仲良しの女子高生4人組。
琴音、陽菜、舞歌及び桜子の4人はいつも一緒の仲良しグループだった。
女の子たちはいつも4人一緒の仲良し女子グループだ。
琴音(ことね)は、1年のときから桜子と同じクラスで演劇部に所属するショートカットの髪、小柄で可愛らしい女の子だ。
陽菜(ひな)は、成績優秀でスポーツも得意なバドミントン部所属、スタイル抜群で綺麗な顔にセミロングの髪でかなりの美少女だ。
舞歌(まいか)は、剣道部所属で空手の心得もあり、気が強くグループの用心棒的存在で男勝りだが、割と可愛らしい顔で男女問わず人気のある子だ。
桜子(さくらこ)は、吹奏楽部の次期部長候補の天才的な音楽の素質を持つ少女で、腰まである黒髪ロングに可愛らしい顔、活発でやや自己中心的だが根は素直で優しい性格だ。
・・・
3月3日の午後。
「わぁー、すごい!」
「綺麗な雛人形だね!」
桜子の家で畳の部屋に座布団を敷きひな祭りを楽しむ4人。
桜子の家の雛人形は3段飾りで、男雛、女雛のほか、2段目に三人官女、一番下の段に籠、重箱、御所車や花が添えてあるものだった。
4人は可愛らしい私服姿で、雛人形の飾ってある部屋で楽しんでいた。
4人が和気藹々と話していて、桜子の母の由紀子も笑顔で4人を迎えていた。
由紀子はテーブルの上に飲み物や雛あられなどを用意していた。
「ごめんなさいね。桜子が高校生にもなってひな祭りをしたいなんて・・」
「ちょっと、お母さん!」
桜子は恥ずかしそうに慌てたが、
「いえ、大丈夫ですよ。私たちも楽しんでいるので。」
舞歌が言うと、琴音や陽菜も由紀子に微笑んだ。
桜子自身も家で友達を呼んでひな祭りをすることが久しぶりのため、高校2年で仲の良い女子グループができて是非3人を招待したいと考えていた。
「お寿司も雛あられも、おいしいね!」
「桜子のお母さん、料理上手だよね。」
「そう!優しくて綺麗だし、いいお母さんじゃん!」
「えーそんなことないよ。」
普段の厳しい母を知っている桜子は微妙な顔をした。
「でも、ありがとね。誘ってくれて。」
「桜子が誘ってくれなかったら、ひな祭りを楽しむなんて一生なかったかも。」
「そうだよね!」
「本当!ひな祭りをして良かったよね!」
4人はニコニコと楽しんでいた。
女の子同士だから楽しめるものがあった。
隣のキッチンで食事の準備をしている母の由紀子もひな祭りの準備をしたり手間もあるが、娘が友達を連れてひな祭りを楽しむことに喜んでいた。
そしてしばらく楽しんでいると、由紀子が部屋に来て
「桜子、ちょっとお父さんのところに行って来るから、家を開けるけど大丈夫?」
桜子の父は楽器店のオーナーで、由紀子も仕事の手伝いなどで店に行くこともあった。
「うん、大丈夫だよ。」
「変なことしないようにね、火遊びとかしちゃダメよ!」
「そんなことする訳ないでしょ。」
「じゃあ、留守番お願いね。」
そう言って母の由紀子が出ていき、家は桜子たち4人になっていた。
そのあとも楽しく談笑する4人。
それから1時間以上経った。
「あーぁ、なんかいっぱい食べたし、気持ちよくなってきちゃった。」
「私も!なんか変な気分。」
4人は甘酒を飲んでいた。
甘酒に酔うほどのアルコールはないはずだが、女の子たちは何か変な感じだった。
そしてしばらくすると、向かい合って座る4人がそれぞれ隣の子と体を寄せていた。
桜子と舞歌、琴音と陽菜が体を重ねて何かいいムードに!!
そして、琴音と陽菜は正面から向かい合って抱き合う。
「陽菜、大好き!」
「私も、琴音のこと前から可愛いと思ってた。」
「嬉しい!」
彼氏持ちの陽菜だが、可愛らしい琴音の体に興奮を隠せない。
一方、舞歌も桜子の体を抱いていた。
「桜子ぉ!可愛いし、スタイル良いし反則だよぉ!」
「舞歌だって可愛いじゃん!」
そう言いながら抱き合う2人。
舞歌は桜子の服の膨らみの顔を埋めた。
「桜子、気持ちいい!やっぱ巨乳はいいねぇ!」
「ちょっと舞歌ぁ!」
部屋では琴音と陽菜、舞歌と桜子という二組の女の子が絡みあっていた。
・・・
そんなふうに桜子たちが楽しんでいる頃、博正(ひろまさ)は街で待ち合わせをしていた。
しばらくすると、可愛らしい私服の高校生の女の子が博正の元に駆け寄った。
「お待たせ!」
女の子は白を中心とした服装で、髪をポニーテールしていた。
(可愛い!!)
博正は思わず喜んだ。
・・・
その数日前のこと。
部活が終わって博正が帰る頃、昇降口のところで。
「細野くん!」
「飯山さん!」
そこにいたのは、中学からの同級生のあさみだった。
一重瞼で細い上品な顔、セミロングのポニーテールが印象的な可愛らしい女の子だ。
「もうすぐひな祭りだけど、桜子と一緒じゃないの?」
「その日、桜子は女の子たちだけでひな祭りするって言うから会えないんだよ。」
「え??細野くんだけハブられたの?」
「そういう訳じゃないけど。」
「いや、あり得ないよ。折角のひな祭りなのに・・。もしかして、そういうこと言って誰かと会ってるのかも。」
「それはないよ。」
「そうかな。分かんないよ?」
あさみはからかうというよりは心配そうに博正を見ていた。
中学のときから一緒だったあさみは、博正のことをよく知っていた。
博正が割と素直でお人よしな面も。
あさみは桜子と同じ吹奏楽部だ。
あさみも小さい頃からピアノを習い、音楽の技能はそれなりにあった。
だが、高校の吹奏楽部でリーダー格の桜子と出会いその差に愕然とした。
あさみは吹奏楽部の中で桜子に助けられる面も少なくなかったが、一方で才能と美貌に恵まれた桜子のことを妬ましく思っているところもあった。
まして、中学からの幼馴染の博正と付き合っていると知ってからは一層不満を持つようになった。
あさみは吹奏楽部での桜子への不満などを愚痴っていた。
博正はあさみが桜子を酷評するのを意外に感じていた。
博正も桜子に対して日頃感じていたところもあり、同調してあさみの話を聞いていた。
「・・桜子はそういう子だから。いつも自分のことばかり。」
「俺もあの子には疲れ始めてる。」
するとあさみは、
「細野くん、大丈夫?無理してあの子に合わせなくていいんだよ?」
「俺、どうしたらいいのかな・・」
するとあさみは、
「細野くん、あのね・・こういうこと言うのってすごく恥ずかしいし 、言いづらいんだけど・・。」
「どうしたの?」
「あたしと二人で会わない?その、ひな祭りの日に。」
「え?でもそれって・・」
あさみは真剣な目で博正を見ていた。
「会うだけなら悪くないと思うよ。桜子にばれなければいいだけだし。」
「でも・・桜子に悪いし。」
「ねぇ、ひな祭りの日、空いてるんでしょ?お願い、一回だけでいいから!」
博正はあさみを見た。
あさみも桜子に見劣りしない可愛い子で、中学の頃好きだった女の子の彼女がデートを申し込んでいるのだ。
博正に断るすべはなかった。
「分かった、いいよ!」
あさみは嬉しそうに微笑んだ。
・・・
「桜子の体、本当に気持ちいい!」
「もう、何回おっぱい揉んでるの!」
雛人形の前で、舞歌と桜子は服を着たままだが、桜子は服の一部がはだけて谷間や乳房、ショーツなどが丸見えだった。
それでも舞歌と桜子の2人はまだふざけ合っているだけだが、琴音と陽菜は割とガチだった。
琴音と陽菜は桜子の部屋を借りてベッドの上で戯れていた。
琴音がベッドに仰向けになり、琴音の上に馬乗りになる陽菜。
「琴音の体、綺麗だね!」
「でも私、おっぱいないし。」
「それがいいんじゃない!」
陽菜は琴音の小さな乳房の上に手を乗せた。
そして揉みしだく陽菜。
処女の琴音だったが、体を弄られて興奮していた。
しかも相手は女の子で親友という・・
「陽菜・・」
「琴音、可愛いね!」
そして琴音にキスする陽菜。
2人は体全体が重なり、4つの乳房が触れ合っていた。
「いっぱい楽しもうよ!」
「そうだね!」
陽菜は琴音の股間に手を伸ばし、琴音の陰部をいったりきたりさせていた。
同時に陽菜は琴音の乳房や乳首を舌で舐めずっていた。
・・・
その頃、ひな祭りに街中で楽しんでいる博正とあさみ。
桜子が家で女の子たちだけでひな祭りを楽しんでいる限り、鉢合わせすることはない。
そのあと博正とあさみはカラオケに行ったり、最近できたデパートに入ったりして本物のカップルのようにいいムードだった。
博正はたまには違う女の子とデートするのも悪くないなって思っていた。
そしてしばらく楽しんだあと、街の中心からバスで家の近くまで戻ってきて、そろそろ降りる頃かなって思っていると、
「あたしの家、ここから近いよ?」
「え、飯山さん?どういうこと?」
「もう分かるでしょ?」
あさみは博正の手を引くように2人でバス停を降りた。
そのあと博正はあさみに案内されて歩いていった。
同じ中学のため、博正の家からもそう遠くない場所だったがあさみの家は知らなかった。
「ここだよ!」
そこは、綺麗な感じの一軒家だった。
両親はまだ帰ってなくあさみの妹も部活でいなく、あと1時間くらいはあさみ1人のようだった。
そしてあさみの家に上がり込みあさみの部屋に着くと、博正を抱くあさみ。
「細野くん!好き!」
「飯山さん・・」
「細野くんはあたしのこと好き?」
「好きだけど・・でも・・」
「分かってる。だから今日だけ楽しもうよ!」
そう言って、服を少しずつ脱いでいくあさみ。
「おーっ!」
あさみの体は桜子とは違う良さがあった。
細い体、長い手足、控えめな胸、上品な顔、そして髪をおろした姿が想像以上に可愛いことなど。
博正は堪らなくなり、ベッドであさみとまぐわった。
2人とも一糸纏わぬ裸だった。
桜子という彼女がいながらも、中学の頃の片思いの女の子(実際には両思い)を抱く博正。
博正はあさみの体全体を両手で抱き、上半身の触れるあさみの控えめな胸、あさみの吐息や体温にただならぬ興奮をおぼえていた。
あさみを抱きながら体を揺らす博正。
あさみも博正に抱かれて喜んでいた。
博正はあさみの小さな膨らみをすっぽり口に含んだり、臍や陰毛をペロペロ舐めたりして喜んだ。
博正はフル勃起していたが、あさみ自身は処女らしいので貞操は守ることにした。
あさみはニコニコしながら、博正の逸物をしごいていた。
ベッドの中であさみと博正は向かい合い、お互いの体や顔を見て笑いながら、博正の逸物をしごくあさみ。
博正はあさみの綺麗な手で大事なところを刺激されて最高だった!
そして、しばらくするとピュッピュッ・・と弾け飛ぶ博正の精液。
「わーすごい!」
博正の精液はあさみの乳房や腹、さらには顔にまで吹っ飛んだ。
「あさみちゃん、最高だったよ!」
「あたしも!!」
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そしてキスするあさみ。
あさみの甘いキスは、桜子とはまた違う味わいがあった。
そのあと、あさみの家族が帰って来る前に家をあとにする博正だったが、あさみは家から出てしばらく道をついてきていた。
外は夕焼けだった。
「細野くん、今日は楽しかった。ありがとね。」
「俺もだよ。ずっと好きだったあさみちゃんと一緒に過ごして嬉しかったよ。」
あさみは少し寂しそうにしながらも
「桜子のこと、大事にしてあげてね・・」
「飯山さん?」
あさみは目を潤ませていた。
「やっぱり分かってたんだけど、細野くんには桜子が合ってると思う。桜子にとっても細野くんが大切なんだなって・・。」
「飯山さん!」
「いいの・・細野くんと今日だけ楽しい思いができたから。2人だけの秘密だよ。」
あさみは下を向いて涙が溢れていた。
「ありがとうね、飯山さん・・」
博正は何度も振り返りながら、その場を後にした。
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『あしはら刑事(35歳・♂)』さんからの投稿です
ありがとうございます。
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