ずいぶん前のこと。
長くなりそうだが、当時を思い出しながら書いてみる。
俺
フツメン
170センチ
彼女(佳澄)
潮田玲子似
155センチ
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スレンダー
貧乳(AA)
田舎の大学を卒業後、地元の企業に就職した。業種はサービス業。上司や先輩は仕事には厳しかったが、今でいうパワハラなどは皆無に等しく、同期も仲が良くて雰囲気のいい職場だった。
入社して2年がたった頃、俺と同期の中でも親しいM田(♂)が社長に呼び出された。今期から若手育成の一環として1年間、関西の同業種企業への出向を計画しているとの旨を提案された。
同期10人の中から上司の推薦をもらった俺とM田に白羽の矢がたったという。
うちの社長と関西の社長とは若い頃に同じ釜の飯を食った仲間らしく、仕事の意見交換などをするうちに研修話の話となったらしい。
関西の会社には業界の先進分野事業もあり、学べることも多そうだったし、なにより同期の中で上司から認められているということが誇らしかった。
都会への出向には不安もあったが、研修修了後にスキルアップが認められれば昇給にもつながると言われたことと、仲のよいM田が一緒に行くということがあり、不安がやわらいだ。俺とM田は社長に関西へ出向することを了承した。
しかし、こころ残りもあった。付き合っている彼女の佳澄の存在だ。
学生時代からの付き合っていた佳澄とはすでに親公認の仲であり、将来のことも考えていた。佳澄と離れるのは寂しいが、将来のことも考えると仕事のスキルアップも必要だと感じたし、社長や上司の期待に応えたい自分がいた。
その日の晩、佳澄に関西への出向のことを話した。佳澄は遠距離はつらいと言っていたが、最終的には期間が決まっていることと、二人の将来のためだと納得してくれた。
佳澄の家は商売をしており佳澄は家業を手伝っているのだが、繁忙期以外は比較的時間に都合がつくので時間をつくって会いに行くと言い、彼女の親御さんも俺に会いに行くための休暇は快く承諾してくれた。
出発の日には時間をつくって見送りに来てくれた。
佳澄は涙ぐみながら「体にきをつけて」「電話してね」と何度も繰り返した。
そんな佳澄と離れることに寂しい気持ちはあるが、新しい環境での生活が楽しみでもあった。
続く。
–To Be Continued–
『名無しさん(年齢30歳・♂)』さんからの投稿です。
ありがとうございます。
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