プールの中で見たときには、ずいぶんグラマーな女性が泳いでいるなと私は思いました。
彼女がバタフライで泳ぐときなどは、水面からお尻が大きく浮かびあがり、ふとももとふとももの間を覆う水着に縦皺がくっきり刻みこまれているのが見えました。
どんな若い女性なんだろうと、私はプールサイドに座って、彼女が泳ぎ終わるのをまちました。
その女性が水からあがり、私のほうにちかづいてきました。
離れているときは、確かに体は若い女性のようによくひきしまり、胸は大きくつきだし、腰はまるく張り出していました。
だんだんとその顔がはっきりみえだしました。
その顔は五十代なかばのそれでした。落ち窪んだ目の瞼はたるみ、額にも鼻の周囲にもたくさんの皺がみてとれました。
顔と体がこれほど異なる女性を私はこれまでみたことはありませんでした。
水面を上下する彼女の尻の窪みを目の当たりにしたときは、男として私は本当に興奮したものです。
しかし、いったん彼女に抱いた興味は消えることはありませんでした。
その肉体からうけた興奮は、顔をみたからといってしぼむものではありません。
「泳ぎがおじょうずですね」
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私は彼女がそなえつけのベンチに座るのをみて話しかけました。
「おはずかしいですわ」
声の調子はやはり、中年過ぎの女性のものでした。
たったままでいる私に、彼女は横に座るよう促しました。
「一人で泳ぎににこられているの」
「はい。彼女がいないもので」
「へえ、あなたみたいなイケメンなのに」
私をみつめる彼女の視線に、気のせいか熱いものを感じました。
「あとで、お茶でもいっしょにどうですか」
彼女はこくりとうなずきました。
私たちがお茶ではなく、プール場の近くのホテルに入ったのはそれからしばらくしてからのことでした。
思っていたとおり、彼女の肉体はすばらしいものでした。
私は何度も彼女の体を目でなぞりました。
胸から下腹部までの流れるような線は本当に美しく、また下腹から鼠蹊部にいたる体毛でおおわれた場所もまた、すっきりとして無駄がありませんでした。
彼女はそして、性感帯がきわめて敏感でわずかにふれただけで驚くほど反応してみせました。
やはり私がプールで見た肉体は本物でした。
彼女はセックスが大好きだとあとで私にいいました。
それはベッドですごした二時間あまりにみせた、彼女の快楽にのめりこむ姿をみていれば明らかなことでした。
私はそして、彼女のこの素晴らしい肉体もまた、水泳とそしてセックスによって、ここまで磨きぬかれたものだということを実感しないではいられませんでした。
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