小学4年生のある日のこと。
俺は男友達とミニ四駆を作っていた。
俺自身はミニ四駆にあまり詳しくなく、面白そうだしちょっとやってみようかなという気持ちだった。
友達は俺がミニ四駆を始めて気を良くしたのか、
「このモーター使ってみなよ!」
と言って少し高めのモーターを買ってくれた。
家から自転車で行ける距離に、ミニ四駆のサーキットがある店があり、土曜日の午後とかに友達と走らせに行った。
ミニ四駆歴何年とかの人にはとても勝てないが、サーキットでミニ四駆を走らせると気分が出て楽しかった。
ある日曜日の午前。
その日は友達と会う約束はしてなく、一人でサーキットの店に行った。
午前中に少し走らせたあと、昼食もあるし俺は帰ることにした。
自転車のカゴにミニ四駆を乗せて走らせる俺だった。
ふと、俺は悪戯でミニ四駆を公道で走らせてみようと思った。
冷静に考えると危険な行為だが、そのときは自転車で追いかければいいくらいの軽い気持ちだった。
ミニ四駆をオンにして走らせると、デコボコしたアスファルトの道とはいえどんどん進んでいった。
自転車で追いかけても捕まえるのが難しそうで、何かヤバいなって思っていたそのとき。
ミニ四駆が小さな工場の中に入ってしまった。
工場のような建物には鉄の扉とその下にミニ四駆なら入れそうな僅かな隙間があり、そこからすっぽりと入ってしまった。
工場から機械の音などは聞こえないので休みかなと思ったが、中の人に取ってもらう以外にミニ四駆を戻す方法がない。
鉄の扉の隣にはインターホンのボタンがあった。
俺はミニ四駆を中に入れたなんて言ったら、恐いおじさんが出てきて怒られるんじゃないかなと思ったが、ミニ四駆を返してもらいたくてインターホンを押すと、
「はーい。どちら様ですか。」
インターホンから聞こえたのは、意外にも子供のような声だった。
「すみません。ミニ四駆が中に入ってしまったんです。取ってもらってもいいですか。」
「はーい。待っててください。」
子供のような高い声は落ち着いたトーンで言った。
しばらくすると、中から足音やミニ四駆のタイヤが回る音が聞こえていた。
そして鉄の扉が開いた。
その直後、中からミニ四駆を持って現れたのは小学生くらいの女の子だった。
女の子はミニ四駆の止め方を知らないのかタイヤがぐるぐる回ったままだった。
俺はミニ四駆を女の子から受け取るとミニ四駆の電源を止めて
「ありがとうね。」
女の子をよく見ると、ツインテールの長い髪に可愛らしい服、顔も割と綺麗な子だった。
「いいえ。でも高かったでしょ。そのミニ四駆。」
「うん。ちょっと高いかな。モーターはね。」
実際このミニ四駆の場合、モーターだけで車体と変わらないくらいの価格だった。
「ミニ四駆やってるの?」
「まだ始めたばかりだけどね。」
「そうなんだ。」
女の子は少し興味を持ったように俺のミニ四駆を見ていた。
そのあと、女の子は扉を閉めて戻っていった。
扉の向こうは小規模の工場のように色々な機械が置いてあった。
女の子はこの工場で働く人の娘か何かだろうか。
工場のような男臭い場所から可愛らしい女の子が出てくるのが意外だった。
その後も俺はミニ四駆を走らせにサーキットの店に通っていた。
ある日、サーキットでミニ四駆を走らせていると、サーキットに工場で見た女の子がいた。
ツインテールの長い髪に可愛らしいワンピースで割と目立っていた。
女の子はミニ四駆を持っている訳ではなく、一人でサーキットをしばらく見ていて兄弟や友達と一緒に来た訳でもなさそうだった。
少し手が空いた俺は、気になっていたその女の子に話しかけてみた。
すると女の子は、
「ミニ四駆って速いんだね!初めて見てビックリした。」
女の子は嬉しそうに微笑んでいてとても可愛かった。
俺はしばらく女の子と話していた。
女の子は違う小学校に通っていたが、俺と同じ4年生だった。
名前とかは聞かなかったが、女の子としばらく話せて楽しかった。
そのあと女の子は帰っていった。
その後、サーキット場で女の子を見ることもあったがそのうち来なくなっていた。
サーキット場や女の子の住む辺りは隣の区になるため、公立の中学で一緒になることはない。
俺もミニ四駆をしなくなってきたし、工場で出会った女の子のことも忘れかけていた。
・・・
それから6年後。
俺は都立の高校に進学した。
同じ中学から進学する子も多かったが、1年生のクラスでは同じ中学の子がいなかった。
新しい環境で教室を見渡していると、少し離れた席の女の子と目が合った。
セミロングの一本結びにした髪の大人しそうな女の子だったが、割と可愛い子だった。
女の子はなぜか俺のことをチラチラと見ていた。
俺はどこかで会った子かなと思ったが、中学は違うはずだし聞いたこともない名前の子だった。
俺は気のせいかなと思いながらも、授業中や休み時間にその女の子のことをチラチラ見ていて、女の子も俺のことを見ることがよくあった。
俺から見て女の子は可愛い子だったが、女の子から見て俺はそれほど格好良くもない。
まだ話したこともないのに・・不思議に感じる俺だが、気になる女の子が俺のことを見ているのは割といい気分だった。
何日か経った頃、放課後に廊下を歩いているとあの女の子とすれ違った。
女の子は俺を見ると嬉しそうにしながら近づき
「ねぇ、私の家の工場にミニ四駆入っちゃったことなかった??」
唐突に聞かれる俺だが、同時に気づいてしまった。
「え?まさか・・」
「そう、そのときミニ四駆取ってあげたの、覚えてるかな??」
ようやく分かった。
その子は4年生のときに出会ったあの女の子だった。
今では背が伸びて、セミロングの綺麗な髪、美しく成長した顔の素敵な女の子になっていた。
彼女は知里(ちさと/仮名)、名前の通り知的な感じのする女の子だった。
そのあと、俺はしばらく知里と話していた。
それから俺は知里と学校でよく話すようになった。
知里とはいくらでも話題があって、ずっと話せるくらい仲が良かった。
知里も俺を見ると笑顔で楽しそうになって、俺たちは惹かれあっていた。
ある日の放課後。
夕日の差し込む校庭で、俺と知里と2人きりになったとき、
「俺と付き合ってくれないかな?」
「うん、いいよ!」
知里は迷うことなく承諾し、俺たちはカップルになった。
俺にとっても知里にとっても初めての恋人だった。
俺と知里はいつも一緒で、毎週末デートしていた。
知里は可愛くて話が合って、いつも一緒にいて楽しい女の子だった。
知里と付き合って2か月くらい経った頃。
学校帰りに知里とともに、知里の家の工場の前まで来た。
平日の午後だったが、工場からは何も聞こえない。
小学生の頃、この近くを通ったときは中からリズミカルな機械の音や働く作業着のおじさん数人が見えたが。
今日は休みなのかなと思っていると、知里は
「潰れちゃったんだよね、お父さんの工場。2年前に・・」
知里は寂しそうに言い、俺は驚きながら
「そうなの⁉︎」
「うん。でも大丈夫。今はお父さん違う仕事してるし生活には困らないから。」
「そうかぁ・・」
知里と出会うきっかけになった工場が今は動いてないと聞くと、寂しくなる俺。
知里は鉄の扉を開けた。
「ここで初めて出会ったんだよね。」
知里はしみじみと言った。
中にはもう動いてない機械や、今は倉庫として使っているのかコンテナなどが積まれていた。
知里とともに中に入っていく。
工場の奥は知里の家になっているようで、両親は仕事なのか家には誰もいなかった。
知里に案内され家に上がる。
2階の奥に行くと、そこには女の子の可愛らしい部屋があった。
部屋で知里と小さい頃のことも含めてしばらく話していた。
部屋で知里は髪をほどき、下ろした真っ直ぐな黒髪がとても綺麗だった。
そのあと日が傾いてきて、部屋が薄暗くなった。
知里は寂しくなったのか、不意に俺を抱いた。
「知里ちゃん!どうしたの?」
「○○くん、大好き!」
「俺もだよ!小学生で初めて知里ちゃんを見たときからずっと好きだった!」
「本当?嬉しい・・」
俺と知里は向かいあってキスをした。
俺の口腔に侵入する知里の綺麗な舌。
さらに俺は知里を抱いた。
俺の体に触れる知里の細い体と立派に成長した乳房の感触。
初めて会ったときはまだ子供だったことを思い出し、俺は興奮していた。
そのあと俺たちは少しずつ脱いでいった。
お互いの制服のボタンを外し、露わになる知里のキャミや胸の膨らみ、色っぽいショーツ姿など。
俺も上半身裸になり、ズボンも脱いでトランクス姿を晒す。
知里がブラを外すと程良い大きさで薄い色の綺麗な乳房や乳首が露わになり、そして知里はショーツも脱ぎ薄い毛に護られた知里の秘部。
俺はトランクスを脱ぐと、既に半勃起していた。
そして俺たちは裸で抱き合った。
まだ高校1年生の知里の肌はあり得ないほどいい感触で気持ち良かった。
俺は知里としばらく体を絡ませていた。
俺の手には知里の綺麗な髪や暖かな肌の背中の感触があった。
さらに俺の胸には知里の柔らかい胸や固くなった乳首が触れ、抱き心地は最高だった。
そのあと、知里に導かれるようにベッドに入り横になって抱き合っていた。
挿入はしなかったが、知里と全身を重ねることができて最高だった。
俺はフル勃起した逸物を知里の体に触れさせていて、
「ずっと固くなってる・・」
と知里は笑いながら言った。
知里は俺の逸物を手に取って、少しずつ弄り始めた。
「気持ちいいの?」
「うん。知里ちゃんにさわられると最高に気持ちいいよ。」
「これ、どうしたらいいの?」
俺は手コキの仕方を軽く教えると、知里はすぐに覚えたようだった。
知里は嬉しそうに俺の棒や玉袋に触れていて、俺とは違う手の感触に俺は最高に興奮していた。
しばらくはそのまま知里に弄られていたが、知里の力も強くなってきて俺は急に快感が押し寄せてきた。
「知里ちゃん、もうイクかも・・」
「え?イクって??」
その直後、激しく弾けとぶ俺の精液!
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「わぁ!すごい!!」
知里は驚きながらも嬉しそうに俺の精液を眺めていた。
そのあとは、知里と軽く抱き合いながら余韻を楽しんでいた。
外が完全に暗くなった頃。
「そろそろ帰るね。」
「うん。」
知里は俺を送り出してくれた。
工場の入り口側から出て、鉄の扉のところで知里は
「今日はありがとう!すごい良かったよ!」
「俺もだよ!ありがとな!」
そして少し開いた扉の前でに軽くキスする俺と知里。
知里は笑顔で鉄の扉を閉めた。
同時に6年前、ミニ四駆を取ってくれた小さな女の子のことを思い出す。
あのとき俺が工場にミニ四駆を入れなければ、知里との出会いはなかった。
俺はしみじみとそのことを思い出しながら家に向かった。
家に帰り俺の部屋に入ると、俺はあのミニ四駆のことを思い出した。
探すのに少し時間がかかったが、あのときのミニ四駆は普段は開けない棚の隅にしまってあった。
俺はミニ四駆を見て、これ知里に見せてみよう、知里と一緒にあのサーキットに行きたいな。
俺はワクワク感が止まなかった。
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