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オレが小4のとき昼休みの教室で担任の女教師とクラスの優等生の女の子が二人で楽しそうに話しているのを見かけた。
もうすぐ夏休みでみんな少し浮かれていて、そんな雰囲気がなんだか楽しかったのを覚えている。
女教師は教室前窓側にある自分の机に座っていて女の子はその横でニコニコしながら 前後にゆらゆらとリズムをとって揺れるように動いていた。
すらりと背の高い子で大人っぽく(当時のオレにはそう見えた)、
涼しい切れ長の目と肩までのびるストレートヘアが印象的な子だった。
担任はきれいな人だったがちょっと気の強い感じで、当時のオレらには取っ付きにくかった。
優等生の女の子は、そんなこと気にもしないようで、他のみんなとは違って普段からよく先生と話をしていた。
今から思えば、二人はよく似ていたんだと思う。
ただ今日はなんだか様子が違うようで、女の子がいつになくはしゃいでいるように見えた。
「どうかしたの?」
駆け寄って話し掛けてみたが、二人から返事はなかった。
女の子は迷惑そうなそぶりをみせたあと、ゆっくりと身体の動きを止めた。
オレが来たことが気に入らないらしい。
「続けなさい」
彼女は驚いて先生の顔をみたが、表情をかえない先生を見て 困ったような顔をしたて目を伏せたあとまた前後に揺れはじめた。
「どうしたの」 と僕はたずねた。
「前ほど楽しそうじゃないね」
彼女は驚いて僕のほうを見た。目にうっすらと涙を浮かべ、軽く口を開いて耳までまっかにしていた。
顔は僕のほうを向いていたが目は僕を見ていなかった。僕と彼女の間の何かを見ているようだった。
何をしているんだろうと彼女らをよく見ると、椅子に浅く腰掛けた先生のタイトスカートからのびる形の良い足の片方を彼女がまたぎ 太ももではさみ込んで立っていた。
先生はそのひざを貧乏揺すりをするように小刻みに動かしたり両膝で彼女の太ももをはさみ込んだりしていた。
彼女もスカートをはいていたので先生のひざがどこまで届いているのかは良く分からなかった。
なんだか異様な雰囲気にオレはその場を立ち去ろうとすると。
「しばらくそこにいなさい」と先生に呼び止められた。そして彼女に向かって 「どう?見られてると気持ちいいでしょ」 と言い放った。
彼女は戸惑ったような顔で先生のほうを見た後ゆっくりと目を閉じてからかすかにうなずいた。
こんなことが気持ちいいのか?と思い彼女の方に向き直ってジッと彼女を見ていると、前後に揺れていた彼女のからだが徐々に動かなくなり、徐々に腰を前後に動かせて先生のひざに下半身をこすりつけるような動きへと変わっていった。
うなずいたまま下のほうを向いていた彼女に向かって先生は、「○○君(オレの名)のほうを見なさい」 と声をかけた。
彼女はゆっくりとこちらに顔をむけた。腰はゆっくりとだが大きく前後に動いていた。
うっすらと口元に笑みを浮かべ、うつろな目でこちらを見ている。彼女になんだか気まずくなったオレはどうして良いのか分からないまま微笑み返した。
彼女はオレに答えず眉間にしわを寄せると目を閉じた。
ますます気まずくなったオレはその場を離れようと一歩後ずさると、すかさず先生は「○○君、何をしてるか分かる?」と声をかけてきた。
「分かりません」とオレが答えると、先生は薄笑いを浮かべて椅子に深く腰を引くと、ひざを彼女のまたの間から抜いた。
声をかけられたオレはタイミングをはずされて動けなかった。
突然ひざを抜かれた彼女は戸惑い、もじもじしながら先生の顔を見た。
「もっとしたいの?」
彼女に向かって先生は声をかけた。
彼女はちらっと僕のほうを見てから先生のほうに向き直り顔を真っ赤にしてうつむいた。
「自分で触りなさい」
彼女は先生のいったことに驚き先生の顔と僕の顔を交互に覗き込んだ。
「あなたくらいならこれまでになんどもしたことあるでしょ?どうなの?」
彼女は困ったような顔をして僕を見た後先生のほうを見て力なくうなずいた。
「じゃあできるでしょ?」
先生がいうと彼女は肩幅くらいに足を開くと軽くひざを曲げて、スカートの裾に手が届きやすいようにして、左手でスカートの前の裾をつかんだ。僕は何を触るのか、何が起きるのかさっぱり見当がつかなくて彼女の動きをジッと見つめていた。
彼女がオレの視線を気にしているのがありありと分かった。
口元に薄ら笑いを浮かべていた先生の表情が堅くこわばるのを見て彼女は意を決したように動き、先生机の角に下半身を押し付けた。
「いつもそうしてるのね?」先生はゾクッとするような笑みを浮かべて彼女を見た。
前より激しく腰を動かす彼女に先生が尋ねると、彼女は途切れ途切れに「こうすることもあります」 と答えた。
「かしこい子ねえ。それなら○○君も何をしてるかわからないかもね。」
正直ここまでくるとオレも彼女がなにかしらエッチなことをしてるんだということが分かったんだが、分からないことにしておいた方が良いような気がして黙っていた。
彼女は机の角に向き直ったことでほぼ僕のほうを向いた格好になり、顔は完全に僕のほうを向いて腰を使っていた。
先生が軽く彼女のスラッと細い太ももに手を添えると、彼女はビクッと身体をふるわせ、当時の僕にも分かるようなイヤらしい笑みを浮かべてアゴを軽く突き出して少し上に目線をあげた。
さすがのオレもそこが教室であることを忘れて彼女の次の動きに期待した。先生もオレの変化に気付いたようだった。
しかし、この時突然に休み時間の終わりを告げるチャイムがなり、僕も彼女も我にかえった。
「この続きはまたね。」と先生は何ごともなかったかのように席を立ち、オレはその言葉に弾かれるように駆け出した。
少し離れてから振り返ると彼女はオレのほうを見ていた。
その後どうしたかは全く覚えていないが、しばらくしてその先生は不倫が発覚して職を辞することになった。
続きがあったのかどうかは彼女に聞いたことはない。
それから15年ほどして彼女といたす機会があったんだけれど、人に見られて興奮する立派なスケベに成長していた。
あの時の事を覚えているのかいないのかこれもまた聞いたことがないので分からない。
覚えていたとしたら、彼女といたすキッカケはあの出来事だったんだろうと思う。
だとしたら、先生に感謝するべきなんだろうな。
–END–
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