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僕が好きなった相手は、母親でした。
僕には兄弟はなく、小学校までは親子3人で暮らしていました。が僕が中学生にあがったころ、両親は離婚し、その時から僕と母だけの生活がはじまったのです。母は大学図書館の司書をしており、僕と過ごす時間は豊富にありました。二人で旅行もし、いろんなところに遊びに行ったりもして、まるで恋人同士のようにふるまっていました。もちろん、それはたとえの話で、僕と母はあくまで親と子の関係でした。
母は、僕が中学性の後半になっても、いっしょに風呂に入ることを好みました。そのころは僕のほうが恥ずかしくて、逃げ回っていましたが、母が浴室から全裸になって追いかけてきて僕をつかまえ、むりやり着ているものをぬがして浴室に連れこむのでした。僕が恥ずかしがれば恥ずかしがるほど、母は喜んでいるようでした。
ちなみに母は、黒縁のメガネをかけ、鼻筋のとおった、息子の僕がみても惚れ惚れするような女性でした。大学図書館で、すまして座っているところが容易に思い描けます。足長で、背もすらりとして、胸はもりあがるようにつきだし、腰もまた豊かにはりだしていました。
父と離婚後、なんどか再婚の話ももちあがったようですが、その悉くを母の方から断わったみたいです。母のほんとの胸の内はわかりませんが、おそらくどの男性も自分より遥かに劣るとみたのではないでしょうか。
僕が高校に上ったあたりから、さすがに母も、入浴には誘わなくなりました。もう、腰に立派な男のものがついている僕といっしょに湯に入るのは、さすがにはばかられたのでしょう。ふしぎなことに、母と風呂に入らなくなった頃から、逆に僕の方が母の肉体に興味をひかれるようになりはじめたのでした。幅広い腰に広がる真っ白な肌の輝きや、まるくたわんだ胸や、それに………。自分の母の裸にそんな気持ちを抱くなんてかしいのかなとも思うこともありましたが、その気持ちは日がたつにつれてますます強くなっていくのでした。
大学生になったとき、僕は再び、母のヌードを目のあたりにしたことがありました。用事で、母の部屋にいき、ドアをあけたとき、鏡を前にして母が全裸でたっていたのです。そのときこちらをみた母の、一瞬凍りついたような表情を、今も僕ははっきり思い出すことができます。僕はあのとき、激しい欲情をおぼえ、あと数秒そこにとどまっていたら、衝動のおもむくままに母に抱き付いて行ったにちがいありません。
僕はその夜、ベッドの中で、母親の全裸を思い描いて自分を慰めていました。
それからは、家のなかの空気が異常に張りつめて感じられだし、いつか二人のあいだに何かがおこりそうな緊縛感が漂うようになりました。じっさい、夜中に母の寝室の前で何度、僕がたちつくしていたことか……。
しかしその異常ともいえる親子の関係も、僕に新しい彼女ができたことで雲散霧消してしまいました。僕の意識が、その女性に集中することで、母も落ち着きをとりもどしたようで、今度その方を家に連れてきたらとまでいってくれました。
僕がそして彼女を家に招くことになった前々日の夜中、僕の部屋に近づいてくる廊下を踏みしめる音がきこえてきて、いいかしらと、妙に艶めかしさをおびた声で母が入ってきたのでした。
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