前回の話はコチラ⇒姫初め(1)
「恥ずかしいから…あまり見ないで…、」
睦巳は小さな声を立てて太股と腰の部分をくねらせた。
閉ざされていた貝は、男の指と舌の蠢きによって、より膨らみ拡がり始めた。
女のそこは、少女のように一直線に閉じているものと思っていたが、男の指と舌の蠢きによって恥裂は更に拡がり、
そこから鶏冠を想わせるピンクの肉襞と貝柱が覗いてきた。
睦巳のそこは肉襞が捲れて跳びだし、鶏冠のように赤貝が両側に開いたような格好で、愛液で濡れて光っていた。
その恥裂が潤み、妖しく濡れて光っている。
そこを指で触ると、そこは生きた赤貝が動く仕業に似て、潤んだ露が光って見え、
さらに指圧を加えると、秘部を中心に襞が蠢き、腰全体がうねりだした。
その刺激に睦巳が激しく反応している。
拡がった恥裂は、そのピンク色がひときわ鮮やかな部分に、きらきらと溢れるものが光っている。
溢れるものは、まくれて外側にのびた二枚の内陰唇をも、ぬらぬらと妖しく光らせていた。
指を二本、開いてきた口に忍び込ませ、挿入させて指先の根元まで、
入れたり出したりしてピストン運動のようにしていくと、指先に睦巳の愛液がまとわりついてくる。
睦巳のからだは完全に女の性欲に萌えている。
指を抜いて匂いを嗅ぐと甘い良い香りがした。
もう、射精しそうな興奮に達していた。
扉を開くように睦巳の両脚を大きく拡げさせた。
その間に割って入り、太腿を拡げさせ、舌の先を尖らせて睦巳の蕾に充てこね回す。
さらに睦巳のそこ全体に唇と舌先で幅広く刺激した。
すると睦巳は
「イヤ!…もう、ヤメて!…」
と哀願した
シャブる私の頭を除けようと、両手を私の頭に当ててそこから逃れようと激しく抵抗する尖った舌が更にそこに蠢くと、
睦巳のからだは魚が跳び跳ねるように、必死に逃れようと凄まじい力で藻掻いた。
それを逃がさまいと必死に睦巳の両脚を押さえて、突起にむしゃぶりつくと、睦巳はまたしても逃れようと足をばたつかせ、
私の顔を足で蹴るような凄い力で逃れようとして、必死に藻掻いた。
睦巳は再び感じてか、激しくからだを捩って足を突っ張り、そして両足を絞り込み、
両手を私の頭に当てて私の頭をずり下げようとし、自分はずり上がろうとしている。
男の強い刺激から逃れようとしている。
それを逃がさまいと、力一杯で睦巳の両足を萎めさせまいと、
太腿を拡げさせることに力を入れ、続けて舌で性器全体を愛撫し続けた。
この激しい蠢きの中に睦巳は何回となく達していたのかも知れない睦巳が本当に嫌がっているのかと思い、
しゃぶりつくのを止めて、正常位に睦巳に覆い被さった。
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睦巳の太腿を更に拡げ今にも弾けそうな肉柱を摘んでそっと睦巳の柔肉に充て、
ゆっくり奥に向かって押し込んでいった。
潤みきっている膣の中には難なくはめ込まれていく。
男塊が潤んだ沼地に潜り込んでいく。
貝襞がそれを受止め更に奥に送り込んでくれる。
睦巳も、興奮に満ちた男の素晴らしく硬い鉄の肉棒が挿入される感覚に酔い痺れていた。
凄い律動が始まり、四~五回も突いたと思ったら、睦巳の絞り込みに堪えきれず、
睦巳のからだを強く抱きしめ堪えかねた男塊から、ついに白濁の液が沼地の奥に跳び散っていった。
睦巳は両足を突っ張り、からだ全体が突っ張って硬直し、やがて力が抜けて緩んでいった。
両手を投げ出して拡げ、大きな息を吐き続け、ぐったりとして動かなくなった。
その姿態を見て、珍しく睦巳は満足していると思った。
おそらく数回、イヤ五回以上も達したのだろう。
今年の姫初めはこの豆電池の灯りで睦巳の秘部をくまなく眺め…、女の性器が次第に膨らみ昂ぶる様子と蠢き…、
粘液に潤む肉襞の変化…、内襞の微妙な動き…、必死の逃れようとする睦巳の激しい動き…、それぞれの女体の蠢きを見つめ、
女性器のすべてと女の興奮の過程を知り尽くそうと励めた夜だった。
それが私自身を興奮の渦に昂ぶらせ、硬い鋼鉄のような肉棒を睦巳の肉襞の中に進ませたのだった。
睦巳も私も満足していた。
それが今年の姫初の夜だった
–END–“
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