高3のときに入学してきた新入生にスタイルがよくて、顔つきがちょっと生意気な感じの女の子がいたので注目していた・・・というか軽く好きになってしまった。
通学経路が俺と重なっていたので、その子が俺の中学校の後輩と仲良くなり、その後輩は俺と親しかったというか幼馴染だったので、じきに俺もその子と仲良くなった。
名前はアキホちゃんといった。
後輩が鋭い奴で
「先輩、アキホみたいな子がタイプでしょう?」
と俺をからかった。
俺は言下に否定してはアキホちゃんに悪いと思ったのと、間接的に気持ちを伝えてみたいという考えも同時に起きて、
「さすが俺とのつきあいが10年に及ぶだけのことはあるな」
と茶化してみた。
するとアキホちゃんがみるみるうちに頬を染めた。
後輩が
「えーっ!アキホ、そうなの?」
と言うと、アキホちゃんは否定するどころか
「うん」
と小さな声で頷いた。
後輩は
「うっそ~!先輩、アキホとつきあってあげて、お願い!」
と俺を拝んだ。
俺にとっては千載一遇の好機到来だった。
「おまえに頼まれたら断れないな」
と狡猾な言い回しでOKした。
こうして俺とアキホちゃんは交際するようになったが、俺が高3、お互いに進学校の生徒同士ということで、行き帰りを一緒に、という程度のつきあいだった。
しかも後輩は相変わらず一緒についてくるから、二人きりということは滅多になかった。
6月の後半、もうすぐ期末考査という土曜日にたまたま俺とアキホちゃんは二人きりで帰った。
そのときアキホちゃんが、
「よかったら家に寄りません?」
と誘ってきたので、俺は途中下車して彼女の家に寄った。
この際、お母さんくらいには挨拶しておこうと思ったのだった。
だが家には誰もいなかった。
アキホちゃんは
「着替えてきます」
といって俺を残して別室に消えた。
すぐに彼女はTシャツ姿で戻ってきたが、ピチTで彼女のバストの豊かさを強調していた。
俺の視線はどうしても彼女の胸元に向けられたようで、彼女が胸を隠すように
「見ないで下さい」
と頬を赤らめた。
バストを強調するような服を着て
「見ないで下さい」
はないだろうと思うが、当時は
「あ、ゴメン」
としか言えず、俺も頬が熱くなったように感じた。
彼女の希望で数Ⅰの難問を一緒に解いた(このあたりが進学校の生徒らしさかも)。
高3の俺にとってもかなりの難問だったが、俺なりに解法を説明して、正解と比べると合っていたし、俺の説明で問題集に載っていた正解までの解法も彼女は理解できたと喜んだ。
そのときの笑顔が俺の間近にあったため、俺は思わず彼女を抱き寄せてキスをしてしまった。
アキホちゃんが体を離そうと抵抗した。
俺はもう欲望剥き出しの状態だったから、彼女を離すことはなく、キスしながら、左手で彼女のバストを掴んだ。
彼女はなおも抵抗したが、力を抜き始め俺に全てを委ねた。
俺の愛撫に息を荒くしていた。
俺は彼女を押し倒し、Tシャツを捲くってブラをはずそうとした。
彼女が背中を浮かせてくれたので容易にブラをはずすことができ、彼女のバストに俺は吸い付いた。
そのときに
「もっとゆっくりして」
と言われた。
俺はその通りにした。
彼女は
「ああ」
と小さく喘ぎながら
「左ばかりじゃなくて右も」
と吸う乳首のチェンジを求めた。
俺はその通りにした。
彼女は
「ううん」
と喘いだ。
そして
「全部脱ぎたい」
と言った。
俺は
「ああ、そうか」
と間の抜けた答え方をして、彼女のTシャツを脱がせた。
上半身裸になった彼女は
「もっと乱暴にしてもいいよ」
と言った。
いつになく馴れ馴れしい話し方で俺はちょっと驚いた。
だが俺の欲望はそのようなことを気にする前にまっすぐ彼女に向かった。
彼女の
「もっと」
とか
「舌で」
というようなリクエストに応え、彼女が
「ねえ、全部脱ごうよ」
と全裸になる提案をするまで言われるままにバストを刺激し続けた。
彼女の提案におれはさすがに驚いた。
そして思った。
アキホちゃんは処女ではないのではないか?と。
だがそういう思いよりも俺自身がセックスできるというシチュエーションに冷静さを欠いていたから、素直に全裸になり、コンドームなど準備していないから生で挿入を試みた。
アキホちゃんは
「まだ早いみたい」
と言いながら、俺の手を彼女の股間に導いた。
そうだ、ここも指で刺激しなければ、と俺は文字や映像からの知識を思い出し、クリトリスを探った。
彼女は体をのけぞらせて喘いだ。
そして俺は遂に彼女へ挿入を果たした。
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10回以上はピストン運動したと思うが、彼女が
「痛い」
とか
「あっ!」
と苦痛に満ちた表情をするので、心配しながらも自分自身の射精に集中した。
結局俺はドバッと射精した。
彼女がティッシュで股間を押さえた。
血がついていた。
「ついにしちゃった」
と彼女ははにかんだ。
「はじめての日だから記念日」
と嬉しそうに笑った後、涙を流した。
痛みがあるのかと思い、それを尋ねたら
「うれしいの」
と俺の胸に顔を埋めた。
アキホちゃんは処女だった。
だが彼女の細かな指示は後に思い出すと驚かされた。
そのことを後日指摘したら、彼女もまた文字と映像の知識に基づいて俺に色々求めたらしい。
童貞と処女だったけど、最後まで行けたので、安心もしたし、感動もした。
心ある初体験ですね。
お幸せに。