安全パイ扱いだったのかもしれない。
仲は良かったが、所詮友達止まりだった。
高校は田舎だったから、どんなに進んでる奴でもキスぐらいなもんだった。
大学は女子が圧倒的に少なく、出会いが無かった。
バイト先では良い感じになった女の子に告白したがフラれた。
そんな訳で漏れの初体験は社会人になってから。
会社の職員旅行の時だった。
学生の時の様に女子社員とは友達として仲良くやってた。
その中でも1人の女の子と、とても仲良くなった。
一緒にお昼を食べたり、帰りにお茶して帰る仲だった。
でも決して付き合ってる訳じゃなかった。
彼女は明るくて、万人が可愛いという顔じゃないけど愛嬌が有った。
漏れは彼氏がいるんだろうと思っていた。
職員旅行の時期が近づくと、彼女が「一緒の班で行けたら良いね」と言ってくれた。
複数の班に分かれて行くことになっていたから。
漏れは都合でどうしてもこの班じゃないと行けないと、彼女と同じ班で希望を出した。
別にエロいこと考えてた訳じゃない。
彼女が一緒なら楽しいと純粋に思っただけ。
そして旅行当日、漏れと彼女はバスでも食事の席でも常に隣だった。
なんだか恋人みたいな気分だった。
漏れはちょっと意識し出してた。
夕食で2人ともお酒を飲み、良い気分になっていた。
漏れはお酒の力を借りて彼女に言ってみた。
漏れの部屋で一緒に飲まない?
彼女は仕事帰りのお茶の誘いの時の様に、すんなりOKしてくれた。
最初は普段の様に話をしてたが、だんだん眠くなってきたのと旅行の疲れで、
彼女はベッドに寝転んで話をし出した。
漏れはちょっとドキドキしてきて、エッチしたいと考え出した。
漏れも疲れたから一緒に寝ていい?と聞くと、あっさりOKしてくれた。
安全パイの漏れに無警戒だったんだと思う。
漏れは彼女の隣に寝転んだ。
ちょっとしっとりした話をしながら、漏れはさりげなく彼女に髪や体に触れた。
彼女もちょっと驚いていたが、抵抗はしなかった。
我慢出来なくなった漏れは、彼女の方を向き、腰に手を回した。
彼女の目を見つめた。
彼女もいつもの明るい顔が消えて、ちょっと真面目な顔をしてた。
キスしていい?と聞く変わりに、少しずつ唇を寄せていった。
彼女はそっと目を閉じた。
キスの仕方がわかんなくて、ただ唇を合わせただけのキス。
彼女はそっと俺の背中に手を回してくれた。
漏れのファーストキスだった。
それからは童貞の漏れの暴走が始まった。
ムードも何も無く、そのまま彼女の胸を触った。
最初は服の上からだったが、そのうちTシャツの下から手を入れて、
ブラを下手くそにずらして直接触った。
想像以上のやわらかさに感動した。
そしてTシャツをめくり上げた。
彼女の白くて大きくないけど可愛い胸が見えた。
夢中で乳首を吸った。
彼女は感じるふうでもなく、抵抗するでもなく、ただじっとしていた。
漏れは彼女のジーンズを脱がしにかかった。
でもスリムジーンズはいてたんで、なかなか下にずり下ろせなかった。
彼女が自分で腰を浮かして、自分の手で下ろすのを手伝ってくれた。
いきなりだったが、パンツの中に手を入れて、割れ目を撫でた。
指で割れ目を掻き分け、一番深いところを探し当てた。
今思えば、強引に掻き分けて彼女は痛かったと思う。
彼女はもう充分に濡れていた。
ヌルヌルとした愛液がたっぷりを出ていて、女性はこんなにも濡れるものかと驚いた。
穴に指を入れた。
スムーズに入った。
女性の穴の長さ、奥の広がりに驚いた。
彼女の体に夢中で、彼女の顔を見るのを忘れていた。
彼女の顔を見ると、顔を真っ赤にして、見たことも無いような恥ずかしい顔をしていた。
じっと漏れの顔だけを見ていた。
漏れは彼女にキスをして、彼女の足の方に回ると、パンツを脱がせた。
彼女のひざをつかんで、そっと足を広げさせた。
真ん中に彼女の性器が有った。
初めて見た女性の性器。
漏れは自然に舐めていた。
彼女はその時、初めて声を出した。
押し殺した、我慢しているような声だった。
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もう漏れは我慢が出来なくなり、かなり格好悪くアタフタと服を脱ぐと、彼女の中に挿入しようとした。
彼女に目で確認すると、小さく頷いたように見えた。
彼女は濡れやすかったのかもしれない。
童貞の漏れでもすんなり入れることが出来た。
初めて入れた感想は、月並みだが温かいと思った。
入れてものの10秒くらいで射精した。
彼女の太ももとヘアーに俺の精液がかかった。
かなりギリギリのタイミングだった。
終わった後、彼女の顔を見ると、照れ笑いをしていた。
漏れも一緒に照れて笑った。
絶対経験済みと思っていた彼女は、実はこれが初めてだった。
漏れはこの年になって処女で童貞卒業できるなんて思っていなかったから嬉しかった。
彼女の俺が汚した所をティッシュで拭いて、一緒に風呂に入った。
もう、昔からの恋人のようだった。
お互いの体を洗って、タオルで拭いて、服を着せて。
おやすみのキスをして、彼女は自分の部屋に帰っていった。
変態だが、漏れは今さっきのことを思い出して、1人でしてしまった。
彼女とはその後、結婚した。
–END–
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