私は82才男、一人暮らしをしていて息子や娘は結婚して独立していた。
私は妻を一昨年に亡くした。
その後は家に籠っている日が続いたが、少し前から地域からの誘いでゲートボールを始めた。
ゲートボール自体は前にもしていたし、妻が元気だった頃によく一緒に参加していた。
ゲートボールを始めると、懐かしさと同時に妻の笑顔が目に浮かんだ。
ゲートボール仲間と一緒にいると、寂しさが癒やされる感じがした。
そんなゲートボール仲間の中に時子(ときこ/仮名)という79才の女性がいた。
時子は小柄な体に地味な服装、薄いベージュの帽子、大きめのレンズの眼鏡をしていて普通のお婆さんという雰囲気だ。
時子も夫を亡くしている一人暮らしで私と同じような境遇だった。
ゲートボールを通して、私は時子と仲を深めていった。
時子は私にとって友達のような感じだった。
時子には娘が2人いて、どちらも家庭を持ち子供がいるという話も聞いた。
私たちもスマホを持っているため、孫をはじめ息子家族の写真をお互いに見せ合い
「可愛いねぇ。」
「恭太さんの面影あるね。」
などの話をしていた。
そんななかで、私は時子に関心を持っていた。
もっと知りたいという興味でもあり、異性として時子に関心もあった。
そんなこんなで12月28日に年末ゲートボール大会があり、そのあとゲートボール仲間と軽く飲みに行った。
そして、夜7時くらいになるとお開きになった。
年をとった私たちは、それほど遅くまで酒を飲んで楽しむということはできず、あとは家に帰って寝るだけだった。
帰り道も時子と一緒に歩いていた。
私も時子も帽子を被り、厚手のコートを着ていた。
時子といろんな話をしながら、笑顔の絶えない時子だった。
道を進むごとにゲートボール仲間とどんどん別れていき、そのうち時子と2人きりになった。
私は寒い夜道でポケットに手を入れながら歩き、時子も息を白くして寒そうにしていた。
時子の家が近くなると、
「ねぇ、恭太さん。私の家で暖まっていかない?」
「え?いいのかい?」
「えぇ。うちにはお酒もあるし。」
私はウキウキと笑いながらついていった。
時子の家の上がると、時子が一人で暮らすには寂しい立派な家だった。
若い頃の時子夫婦や娘2人の小さい頃の写真、さらに最近撮ったであろう孫の写真も飾ってあり、時子の人生が感じられる玄関や廊下だった。
仏壇で時子の旦那さんにお線香をあげたあと時子とともにこたつに入った。
日本酒を少しご馳走になりながら、時子と顔を見合わせて世間話。
時子と一緒にいるとまるで本物の夫婦のような感じもして楽しかった。
時子の家には少しお邪魔するつもりだったが、気がついたら一時間以上も話していた。
ふと窓を見ると、外は雪が降り始めていた。
「雪か。」
「結構降ってるわね。」
庭には雪が積もって白くなっていた。
「恭太さん、今日はもう泊まっていって。」
「いいのかい?」
「いいのよ。誰もいないし。」
若い頃ならまだいいが、年寄りが雪の夜道を歩くのは少し心配だった。
私はお言葉に甘えて、泊まらせてもらうことにした。
時子は、隣の畳の部屋に布団を二枚敷き始めたので私も手伝った。
時子の旦那が来ていたという寝巻きを借りて、新しい歯ブラシまでもらって床についた。
「じゃ、おやすみなさい。」
時子は蛍光灯の紐を引き、部屋を豆電球の明かりにした。
外は静まりかえり、雪がしんしんと降っているようだった。
私は寝ようと思ったが、なかなか寝付けない。
隣では時子が目を閉じていた。
気づいてはいたが眼鏡を外した時子は割と綺麗な顔だった。
今はすっかりおばあさんになっているが、若い頃は結構美人だったんじゃないかと時子の顔形やさっきの玄関の写真を見て思っていた。
私は時子に近づいた。
すると、物音からか気づいて目を開ける時子だった。
「どうしたの?」
「いや、時子さんの寝顔が綺麗だからついつい見てしまって・・」
「そう?」
そして俺は時子に近づいた。
そのあと時子と天井を見ながら話していた。
「恭太さんの奥さんとはどんな感じだったの?」
私は長年連れ添った妻について話し、時子はしみじみと聞いていた。
また時子も夫とのことを話していた。
「恭太さんの奥さんって幸せだったわね。」
と時子がしみじみと言い、私は
「いや、今は時子さんも幸せだよ。」
「え?どういうこと?」
俺は時子の布団の中に入った。
「恭太さん・・」
「時子さん、いいだろ?」
「ええ・・いいわ・・」
私は時子と布団のなかで、暖めてあっていた。
「あったかい・・」
「時子さん。いい体だな!」
「え?もう私なんて・・」
「そんなことないよ!」
仰向けの時子は、すっかり垂れ下がったおっぱいにぷっくりとした腹、骸骨のような手足と、美しいとは言えない体だったが、私はそれでも時子を抱いた。
私は時子を全身で抱き愛撫をした。
「恭太さん、嬉しい・・」
私は時子の乳房に乳首を揉んでいた。
時子のようなお婆さんの体とは言え、暖かい女の体は幾つになってもいいもんだ。
外が寒いなかで、私たちは心も体も暖かくなっていた。
さらに時子と唇を重ねた。
しばらく唇や舌を絡めせてウンウンいう私たちだった。
私は年のせいもあって勃起や射精はできないが、時子の温もりはいつまでも感じることができた。
時子の干からびた秘部も優しく撫でてやると、嬉しそうに声を出していた。
雪の降る外とは対照的に暖かくなった私たちはずっと抱き合っていた。
翌朝、私は時子の隣の布団で普通に目を覚ました。
私は寝巻きを普通に着てるし、布団も乱れてない。
時子も何事もなかったように眠っていた。
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あれは、夢だったのだろうか。
しばらくして時子が目を覚ました。
「おはよう。」
にっこりと微笑みながら言う時子の顔はとても綺麗だった。
ガラス戸の外を見ると、雪は止んで青空が広がっていたが地面には雪が積もっていた。
「時子さん、外の景色が綺麗だよ。」
私は景色を見ながら時子を呼んだ。
私のそばに来た時子は、
「本当ねぇ。」
「時子さん?」
時子は私のすぐ隣に座り、服越しに体が触れ合っていた。
「きのうのよかったわよ。」
時子は私を見てにやりと笑った。
時子とのきのうは夢ではなかったんだ・・
私たちはしばらく景色を眺めていて、時子はずっと距離が近いままだった。
快晴の青空には明るい太陽が昇っていた。
-END-
『きょうた(82歳・♂)』さんからの投稿です
ありがとうございます。
気持ち悪いアホ
先程は失礼なコメントをしてしまいご迷惑をお掛けしました。