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よっしゃ~!
誰もいなくなったな!
この部屋は俺の制圧下にある!
俺がルールだ!
はい、皆様お待ちかねのタンスめぐりのお時間がやってまいりました。
用意はいいですか?
光の速さでクローゼット、タンスを手当たり次第に開ける。
俺には時間がない。
メロスよりも時間がない。
気ばっかりあせる。
焦っているせいか、タンスがうまく開かない。
ガタガタ言うばっかり。
やばい、この音でばれる。
落ち着こうとすると余計に焦る。
力任せに思いっきり引っ張る。
引き出しが開いた瞬間、目に眩いばかりの光が差し込んできた。
あぁ~ついに由香さんの下着ご開帳で~す。
ざっとみると白が多いです。
ふむ、想像どおりだ。
可憐な由香さんには白が似合う。
引き出しを全部引っ張りだし、奥を見るとなっなんとそこにはぁ~~~!
やっぱりきた~~~!
夢のゴールドクロスです(黒だけど)。
かぁ~やっぱ由香さんももう高校生だ。
いつまでもブロンド(白)じゃないよな~。
俺は手前にあったブロンズクロスを手に取り、そっと匂いが嗅いだ。
左手にブロンドクロス、右手はゴールドクロスを触りながら恍惚の時をすごす。
あぁ~至福のときだ~。
俺はこの時の為に生まれてきたんだ。
幸せを噛みしめるように一層息を大きく吸い込む俺。
とここまでは脳内での行動です。
腰抜けな俺がそんなこと出来るわけもなく、俺は1mmも動くことなく二人が帰ってくるのを待った。
ガチャガチャ。
部屋の外からコップ同士がぶつかる音がしてきた。
「おっまたせぇ~」
元気よく裕美が入ってきた。
うん?
ちょっとまて貴方手に持ってるのはなんですか?
妙な雰囲気の中身が見えない瓶がありますね。
馬鹿な俺でもそれぐらいの英語は読めます。
「NAPOLEON」と書いてナポレオンと読みます、はい。
正解ですか?
読み方あってますか?
ってゆーかそれ酒じゃん?
しかもブランデーじゃん?
更に高級な酒じゃん?
「はっ!?先輩それ酒じゃないっすか?どうするんすか?」
「どうするって、どうすると思う?」
裕美が言った。
「・・・もしかしてそれ呑むんですか・・・?」
恐る恐る俺は聞いた。
「はい、正解~」
妙に明るいテンションで答える裕美。
もう酔ってるのか?
正直に言います。
俺、酒飲んだことありません。
ぜんぜん呑んだことないってわけじゃないんだけどね。
親父の飲んでるビールの泡をなめたりしたことはあるけど、本格的に呑んだことなんてなかったし。
今の高校生と違って当時酒呑むのって流行ってなかったんだよ。
なんでって?
みんな貧乏だったから。
タバコ買うので精一杯だった。
この時俺、びびってたよ。
だった未知なることへの挑戦でしょ?
しかもあんま知らない人と。
ちょっとやばいかなって思ったね。
「あの、先輩?」
「なに?」
氷をグラスに入れながら裕美が返事をする。
「俺、酒飲んだことないんすよ」
かっこつけてもしょうがないんで俺は正直に言った。
「えぇ~っ!?ほんとに!?全然?」
「いや、一口ぐらいは飲んだことありますけど・・・」
ちょっと強がって言ってみた。
「そっかそっか。何事も経験だよ経験」
いえ、経験するのはいいんですけど、なんで先輩達と呑まなきゃいけないんです?
こうなった状況もイマイチよく分からんし。疑問に思った俺は聞いた。
「なんでこんなことになってるんですか?俺よく分からないんですけど?」
「ホント君は考えが固いなぁ~。君はなにか理由がないとなんも出来んのか?」
「・・・いえ、そういうわけじゃないっすけど・・・」
ってゆーかマジ、裕美もう出来上がってるのか?
妙にテンションが高いんですけど?
「じゃいいじゃないか。今日は呑んで語ろう!」
相変わらず『じゃ』ってのがよく分からないし、なにを語るのかもよく分からない。
メダパニってる俺をよそに裕美は水割りを作っている。
由香さんはというとぬいぐるみを抱きながら、俺の方をみてにっこり微笑みなにやら頷いている。
「?」
その微笑みの意味が分からない俺の手に、裕美がグラスを押し付けてきた。
「じゃみんなで乾杯しますか?なにに乾杯する?」
俺を見ながら裕美が言った。
えっ!?
俺に聞いてるの?なんで?
びっくりして表情を俺をみて由香さんが言った、
「先輩と後輩の親睦の為にでいいんじゃない?」
なんだそりゃ?
と思ったが他にいい言葉も思いつかないので俺はグラスを掲げた。
「くわんぱぁ~い!」
ガチャガチャ。
グラスがぶつかる音がした。
二人ともなぜか一気飲み!
場の雰囲気を乱すわけにもいかずつられて俺も一気飲み!
かぁっ~!
喉が焼けるような感じがした。
しかも思いっきりむせた。
鼻からナポレオン状態。
ちょっと鼻に逆流し、鼻がつぅ~んとする。
まじ鼻の粘膜が痛いです。
先輩達、超笑ってます。
「そんなに無理しなくていいんだよ?」
やさしい由香さんの言葉。
「やっぱ君っておもろいね」
毒舌な裕美の言葉。
いつの間にか新たな水割りがテーブルの上に。
先輩達はまたも一気飲み。
マジ!?
この人たちなに?
ってゆーか実はこれカラクリがあったんすよ。
先輩たちの水割り、実は超薄いの。
ほとんど水なんじゃないかな?
で、俺のは超濃いの。
1:1ぐらいじゃなかったかな?
その時はそんなこと考えてなかったし、最初の一杯でてんぱった俺はなぜか、負けじと思い先輩達と呑み比べ。
昼ごはんを食べた後何も食べてなく、まさにすきっ腹状態。
しかも初めて本格的に飲む酒。
更に超濃いブランデー。
途中から意識なくなってたね。
その泥酔状態の中、俺は裕美の勧めで家には電話をしてたらしい。
「今日はぁ~友達の家に泊まってきまふっ」
と中学生の妹に言ってたらしい。
我が家は放任主義のためそのへんは自由だったし、まったく問題はなかった。
妹もお兄ちゃんが壊れながら電話をしてきたとは言ってなかったみたい。
よくできた妹だ。
後で先輩達に聞いたんだが、なぜか俺はエビの話しをずっとしていたらしい。
なぜにエビなんだろ?
いまだによく分からん。
特別エビがすきってわけじゃないし。
いつの間にか俺寝てたみたいなんだよね。
どれぐらい寝たんだろ?
なんか突然はっとして目が覚めた。
暗がかりの中見慣れない天井がまず目に入った。
えっ!?
ここどこ?
起きようとして体を起こすと、かけてあった毛布がずり落ちた。
しばらくぼーっとする。
しかしまだ酔っているため考えることが出来ない。
ってゆーか考えるのがめんどくさい。
酔いで気も大きくなってるし頭もぐわんぐわんするし。
その時俺の視界になにやら不思議な物体が。
しかも俺と同じ毛布に入ってる。
えっ!?
なに!?
なんか見てはいけないものが俺のそばにいるの?
酔っているため正常な思考が出来ない俺。
しばらくぼーっとしているとその物体が話しかけてきた。
「ヒロ君どうしたの?」
ヒロ君?
えっ?誰?
もしかして別れたと思っていた彼女が?
振られたのは夢だったってこと?
まったくとんちんかんな考えをする俺。
今ではとんちんかんな考えと思うけど、この時は酔っていたこともあり、振られたってのは夢だったって本気で思ったと思う。
「うんっ?どうもしないけど?」
俺は横に寝ている物体を確かめることもなく(だって彼女だと思ってたし)、もそもそと毛布の中に潜り込み、腕枕をするつもりでその物体を抱きかかえた。
じゃ(いかん裕美の癖がうつったみたい)起き抜けにチューでもすっかと思ってその物体に顔を近づけた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺の目まさに ・・? 状態(↑ 目が一杯ってことじゃないからね)。
ちょっと待て。
いくら酔ってるとはいえ自分の彼女(元だけど)の顔は判別できる。
俺の彼女(元だけど)も可愛かったけど(振られたのにおノロケっ!?)、今俺の前にいる人はもっと美人に見える(公子ごめん。振られた彼女に脳内で謝る俺。やっぱ腰抜け)。
しかもなぜかブロンズクロス(白下着)の肩ひもが見えてまぁ~す!
固まることしばし。
「どうしたの?なんで固まってるの?」
その物体が俺に言ってきましたよ。
しかもハスキーな声でっ!
こんちくしょ~!
やったね!
由香さんばんざぁ~いっすよ!
当時、この時点ではまだ由香さんって気づいてなかったけどね。
だって俺泥酔状態だったし。
抱きかかえている俺の胸に手のひらを押し当てるようにして由香さんが言った。
「ヒロ君、大丈夫?無理するからだよ」
えぇ~っと、ちょっと待ってくださいねっと。
状況を判断しますので。
今日は文化祭の役員会があってぇ~、駅のホームでタバコを吸ってたらぁ~、女の先輩に声をかけられぇ~の拉致られぇ~の、えっと・・・そこからなんだ?
俺は必死になって考えた。
しかし考えるだけ無駄たった。
だって俺中ボスの「ナポレオン」にメダパニ食らわされて、その効果がまだ解けないんだもん。
しかも今俺の隣にはブロンズクロスの女戦士がいるんだもん。
何も考えられねっつぅ~の!
状況的には、メダパニくらってさらにパルプンテくらった状況って言えば想像できるかな?
更に言うと、俺のLvはまだ2ぐらい。
そんな状況でそんな高級魔法食らったらどうなるか分かる?
もういっちょ言うと武器はおなべのふたとひのきの棒しかない。
ファミコンを少し蹴飛ばしちゃって画面が全く動かない状況を忠実に模写しているように微動だにしない俺。
ってゆーか金縛りにあったみたいに動けなかったよね。
やっと呪縛から解き放たれた俺が最初に発した言葉はこれだ。
「はひゃ?」
(本当は「はい?」って言いたかった)
「くすくす」
状況が飲み込みないけど、可愛い女の人が笑ってるのだけは理解できました。
怖いものを見るように、首を前に出しそのブロンズクロスの女戦士を見ようとした瞬間、首に腕が巻きついてきました。
「!?」
今起きてることがまったく理解できない。
「本当、大丈夫?」
ハスキーな声が頭に響く。
あぁ~素敵な声だぁ~。
そういいながら、由香さんは腕に力を入れやさしく俺を引き寄せた。
唇に忘れかけてたなんとも言えない柔らかい感触が。
鼻から深く息を吐こうとしたと瞬間に、俺の唇にまた別の柔らかい感触のする物が割り込んできた。
軽く唇を開き、由香さんを受け入れる(酔っててもできるもんだね。これってもう本能?)。
由香さん、超キスがうまい。
由香さんの舌が俺の口の中でせわしなく動く。
動いたかと思うと、こんどは軽く吸う。
これが超気持ちよかった。
初めて経験するキスの感触(当時、チューって表現はなかったのであえてキスと言うよ)。
酔ってても勃つものは勃つ。
この時俺の下半身、膨張率すでに110%。
条件反射で自然と手が動いた。
背中に手を回し、その手を徐々に下へと移動させる。
そうするとそのうち、ちょっとつるつるする感触が手に伝わってきた。
はい、そうです。
ブロンズクロスです。小ぶりのお尻を円を描くように動かす。
ピクンッ。
由香さん、感度良好ですな。
因みに、俺この時すでに脱チェリーですので。
っていっても元彼女としか経験ないけどね。
「あっ・・・」
ハスキーな声の由香さんの艶っぽい声。
くぅ~!
もうこれだけでご飯3杯はいけそうな衝撃があったよ。
どうしてこうなってるかよく分からんが、もうここまで来たらどうでもいっしょ!?
相手が誰であれ、ここがどこであれ、今何時でももうどうでもいい!
俺は下半身に負けないぐらい、固い決意を胸に秘めた(行動に移してるから秘めてないけどね)。
由香さんを組み敷くように、動きやすいようにちょっと体勢をかえ、いざ突撃。
今でもそうだが、この状況に持ってくるのに時間がかかる。
いったん布団に入ってしまえば、後はもう俺の独断場。
誰にも遠慮はいらない(って当たり前か)。
由香さん顔を持ち上げ、再びキス。
最初は軽く唇を噛む。
ちょっと唇をなめ、舌を軽く差し込む。
この時、俺もしかして酒臭いかな?って思ったけど、ゲロ吐いてないから大丈夫だろっていいように脳内変換。
俺の拙いキスのテク(って言うほどのものかなorz)では由香さんに太刀打ちできないっすよ。
さっきも言ったけど、マジで由香さんキスがうまい。
今考えても由香さんのキスのテクは俺の経験の中でも1,2を争うぐらいだ(3人しか経験ないけど)。
ねっとりとまとわりつくような、潤った唇の感触が超心地いい。
初めて経験するバキュームキス(そんな言葉あるんかいな?)。
触ったわけじゃないから分からんが、たぶんこの時俺、フライング汁一杯出してただろうな。
と~っても長いキスをし終わったとき由香さんが聞いてきた。
「ねぇ~?私、誰だか分かる?」
いえ、正直言ってよく分かりません。
なんてばか正直に答えるわけにもいかず
「んっ?・・・分っかりますよ」
と半笑いで答える俺。
「本当にぃ~?」
俺の心を見透かすように少し笑い声交じりに言う由香さん。
「じゃ、誰か言ってみて?」
『じゃ』ってお前、もしかして裕美かよ!?
って当時は思わなかったけどね。
「えっ?いや~・・・」
ヒロユキがんばれ!
世界中がお前を応援してるぞ!
思い出せ!
どうにかして思い出せ!
マインドコントローラーのカズイも応援してっぞ!
人は自分の能力の30%しか使用していない。
残りの70%の能力を引き出すこのができる。
それが北斗神拳。
あぁ~失敗したぁ~!
ちゃんとジャンプを毎週読んでおけばよかったよ!
「本当はよく分かってないんでしょ?」
いえ、由香さんそれは違います。
よくじゃなくて全く分かってません。
その時、まじ奇跡が起きたね。
どうしていいかわからず視線を泳がせている俺の目に神様からの贈り物が届いたよ。
由香さんの机の上に写真たてがあったのよ。
その写真の人物と、今俺に腕枕されている人はどうみても同一人物。
しかも、その写真たてに由香&裕美ってマジックで書かれているじゃないですかぁ~!
やったね。
名前判明しました。
どっちが由香か裕美か分からないって思うでしょ?
残念でした。
マジックで矢印つきで書かれてました。
「分からないわけないじゃん。由香さんでしょ?」
酔っているのでタメ口な俺。
満面の笑みで由香さんが抱きついてきました。
あぁ~由香さんいい匂い。
我が家のエメロンのリンスとは違ったいい匂いが漂ってきます。
どうやら俺がぶっ潰れている間にお風呂に入ったようです。
「あったり~♪よかった。知らないって言われたら悲しかったよ」
由香さん萌えぇ~っす。
その少し不安げな言い方、超かわぇ~っす。
「ねぇ~ヒロ君、もう一回キスしよっ?」
ええ、いいですとも。
一度と言わず何度でもしますとも。
俺の答えを待つまでもなく、さっきと同じように優しく俺を抱き寄せる由香さん。
唇にキスをするのかと思ったら、俺の頬にキスをする由香さん。
「うん?」
って思うより早く、由香さん俺の顔中にキスの嵐を浴びせます。
こんな嵐なら大歓迎~!
「ちゅっ、ちゅっ」
何度も何度もかわいらしい音がする。
くすぐったいような気持ちいいような、なんとも言えない心地いい感触に包まれる。
あぁ~安らぐなぁ~と思っていると、やっと唇に独特の感触が伝わってきた。
唇で俺の唇を優しく挟んだり、少し噛んでみたりする由香さん。
とどめにお得意のバキュームキス。
これが大人にキスなんだぁ~と少し感動。
不意に由香さんが俺の右手を掴んだ。
なんだろ?
意味が分からない俺はとりあえず由香さんの手を握り返した。
由香さんはその手をずりずりと自分の胸へと移動させた。
そして一言。
「ちっちゃくてごめんね・・・」
由香さんのその言葉がなぜか心に響いた。
なんで謝るの?
自分がいけないことをしてるみたいでなんか悲しくなったよ。
「えっ?」
別に聞こえなかったわけじゃないんだけど、俺はなんて答えていいのか分からずそう返事をした。
由香さんは聞こえなかったんだと思い再び言った。
「私、胸ちいさいでしょ?」
由香さんの胸に手をあてたまま、俺は返事をした。
「そんなことないっすよ」
正直言うと確かに小さなとは思った。
でもまるっきりないわけじゃない。
カップで言うとA´って感じだね。
「ありがとう。ヒロ君って優しいんだね」
小さく答える由香さん。
あぁ~もうホント、どっちが年上か分かんないよ!
由香さん超々々々可愛いっすよ!
その言葉で俺に火が点いたね!
もう俺のこの心の業火は消せないね!
消火器がないと消せないね!
ってずいぶんしょぼい業火だなって一人突っ込みをしつつ攻撃開始っす。
由香さんの胸に手を置いたまま、キス攻撃。
ぬっ!くっ!
敵(由香さん)の応戦がすごいです。
キスでは太刀打ちできません。
こっちが撃沈されちゃうよ。
ほんとマジで。
胸に置いた手を、乳房を包むようにして揉みしだく。
「・・・うんっ・・・うんっ・・・」
由香さんって全身性感帯なの?
反応よすぎなんですけど?
反撃の激しい唇攻撃を止め、由香さんの耳たぶをハミハミ。
ビックン!
こっちがびびるぐらいの体全体を使っての由香さんの反応。
耳たぶが弱点なの?
しつこく耳たぶをハミハミする俺。
体をくゆらせながら反応をする由香さん。
よし、こうなったら奥の手だ。
耳の中舐めちゃうもんね(これ元彼女が大好きだったから)。
最初、耳全体を舐めるようにして、徐々に内側へと移動。
その時右手はしっかりを胸を捉えている。
「あっ、はぁ~・・・うんっ、うんっ」
ハスキーな由香さんの艶かしい声が耳に心地いい。
いよいよ突入しますか。
舌を少し尖らせるようにして耳の穴へと。
ビッビクン。
今日一番の反応を体全体を使って表現する由香。
ほんのりと香るリンスの匂い。
夢の中にいるような感じがした。
由香さんの反応に気をよくした俺は、更に攻め続ける。
「あっ・・・やっ・・・そっ、そこ・・・やっ・・・ダっダメ・・・」
その声をBGMにしながら、ブラを外すべく手を背中へと移動。
さぁ~ってホックはどこかな~?
って背中にないじゃん!
今はめったにお目にかかることがないフロントホックですよ。
これまた俺好み。
元彼女にはフロントホックのブラをするようにお願いしてたくらいホックフェチな俺(ってそんなフェチあるんかな?)。
俺の好みを由香さんが知ってるわけないが、こうも俺の好みが重なるともうこりゃ運命かなって思っちゃうね。
まぁ~これはただの勘違いなんだけどね・・・。
ホックを外そうとブラの中心に指を潜り込ませると由香さんが言ってきた。
「もう耳はダメ。おかしくなっちゃいそうだもん」
今、こんな台詞と聞いたら更に攻めるけど、まだまだ厨だった俺は素直に従った。
由香さんのその言葉を聞き終わると同時に、俺はブラのホックを外した。
「カチッ」
フロントホック独特のプラスッチクが折れるような音が耳に響いた。
いや~この音は何度聞いてもいいですな~。
胸に手を置き、ゆっくりと手を動かす。
胸に直に触る俺の手に小さな突起の感触が。
手の平でその突起を転がすように動かす。
「あっはぁ~」
のけぞる様にして反応をする由香さん。
「んっ・・・あっ・・・んんぅ~ん・・・」
休むことなく反応を示す。
耳にあった唇を首筋に移動させならが、手を忙しなく動かす俺。
軽くキスするように由香さんの首筋に唇を這わす。
何度かに一度、ピクンッと反応を示す。
首筋のキスが効いているのか胸が気持ちよくて反応しているのかよく分からなかったが、そんなことはどっちもでよかった。
俺の行為に由香さんが感じてくれている。
そう思えるだけで満足だった。
首筋から更に下へと移動。
肩にも軽くキス。
ってゆーか、由香さんの肩、超小っさい。
ちょっと力入れたら折れるんじゃないか?
ってぐらい華奢だった。
しかも色がすっごい白いからより一層そう見えた。
また鎖骨も細い。
細い上にやせてるから妙に浮き出てるような気がした。
別に俺は鎖骨フェチじゃないし、好み的にはもう少し肉付きがいいほうがいいなって思ったね。
でも、そんなことは些末なこと。
由香さんは俺にとっては正に理想の女性って感じですね。
鎖骨分はちょっとスルー気味に、更に下へと移動。
小さいながらも胸の膨らみを感じる部分までに俺の唇は移動してきた。
胸の裾野(って言うのかな?言わないかっ!?)の辺りから本格始動です。
最初軽くキスをするようにしていたけど、徐々に興奮してきた。
舌を少し大きく出し、由香さんの胸を円を描くように舐めた。
髪の毛とは違ったいい匂いがほんのりとする。
この時、なんか自分の舌の動きに興奮しちゃったよ。
酔いも手伝ってたと思うけど、今までしたことがないようなことをしてた。
由香さんの上半身、余すところなくキスしたり舐めまわしたりした。
わざと乳首を避け、ぎりぎりのところまで舐める。
一旦遠ざかり、再び乳首付近へと接近。
その行為を何度も繰り返した。
でも絶対に乳首は口に含まない。
この時俺の左手は由香さんの背中へ、右手は由香さんの両手を頭の上で拘束。
バンザイ状態って言えば分かるかな?
体の脇や、ショーツの上辺りに唇を這わせているときに由香さんの
「んっんっ」
って声が聞こえる。
もう我慢できない!
これ以上我慢してたら下半身が爆発しちゃう。
拘束している手を離して自分の服を脱ごうとした。
しかし、しかしだよ、まだ俺酔ってるんだね。
Yシャツのボタンが外せないんだよ。
酔ってるだけじゃなく、興奮してるし、焦ってるし、メダパニってるしで、どうにもならない状況。
あたふたしてる姿を見られるのが恥ずかしいと思った俺は、なにを思ったのかボタンを引きちぎった。
「ぶちちち・・・ぱっつんぱっつん」
力の限り引きちぎったボタンは勢いよく飛び散っていったよ。
あぁ~そりゃ見事にね。
もう頭の中真っ赤だよ。
海綿体に集まってた血液が脳内に全部来たんじゃないかっ!?ってぐらい真っ赤っかだったよ。
シャー専用って感じだったね。
その後どう服を脱いだのか思い出せないぐらい興奮してた。
まぁ~翌日見たらバックルが外れてないズボンがあったよ。
金属でできたホックが外側に大きく曲がってるズボンがね。
由香さんの足を割るように自分の足を割り込ませ、由香さんの足を大きく開く。
大きく開いた由香さんの足の間に自分の体を割り込ませた。
気のせいかも知れないが、下腹部にちょっと冷たい感触が伝わった気がした。
もしかして、由香さん濡れてる?
ふとそんな考えが頭をよぎった。
ここで一息。
いいか?落ち着け俺。
なにも焦ることはない、由香さんはどこにも逃げない。
そんなに荒々しく攻めることはないんだ。
少し落ち着きかけた俺は由香さんの顔を見た。
この時初めて由香さんの顔をまともに見たと思う。
祝杯をあげてるときも多分顔を見たと思うけどちょっと記憶にない。
ちょっと小首を傾げるような仕草をして少し笑っている由香さん。
やっぱ由香さん美人だよ。
こんな美人とエッチすることなんてもうないんじゃないか?って当時思ったらやっぱりそうだった。
ちょっと悲しい予感だったよ、現実になったし。
俺の顔を両手で包み込み由香さんが言った。
「びっくりした?」
「えっ?なにがですか?」
って言うつもりだったけど、ろれつが回らない俺は
「えっ?あにられすか?」
って思いっきりカミカミで返事をした。
「ふふ、今こうなってる状況が」
そりゃビックリどころじゃないですよ。
昨日オナったティッシュがチン先についてるかどうか心配するのをすっかり忘れてるぐらいビックリして動揺してますとも。
そんなこといえる訳もなく俺は黙って小さく頷いた。
別にすかしてるわけじゃないからね?
またカミカミになると思って、返事ができなかったの。
そっから由香さんの今どうしてこうなってるかの説明が始まったけど、長くなるので割愛します。
簡単に言うと、前から俺のことが気になってたらしい(未だに信じられないけど)。
話しかけるきっかけもないまま、今日に至り、たまたま俺が一人な状況、しかもタバコを吸うために人目につかない場所へ移動した。
偶然が偶然を呼んで、もうこれ以上のシチュエーションはないってことで声をかけたらしい。
いつも俺は大人数で行動してるので、話しかけることも出来なかったらしい。
なるほど、由香さんの言いたいことは分かった。
でもね、でもだよ?
いきなりこれはないでしょ?
酒に酔わしてどうこうしようって普通男が使う手でしょ?
まっこれには事情があったんだけどね。
でもその由香さんの手段なんて、実際はどうでもよかったよ。
経過はどうであれ、今のこの現状に不満を唱える理由なんてないし。
おなじみのパターンで由香さんが俺を引き寄せる。
今度は最初からディープなキス。
はぁ~キスが超気持ちいいよ。
キスが気持ちいいって変だと思うだろうけど、ホントとろけるような感じがした。
キスをしながらちょっと体をずらしたとき、俺のジュニアが由香さんの秘部へちょっとタッチした。
「あっ・・・」
由香さんの可愛い声がした。
秘部ってゆーかオアシスって感じだったよ。
マジ半端ねぇ~ほど潤ってるの。
砂漠で1週間彷徨って喉が渇ききっている時でも飲み干せないほど愛の水を蓄えてる由香さんの秘部。
ほんと一こすりしかしてないけど、愛液独特の潤滑具合が超気持ちよかった。
再びその感触を味わおうと俺は腰を上下に少しだけ動かした。
「あん・・・いや・・・だ・・・・だ・・・めっ・・・」
その反応で調子をよくした俺は、体を起こし由香さんの秘部にジュニアをあてがった。
両腕で少し大きく足を広げるようにして、秘部を開くようにしてジュニアをあてがいゆっくりと動いた。
「うんっうっ・・・あっ・・・い、い・・・やっ・・・」
途切れ途切れに鼻から抜けるようなハスキーな声で言葉を発する由香さん。
やばっ!
まじ気持ちいい。
由香さんの声も最高だよ。
当時スマタって言葉を知らなかったが、今思えばこれが俺の初スマタ体験だったよ。
元彼女とはそんなことしたことなかったし。
もっと刺激が欲しいと思った俺は、自分の指でジュニアを押し付けるようにして由香さんの秘部へとあてがい擦った。
腰から下が痺れるような感じがした。
やばっ、なんか出ちゃいそう。
そんな気がした。
初めてオナった時と同じような感触がしてきた。
腰下から始まった痺れが、頭まで来た。
えっ!?
これもしかしてヤバイ?
そのまま出ちゃう?
もう止めておいたほうがいいか?
いや、でもこれ超気持ちいいからもっとしたいんだけど、いやでもこれでいっちゃったらもったいないし。
低次元な葛藤に悩んでいる俺の思考を切断するように由香さんが言った。
「ねぇ、ヒロ君?」
「・・・」
夢中でテンパってる俺は返事ができない。
「ヒロ君?」
「うん?」
二度目の呼びかけでやっと反応する俺。
「あのね・・・」
ちょっと言いにくそうな由香さん。
「えっ?なに?」
「うん・・・」
「えっ!?どうしたの?」
えっ!?
もしかして由香さん気持ちよくないとか?
俺の一人よがり?
ちょっと不安になる俺。
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俺の呼びかけに無言な由香さん。
マジっなに?
俺なんか失敗してるの?
由香さんもしかして怒ってるの?
不安に思いおろおろする俺。
この時自分の顔みたら情けなかっただろうな。
たぶん半泣き(9割泣きかっ?)の自分の顔をみて情けなくて泣いちゃうよ?みたいな感じだったろうな。
まっ言ってみればオナニー泣きって感じ?
(なんだそりゃ?)
「えっ!?なに?ホントなに?」
必死になっていう俺。
「う、うん・・・あのね・・・」
「う、うん・・・」
やっぱなにか問題が?言いにくそうにしている由香さんを見てそう思ったね。
「お願いがあるんだけど・・・?」
「えっ?なに?言って?」
「・・・む、胸・・・吸ってもらって・・・いい・・・?」
キタッキタッキッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!
当コンテンツは、個人による創作実話(フィクション)作品とご理解の上鑑賞ください。当コンテンツには、犯罪的・倫理モラルに反する表現・タブー表現等が含まれる場合がありますが、飽くまでも表現上の誇張としてご理解ください。
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