まだ若造で世間知らずだった頃の俺が、出張で東京に行ったときの話。
うっかりホテルの手配を忘れて、飛び込みで泊まろうとしたらどこのホテルに行っても
「満室です!」
と断られた。
途方に暮れる俺だったが、町はずれにある地味なホテルに行ったら泊まれるということなので泊まることにした。
料金は地味なホテルにしては少し高い感じだったが、泊まるところがないよりはよっぽどいい。
そして部屋に入る俺。
その時点で、どことなく変わった部屋だなと思っていた。
それでも、携帯の充電ができて寝ることさえできればそれで良いと思っていた。
しばらくすると、隣の部屋から微かに聞こえてくる女の喘ぎ声。
その時点で気づいたが、まさかここってラブホテルじゃないよな?
当時俺は、ラブホテル自体は知っていても中がどうなっているかは知らなかった。
派手な装飾の室内を想像していた俺は、普通のホテルとそれほど変わらないここがそういうホテルだと分からなかった。
またラブホテルには、はじめ普通のビジネスホテルとして開業したあとラブホテルに改装する場合もあり外観ではほとんど見分けがつかないこともある。
そんな訳で隣りの声や物音を気にさえしなければ寝れるかなと思っていると、
「ピンポーン!」
とインターホンが鳴った。
何だろう?従業員が何か言いにきたのかな?
そう思ってドアを開けると、
「こんにちは!」
と20代くらいの割と綺麗な女性が来て、俺の部屋の中に入ってきた。
???
何が起きているのか分からない俺。
「ではよろしくお願いします。」
と丁寧に礼をしたあと、女性は携帯でどこかに
「今、部屋に入りました。」
と電話をした。
何、この女は刑事か?
俺、何かしたか?間違ってラブホテルに入っただけだぞ?
そして女性は俺を見て
「では、20,000円頂きます。」
ここでやっと気づいた。
この女は風俗嬢か何かだ。
でも呼んでないしな。
間違えて来たのだろうか。
女を見ると、割と綺麗な顔だし綺麗な黒髪や胸の膨らみなど色気のある女だった。
俺は財布を見ると2万円は払える額だった。
『間違ってますよ。』
って言うのも何か気まずいし可愛い女だし、俺は彼女に2万円を渡した。
安くはない金を払ったものの、これから何が起きるのか俺は緊張しながらも待っていた。
「じゃあ、はじめましょうか。」
と言って彼女は脱ぎはじめた。
俺自身過去に彼女がいて性行為も経験済みだったが風俗は初めてで、女性が見知らぬ男の前でいきなり服を脱ぎ始めるのはかなり衝撃的だった。
せめて下着姿までかなと思っていたら、下着も脱いでいた。
たわわな乳房や毛の生えた陰部を隠すこともなく晒すまだ若い女性。
女性は俺を見て
「どうしたんですか?脱がないんですか?」
女性は俺の服に手を伸ばして脱がしはじめた。
女性に全部やらせるのは悪いので俺も脱いでいくが、やはりパンツを脱いで男性器を晒すのはかなり恥ずかしかった。
彼女がいたことあるのに、こういうことはまだまだ無知な俺だった。
そのあとはシャワーで体を洗ってもらう。
やはり知らない女性に陰茎を洗ってもらうのはかなり違和感があった。
そしてベッドのある部屋に戻ってきた。
どこまで触っていいか、何ならしてもいいのかとか分からないのでベッドで座ったまま黙っていると、女性が俺の右手を取って乳房の上に置いた。
「触っていいの?」
「いいよ。」
女性が可愛らしく笑ったので、俺は彼女の乳房を揉んだ。
柔らかくていい手触りだった。
乳首も俺の指で摘んだり、弾いたり。
女性は嬉しそうにアンアンと悶えていた。
こういう店では、本番だけはできないことは知っていたのでそれはないが、それ以外で女性の体を貪っていた。
女性の陰部を手で撫でていると、高い声で喜んでいた!
女性の体は最高に気持ちよかった。
最後は女性に手コキしてもらったが、やはり女の手は自分の手より何倍も気持ちよかった。
しばらくしごかれていると、あっという間に射精する俺。
「あたたかい!」
と女性は嬉しそうに笑っていた。
そのあとはまたシャワーを浴びて、女性は帰っていった。
「ありがとうございました。」
と笑顔で部屋をあとにする女性を見て名残惜しくなっていた。
女性がなぜ俺の部屋に来たのかは今でも謎だ。
本来の客が部屋を間違えて伝えたのか、あるいは誰かの悪戯なのか。
それでも金は俺が払った訳だし、若くて綺麗な女性とエッチなことできて良かったなと思っている。
-END-
『マスコボーイ(36歳・♂)』さんからの投稿です
ありがとうございます。
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