俺、30代前半。
24の時に今の嫁さんと結婚した。
嫁さんは1つ下。
嫁さんは処女じゃなかったけど、俺は童貞を嫁さんに奪われた。
いろいろあって結婚し、その中で前の彼氏とどういうHをしたのか聞き出した。
嫁さんは「前の彼氏のことは思い出したくない」と言っていたが、 折にふれて聞き出し、断片をつなぎ合わせると大体わかってきた。
嫁さんの名前はあさぎちゃん(仮名)。
あさぎちゃんは俺と付き合う前に二人の男と関係を持っていた。
一人は大学入りたての頃にバイト先で出会ったバイトの先輩。
もう一人はその後大学のサークルで出会った先輩だ。
あさぎちゃんは、顔はそんなにかわいくはない・・・かも。
身長は155センチ、体重45キロ細身で貧乳。(もっと小さい気もする)
黒髪・赤ブチの四角メガネがトレードマークだ。
印象としては、マジメで清楚、明るいといったところだろう。
俺は、ちっちゃくて女の子っぽいが時に強引に俺を引っ張るところがいいと思っている。
あさぎちゃんは北関東の某県立高校を卒業すると、都内某私立大に進学した。
ひとり暮しをはじめたあさぎちゃんは、生活費をまかなうために駅前のマックでバイトを始めた。
そこで、同じ大学の4年生の先輩に出会った。
先輩は大学の授業のこと、バイトのこと、また一人暮らしのことについていろいろアドバイスしてくれたり、助けてくれたりしてくれた。
高校は共学だったが、男子とはほとんど話をしたことがなかった地味なメガネっこあさぎちゃんはすぐに先輩を好きになっていた。
先輩もそれに気付いたらしく、付き合うことになった。
あさぎちゃん、大学1年の春の4月末のことである。
あさぎちゃんはバイトの後先輩とご飯を食べに行ったり、 休みの日に一緒に買い物に行くだけでうれしかった。
そんなこんなで一ヶ月が過ぎた。
あさぎちゃんは、彼氏から部屋に遊びに来いとか逆に部屋に遊びに行きたいと言われていたが、部屋に行くということは、たぶんセックスをすることになると思い、躊躇していた。
高校の同級生はほとんどが奥手で、H経験のあるクラスメイトは女子で一人いるかいないかだった。
そんな環境にいて、あさぎちゃんはセックスがどういうものかよくわからず、興味はあるものの、ちょっと怖いと思っていたのだ。
バイトが終わった6月のある日、あさぎちゃんは彼氏の先輩から部屋に遊びに来いと言われた。
またもちょっとためらうと、
「そんなに俺の部屋に来るの嫌なの?」
と憮然とされた。
彼氏に嫌われたくないあさぎちゃんは、遊びに行くことにした。
やっぱり、セックスするんだろうか・・・不安と緊張に襲われた。
あさぎちゃんは彼氏の部屋に連れ込まれた。
最初はお茶を飲んで、彼氏の昔の写真などを見て談笑していたが、しばらくしてベッドの隣に座らされた。
そして、キスをされた。キスまではすでに彼氏とやっていた。
しばらくキスが続くと、ベッドに横にされた。
そして、服の上から胸をもまれた。
やっぱり、セックスなんだ・・・と思うと、あさぎちゃんは不安を感じるのだった。
あさぎちゃんは一通りのことは、ここですべて経験した。
おっぱいを執拗にもまれ、乳首を吸われ、あそこに指を入れられ、お豆らをなめれた。
一方的にやられる感じで気持ちいいとは感じず、得体のしれないいることをされてようで怖いと感じた。
初めて勃起したちんちんを見たときはグロテスクで気持ち悪いと思ったそうだ。
それをなめるよう言われてとても嫌だったそうだ。
しかし、なめろと言われて嫌々なめた。
醜い形をしたアレ、しかもおしっこが出る汚い所。
早く終わってほしい、そう思うようになっていた。
彼氏はちんちんにゴムを装着し、ついに挿入の時が来た。
硬くそそり立ったちんちんを彼氏があさぎちゃんの股間にあてがって中に入れようとした時、 あさぎちゃんは狼狽し、半ばパニックになった。
何とあさぎちゃんはちんちんをあそこに入れるのがセックスだということをこの時まで知らなかった。
何かヤバい変態プレイをされていると誤解し、
「イヤーっ!!」
と悲鳴をあげた。
彼氏は、動揺するあさぎちゃんを落ち着かせ、Hとはこういうものだと諭した。
あさぎちゃんは言われてみればそうだという気がしてきて、再び挿入することになった。
しかし、きつい。
なかなか入らず、あさぎちゃんは
「痛い!痛い!」
と声をあげた。
「大きい声だと周りに響くから」
と彼氏は言い、あさぎちゃんの口を手で覆った。
そして、ムリヤリ、こじ開けるように奥まで、ちんちんの根元まで挿入した。
痛い、怖い。
あさぎちゃんは泣き出してしまった。
彼氏は
「最初は痛いけど、なれると気持ち良くなるし、ゆっくりやるから」
と言って続けた。
もう、早く終わってほしい。
あさぎちゃんはそう思うだけだった。
どれくらいの時間がたったのだろう。
長くしか感じられなかった。
彼氏は苦悶するような表情をし始めると、腰の動きを早め、呻くような声を出した。
すると、ようやくちんちんを抜いた。
「ほら、これが精子だよ」
彼氏はコンドームにたまった精子をあさぎちゃんに見せつけた。
コンドームには血が付いている。
そして、あさぎちゃんの手に精子をたらそうとしたが、あさぎちゃんは
「絶対にイヤ!」
とこばんだ。
もう、吐きそうだった。
なんで、自分はこんなに怖くて気持ち悪いことをしているのか・・・
あさぎちゃんはおびえていた。
彼氏はあさぎちゃんを抱きしめると
「最初は怖いかもしれないけど、なれればきっと好きになるよ」
と言った。
やっぱり、そうなのだろうか?
Hはみんながやっていることだ。
多分、なれれば自分も好きになる、あさぎちゃんは自分にそう言い聞かせた。
あさぎちゃんはその後何度か彼氏とセックスしたが、やはりセックスが好きになれなかった。
挿入時の痛みは少なくなってきたものの、得体のしれない気持ち悪いことをしているという感覚はなくならなかった。
そう感じるのは、彼氏が一方的なセックスをするからだったのかもしれない。
嫌がっているのに強要する。
フェラもそうだし、バックもそうだった。
特にバックは、あさぎちゃんはちっちゃいので奥行きがないせいか、 ちんちんが直に子宮に当たるようで、あさぎちゃんはおなかが痛くなり、嫌いだった。
そう言っても彼氏はそのうち慣れるからと言ってバックを続けた。
6月も末頃、ついにあさぎちゃんは言った。
「Hは嫌い。もうしたくない」
「俺のこと嫌いなわけ?」
「そうじゃないけど、Hはどうしても好きになれない」
「それって俺のこと嫌いってことじゃん」
「そうじゃなくて、待ってほしいって言っているの・・・」
その後、二人の仲は急速に冷めていった。
というより、彼氏の方があさぎちゃんに距離を置くようになっていた。
彼氏は、新しく入ったバイトの女子高生と親密になっていた。
そして、あさぎちゃんは捨てられた。
あさぎちゃんはバイトをかえて心機一転を図ったが、傷ついた心はなかなか癒えなかった。
家に帰ると悲しくさびしい気持ちになり、自然と涙がこぼれた。
夏休みも終わりのころ、あさぎちゃんがサークルの部室に行くと、2年生の先輩が一人入ってきた。
「最近、元気ないね。どうしたの?」
この先輩が自分に好意を抱いていることは、何となく察していた。
あさぎちゃんはいい先輩、とは思いつつ、付き合うことはまったく考えてもいなかった。
こうして話しかけられることも、何となく面倒、そう思った。
しかし、周り(サークルのメンバー)は二人を放っておかなかった。
あさぎちゃんが男に捨てられたらしいということを周囲がかぎつけると、その先輩とあさぎちゃんをどうにかくっつけようと奔走した。
あさぎちゃんは、今まで集団の中で主役になったことがなかった。
いつも、その他大勢の一人だった。
この展開はありがた迷惑、と思いつつ、初めて「主役」になったことは内心うれしかった。
状況は、ここで先輩をふったらサークルにはいられないという雰囲気だった。
確かに、先輩は結構かっこいいし、性格もいいし、付き合ってみてもいい。
しかし、問題はHだった。
付き合ったらHしなくちゃいけない。
周りを見ると、カップルはみんなHしている。
Hすることは普通のこと。
頭ではわかっているが、やっぱり怖い。
先輩が急に怖い人になるんじゃないかと。
サークル内は二人は付き合うしかない空気になっている。
なら、先輩に対して
「Hは待ってほしい」
という条件をつけても向こうは飲むしかないだろう。
あさぎちゃんはそう考えた。
あさぎちゃんは一見、感情と直感で動いているように見えるが、結構冷静に考えていることが多い。
先輩は、やっぱり条件を飲まざるを得なかった。
そしてあさぎちゃんは大学1年の終わりころから先輩と付き合い始めた。
あさぎちゃんが先輩と初めてHしたのは2年生の夏休みのことだった。
夏休みってのは、二人きりで出かけたりしてまあ、盛り上がりやすい。
あさぎちゃんの部屋で二人は初めてHした。
あさぎちゃんは漠然と彼はH経験があるだろうと思っていたが、彼氏は童貞だった。
先輩は2浪して大学に入っているので、あさぎちゃんとは3つ歳が離れている。
年上なのに初々しい感じが、あさぎちゃんはかわいいと思った。
Hの時、彼氏はとても優しかった。
あさぎちゃんが初めての相手だったということもあったのだろう。
あさぎちゃんは優しくされるHがだんだん好きになっていった。
最初は気持ちいい、というより優しくされるのがうれしい、という感じだった。
そのうち、あさぎちゃんも気持ちいいということがわかってきた。
彼氏がHになれてきたということもあったのかもしれない。
あさぎちゃん大学2年生の冬には、二人は暇さえあればHしていた。
あさぎちゃんは普通Hですることは大体経験済みになっていた。
しかし、どうしてもダメなのがバック、フェラ、道具を使ったプレイ。
バックはやっぱりちんちんが子宮に当たる感じがして、おなかが痛くなりダメだった。
道具を使ったプレイは怖い、と感じるのでダメ。
フェラは、あさぎちゃんは生理の時に彼のを口でしてあげた時に、彼氏は初めてのフェラに精子を暴発させてしまい、吸いこんだあさぎちゃんの気管や鼻に入って大変なことになった。
以来、フェラはどうしても苦手になってしまった。
彼氏の方が3つも年上なので、いつもは彼氏があさぎちゃんを引っ張る感じなのだが、 あさぎちゃんはHの時にそれを逆転させ、騎上位で彼氏をイカせるのが好きになっていった。
渋くて結構かっこいい彼が、情けない顔をして切ない声で
「だめだめ、もうイっちゃう!!あーっ・・・・あっ・・・ああ・・・・出ちゃった」
なんて言うとたまらなくかわいいと思うようになっていった。
彼氏もそのプレイがまんざらじゃないのか、よくあさぎちゃんを上にしてイクようになった。
彼氏が就活中の時にはあまり会えないこともあったが、彼氏が卒業するまで二人の仲は良好だった。
すなわちいっぱいHしていた。
平均で週3~4ペースでHしていたらしい。
あさぎちゃんが生理の時は手コキでイカせていた。
さて、彼氏が就職すると、彼氏は急に疎遠になっていった。
休みでも職場の仲間と行動することが多くなり、また
「仕事で疲れた」
と言ってデートを断ることもあった。
あさぎちゃんは彼氏の浮気を疑い始めた。
浮気じゃないにせよ、もう終わりなんだな、とあさぎちゃんは感じていた。
思えば、二人の仲はサークルの仲間たちが取り持ったものであって、 卒業してサークルの人間関係が遠のき、新たに職場の人間関係が重要になれば、こうなるのかもしれない。
彼は、その場その場の人間関係を大事にしていればいいのかもしれない。
しかし、あさぎちゃんは彼氏はあくまで自分を第一に考えてくれる人であってほしかった。
そんなころにあさぎちゃんは俺と出会った。
その後のことは他のスレで書いているので、おはなしはここで終了。
最後に俺があさぎちゃんの過去をどう思っているかなどを書きます。
俺があさぎちゃんとよくHをするようになると、あさぎちゃんがHになれていること、特に、騎上位で俺をイカせるのが実は好きなことがわかると、過去の彼氏の存在を嫌でも意識せざるをえなくなり、Hはしたいが、Hすると元彼の幻影を感じるというジレンマに俺は陥った。
何をやっても
「どうせ元彼と飽きるくらいやったことだ」
と思うと、むなしく悲しかった。
俺は元彼よりかっこ悪いし、特に優れた所もないし、なんでこんなのとあさぎちゃんは付き合うんだろう?
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あさぎちゃんは顔はそこまでよくなくても、女の子っぽくて真面目で明るいので、結構人気はある。
いつか、どうせ捨てられる、そう思うようになっていった。
あさぎちゃんが信じられないというより、自分にあさぎちゃんをつなぎとめる自信がなかった。
俺は最初のうちはてっきり前の彼氏があさぎちゃんの最初の彼氏と思っていたが、その前にも彼氏がいたことにショックを受けた。
ショックを受けたというか、俺が浪人して悶々としていたり、大学に入ってもうだつが上がらず鬱々としていた時に、あさぎちゃんはしっかり青春してやることやってたと思うと、言いようのないつらさを感じた。
「あ~、俺が予備校で授業を受けていたあの時に、あさぎちゃんは突かれてたのか」
なんて思うと、泣きそうだった。
俺の悩みはなかなかあさぎちゃんには言えないでいたが、どうもあさぎちゃんはわかっていたみたいで、ずっと
「この人なんでこんなに自信がないんだろう。この人には自信が必要だ」
と内心考えていたらしい。
そういうこともあって、あさぎちゃんは強引に自分から結婚を切り出したようだ。
結論からいえば、あさぎちゃんの「結婚作戦」はうまくいった。
結婚生活はとてもうまくいっている。
それを思うと、青春なんてものはなかったかもしれないけど、そんなもんとっくに取り戻してたくさんおつりがきてる。
そりゃあ、かわいい子とかスタイルいい子と見ると、ああ、あんな子とHしたかったなあと思うけど、 そんなことしてあさぎちゃんとの生活が破綻したら一生モンの失敗になるのでしない。
ということで、こんなこと書いてたら最近ずっとムラムラしていて、 毎晩あさぎちゃんとHしてたが、昨晩のこと。
「なんか、最近変!おやすみ~」
と背を向けられてしまった・・・
ということで、おしまい。
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