「出会い系サイトで出会えるわけがない。でも試してみたい。」男ならそんなことは誰でも考えるのではないでしょうか。
そういう私もその中の一人です。期待などしていないが試してみたい、そんな気持ちで出会い系サイトに登録しました。
しかし思っていた通り何もいいことは起こらず「やっぱこんなもんか」などと思っていました。
しかし登録して数日後、もはや出会い系サイトに登録していたことを忘れた頃ににそのメールは来ました。
「はじめまして。まみといいます。まつさんは何歳ですか?」はじめは何のメールかわかりませんでした。
が、間もなくピンときたためすぐに返信しました。
「30です。まみさんは?」
「私も同じくらいです。どこに住んでいるんですか?」
「○○です。」
そんなお互いのプロフィールを探るようなメールのやり取りがあった後、核心に迫る質問が来ました。
「なんでサイトに登録したの?」ここで何と返すべきか悩みました。
しかしつくろってもしょうがないと思い、自分の状況を説明したあと一言「癒しがほしくて…。」そんな内容のメールを返しました。
すると、「私も。なんだかまつとわたしは一緒だね」えっ?何?どういうこと?そんな思いでしたが、これは会えるかもと思いさらにアプローチをしました。
「なんか似た者同士会ってみない?」するとすぐに「○○日なら大丈夫だよ」と返信が来ました。
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信じられない気持ちとだまされてもいいやという気持ちでその日、約束の場所に向かいました。
約束の場所で待っていると、前からヘッドライトの光が迫ってきました。
彼女は私の車の窓コンコンとたたきました。
本当に来た!しかもかわいい!彼女は私の車に乗り、「ドライブに行こう」と誘ってきました。
もちろん断る理由はありません。
近くの海に向かって車を走らせました。
夜の海は当然人気がありません。
ということはそんなことになっても大丈夫、むしろそんなことになることを祈って車を走らせました。
海岸に着き、二人で話をしているとまみの性格のよさが伝わってきて、もう我慢できなくなりました。
まみの肩を抱き寄せおもむろにキスをしました。
彼女もまた拒む様子もなく受け入れてくれました。
むしろ待っていたのかもしれません。
彼女のほうからもキスをねだってきました。
もうこうなればいくところまでレッツゴーです。
私の手はまみの肩から胸へと移りました。
まみの手は早くも私の息子を握りしめてきました。
私の唇はまみの唇から首筋へと移りました。
彼女の唇は私の息子を包みました。そして…。
今思い出しても興奮してしまうくらい素敵な夜でしたね。
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