自分が熟女好きだなんて思わなかった。
きっかけは叔母がウォーキングを始めた事だった。
東京の大学に決まり、叔父の近くで独り暮らしを始めた。
当時、子供の頃から接している叔母には、当たり前だが女を意識することも無かった。
ある日、叔父の家の夕食に誘われ晩酌に付き合っている内に、夜は流行りのウォーキングをしていることを話した。
すると、叔母も一緒に歩きたいと言い出し、行くときはメールするようになった。
半年間は何事もなく、歩くことに一生懸命だった。
気づいたら、「今日いくよ」というメールは、「今日はエッチしようよ」という背徳な意味に変わっていた。
半年も一緒に歩きながら日常的な会話をしていたからか、知らず知らず親友のようになっていた。
ウォーキングは叔母の準備や家事が済んでからとなるので、俺のアパートにピンポンしに来ることが慣習であった。
歩くルート上も都合がよい。
メールを出した後に渋滞でバスが遅ることもあり、また、叔母だからということもあり部屋の合鍵を渡していた。
ある日、借りてきたエロDVDが見つかり、
「やらしい」
とか
「最低」
とか罵っていたが、
「見たい!見たい!」
とせがむので、何気なく見せた。
その日は、すぐに観るのをやめてしまい、ウォーキングに出発した。
歩きながらの会話は、普通の愚痴話だった。
翌日の歩きの会話は、意外にもエロDVDに対する一方的な質問を受ける形となった。
どこで借り、どのくらいのペースで借りるのか?料金、期間は?どんなジャンルがあり、好みはなにか?などなど、答えるのが恥ずかしかった。
その翌週の歩きの日には、玄関の洗濯機の上へ不意に置いたレンタルビデオ屋の袋を見つけられ、歩いた後に観ると言い出した。
その日はいつもの大きな公園は歩かず、早々とアパートへ帰ってきた。
歩いている最中は、妙に叔母のテンションが高かった。
エアコンを付け、DVDをスタートし、リモコンの操作を教え、麦茶も出した。
俺は夏のベタ汗が嫌だったこともあり、シャワーを浴びることにした。
バスルームから出ても、まじまじとまだ観ていた。
俺は
「どうよ? 」
と聞くと、叔母は顔をピンク色にして
「ホントにこんなことするの?」
「週刊紙では見たことあるけど…」
と口走りながら、また夢中でテレビに目をやった。
しょうがなく俺も隣に座り、一緒に見始めた。
「うえぇ…」
とか
「いやらしい…」
などと呟いている叔母に
「叔母さんも好きだねぇ」
と言ったら、
「あなたと一緒にしないで!」
と平手で一発、背中を叩かれた。
そして、一緒に笑い合った。
DVDを観ながら冗談で
「うはっ、これはたまらん!」
と言ってやり、いろいろと二人でああだのこうだのと談笑していた。
いつもの帰る時間になり、俺が
「好きなときに見に来れば?」
と言ってあげたら、
「近所だから誰かに見られ、誤解されると困る…」
と意外な答えが帰ってきた。
「それはないっしょ!」
と言い掛けたが、睨んだ顔がなんだか色っぽく見え、初めてみる表情だったせいもあり、ツッコミを入れられないでいた。
更に玄関で
「部屋に出入りしている事は誰にも言わないでよね」
と小声で言い、帰って行った。
この時、心に妙な気持ちが芽生え、それが背徳心であることが解るまで時間はかからなかった。
その後もこんなウォーキング後の楽しいエロDVD鑑賞会を数回繰り返していた。
両親がお盆の墓参りのため、上京したことが契機となり、ふしだらな関係へ発展していった。
墓は東京近郊にあり、子供の頃から盆暮れは叔父の家に泊まりに来ていた。
今回もその慣習に則り、両親が叔父の家に泊まりに来た。
親父と叔父の兄弟漫才のような馬鹿話は毎年同じ内容で、それを恒例のように聞きながらの夕食になる。
母は昔から人前で息子の俺を貶すクセがあり、また、大学生活も慣れ、独り暮らしが楽しくて実家に帰ることを怠っていたためか、夕食会の初めから激しく馬鹿にしてきた。
叔母へ救いを求めるように会話をすると叔母までも一緒になって、俺を陥れる有り様だった。
一番腹がたった会話は、母が俺の部屋が実家の部屋と同様でゴミ屋敷になっているのではないかと疑う。
俺は
「綺麗にしてるよね?」
と叔母へ同意を求めた。
叔母は
「玄関から見た感じは汚そうだけどぉ。」
とホントに汚そうな顔で母の話に乗ったことだった。
母はその内容に大ウケだった。
完全な孤立感とお腹も一杯になったので、
「もう帰る!」
と言い放ち、叔父の家を出た。
部屋へ戻り、一時間ぐらいだろうか、テレビを見ているとピンポンが鳴り、玄関の鍵が開いた。
いつものウォーキング用ウェアを着た叔母が入ってきて、申し訳なさそうに
「ごめんね!」
と繰し謝った。
「すんげぇムカついた。この部屋の何処が汚いんだよ!まぁ綺麗ではないけどさぁ、親友に裏切られた気分だ!」
とふてくされ、ベットへ寝転んだ。
叔母は
「だって、義姉さんに私がここに来ているのがバレちゃうじゃん」
と言いながらベットに腰をおろした。
俺は
「ここでエロDVDを観ていることも言えばよかったよ」
と言うと
「それだけは絶対に言わない約束でしょ!」
と声を張り上げ、寝ている俺の首を絞めて来た。
叔母の絞めている両手首を掴み、力で払い退けながら
「わっ分かったから、大声を出すな。隣に聞こえる。」
と言い、体勢を起こそうとした。
同時に叔母の体勢も崩れ、俺に覆い被さる格好になった。
来客のせいだろうか、化粧水の香りが鼻を突き抜けた。
その瞬間、腕を叔母の首に回し、押さえ込みながら口づけをしていた。
叔母は驚いて
「うぅ…」
と唸りながら目を丸くしていた。
舌を入れたが完全に歯を閉じ、抵抗にあい、どうしても入らない。
首を左右に振り、ちょっとでも口づけの状態を回避しようとしていた。
全身で抵抗し
「いやぁー」
とか
「お願いだから止めて」
「ダメ、ダメだってばぁ」
と声を出す。
その度に
「隣に聞こえるだろ!静かにしろ!」
と説き伏せながら口づけを試み、その度に激しい抵抗を喰らっていた。
しばらく、それを繰り返していたが体力の差から叔母は息が上がりはじめた。
俺も冷静になり、片腕で叔母の首をガッチリとロックしながら右手で顎を掴み、叔母の口を貪った。
叔母の呼吸は乱れきり、口を離すとからだ全体で息継ぎをして、口づけを開始すると、喉から
「うーん」
と声を出すとような抵抗だけになった。
俺は右手で叔母の上着のチャックを下ろし、シャツの上からおっぱいを触ろうとしたがブラをしていたのでシャツとブラを一緒にたくしあげた。
シャツは汗でビッショリだが、Dカップルのおっぱいと勃起した乳首が露になった。
おっぱいを揉みしだく俺の手を追うように叔母の手も掴み抵抗はするが、既に力は残っていなく、添えているだけで俺の好きなようにおっぱいを犯させた。
おっぱいにも飽きた頃、明日の墓参りを思いだし、俺も流石にまずいなと考えていた。
叔母が
「今日はもう許して」
と咽び泣きながら言うので、
「あぁ」
と返事しながら腕をほどいた。
「これどうしよう?」
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とぐったりしている叔母の手をとり、自分の勃起を触らせたが、触ることを完全に拒否られた。
叔母はフラフラしながら玄関まで歩いていった。
肩を支えながら
「大丈夫?」
と様子を伺うと、
「もうバカなんだからぁ…どうすんのよぉ」
と言い、玄関横のユニットバスの鏡を使い、髪と身なりを整え帰っていった。
返す言葉もなく
「ごめん」
とだけ言い、叔母を見送った。
翌日、家族と叔父家族はそれぞれの車で墓参りへ出発したため、叔母と顔を会わせたのはお墓だった。
車の中では、昨夜の事でどんな顔で会えばよいのか考えていたが、意外にも、激しい抵抗のせいで疲れているようだが、俺の話にツッコミを入れる、いつもの叔母であった。
安心した俺も、いつものように冗談が言え、親戚の前では普通に振る舞えた。
そんなこんなで墓参りが無事に終わり、両親たちは墓からそのまま実家へ帰って行った。
その日は、疲れているだろうからとウォーキングは誘わず、俺も叔母との情事に対する罪悪感や背徳感をおかずにその夜はオナニーを繰り返した。
つづく
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