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あきおくんと私は、それぞれの恋人と別れた。
あきおくんの彼女さんはけっこうすんなりと別れを受け入れたらしい。
けれど、何回か身体の関係があった私の彼はなかなか納得してくれなかった。
しかし、私の気持ちは固かった。
あきおくんは好きだと言ってくれた。
そして、私もあきおくんを好きだという自覚が芽生えていた。
高校1年の秋だった。
晴れて正式な恋人同士となった私たちは、初めてのデートに行った。
それまで、2人で街を歩いたりしたこともあったが、映画を観ようだのデートスポットに行こうだのはそのときが初めてだったのだ。
あきおくんは、私の手を引いてくれた。
手をつなぐだけで、私の胸はときめいていた。
あきおくんを好きになってよかった、そう思っていた。
私をあきおくんの友達に紹介してもくれた。
高校でのあきおくんの新しいお友達。
彼らに紹介されるということに、こんなにも愛情を感じるとは思わなかった。
ある日の学校帰り、駅近くであきおくんとばったり会った。
私たちは学校まで同じ電車で通い、同じ駅で降りていた。
けれど、あきおくんは剣道部、私は茶道部(生徒達の溜まり場だった和室が気に入ったのでw)に所属していたため、放課後一緒に帰ることなんかめったになく、本当に偶然の出来事だった。
あきおくんは、学校の友達数人と一緒だった。
「○○ちゃんじゃん!」
最初に声をかけてきたのはかずやくんという友達だった。
彼らは、カラオケでも行こうと話していたらしい。
「けど男ばっかって色気ねーから誰かクラスの子でも誘おうかって言ってたの。○○ちゃん行かない?」
と私も誘われた。
そして、私の友達も呼んで、と頼まれた。
あきおくんの友達で、彼女がいない男の子は
「頼むよ~」
と必死だったので、私はなんだか楽しくなった。
PHSで友達数人にメールを送り、
「空いてる子は来ると思う」
と私たちはカラオケボックスに入った。
しばらくするとメールの返事が来て、女友達2人が連れ立って来るとのことだった。
私はカラオケの入り口で待ち合わせるために1人ボックスを出た。すると、あきおくんが追ってきた。
「ん?どうしたのあきおくん?」
「トイレ、行かない?」
私はすぐにその意味が分かった。
2人でトイレに行くなんて、することは1つだ。
「だめだよ、もうすぐ友達くるもん、怪しまれちゃう」
「ん?何を?○○、何考えてるの?」
「何って…」
「エッチなこと考えてるの?バカ、ちょっとちゅーってするだけなのに」
私は自分の顔が真っ赤になるのを感じた。
そうだ、2人で個室に入るからといってセックスするとは限らない。
あきおくんは、キスをしたいだけ、と言った。
私はあきおくんとトイレに入った。
平日のカラオケはガラガラだった。
トイレでキスをしていても、足音さえ聞こえてこない。
「もう…行こ?」
私は顔を離して言った。
「うん…でも…」
あきおくんは私の手をあそこに持っていった。
「俺、こんななっちゃった」
あきおくんのそれは、制服のズボンを持ち上げ、大きく固くなっていた。
「あ…」
けれど、私もパンツを濡らしていることはわかっていた。
身体の中心が急速に熱くなった。
「けど…待たせちゃうから…」
私はあきおくんをなだめようとしたが、きいてくれない。
「やだ、したい、ここで。ね?」
あきおくんの手が私の制服のスカートをめくる。
逆の手が、セーラー服の上着の前を留めているスナップボタンをプチプチと器用に外す。
私のキャミソールとブラジャーに覆われた胸が露になる。
あきおくんはブラの上の部分をめくり、乳首に吸い付いてきた。
「あぁ…っ」
そうしている間にも、あきおくんの指がパンティの中に侵入してくる。
私のクリトリスが弄ばれる。
「もう…○○だってこんななってるじゃん。すっごい濡れてる」
「だめよ、こんなとこで…」
あきおくんは聞いてくれない。
あきおくんはポケットにあった財布からコンドームを1つ出し、手早く着け、
「入れるよ?」
と囁いた。
あきおくんのそれは、ズボンのチャックから大きくそそり立ち、びくびくと跳ねていた。
あきおくんの制服は私の高校と違いブレザーだった。
あきおくんは上着を脱ぎ、私の右足を大きく持ち上げた。
あきおくんは、私のパンティのクロッチ部分を指で片方へ寄せ、そこへ入れてこようとした。
しかし、指が邪魔なのとパンティと擦れてしまうのとで断念した。
「脱いで」
あきおくんは私のパンティを下ろした。
私は、あきおくんのそれがあそこにぶつかったときの快感で、最後までいきたいと思うようになっていた。
だからもう、素直にあきおくんの指示に従い、自ら足を上げてパンティを脱ぎ、腰の高さより少しだけ上にあった洗面台に座り、足を開いた。
「きて?あきおくん」
私はあきおくんを抱き寄せ、挿入を促した。
あきおくんが入ってくる。
私は押し寄せる快感に耐え切れず、両手を後ろについた。
洗面台に腰掛けた私のそこは、あきおくんのものが入るのに丁度いい高さにあり、また十分に濡れていたため、無理なく入ってきた。
「ん…」
私たちは息を漏らす。
声はもちろん出せない。
そしてここはトイレ。
いつノックされるかわからないというスリルも手伝い、私はすぐに快感の山が訪れた。
「…っ…んん…っ!」
あきおくんのピストン運動が速くなる。
接合部分は、制服のスカートが覆っているので私からは見えなかった。
しかし、あきおくんは制服のシャツとネクタイ、私はセーラーを羽織っている、という2人の格好がなぜか背徳感を持って私の視界に迫ってきて、ますます興奮していく自分を感じていた。
ふと、あきおくんが動きを止めた。
「…?」
どうしたのだろうと思いあきおくんの顔を見上げると、あきおくんはペニスを引き抜いてしまった。
イってしまったようには思えない。
訳がわからないままに私は洗面台から降ろされ、代わりに回れ右をさせられた。
大きな鏡に映った自分と目があう。
そうこうしている隙に、あきおくんは再びスカートをめくり、今度は後ろから入ってきた。
バックからきたかったのか、と思い、あきおくんの一連の行動に納得できた。
「ん…ふ…っ」
声を出すまいと顔が歪んでしまう。
そのとき私は初めて気がついた。
洗面所の大きな鏡に、自分の顔が、はだけた胸が、いやらしい姿で突かれている身体が、全て映し出されていた。
「かわいい…いつも、こんなかわいい顔でしてるんだよ?」
あきおくんが言う。
けれど私は見られない。
目を固く閉じた。
「せっかくこんなエッチな格好してるのに…」
あきおくんの動きが急激に速度を増す。
後ろから揺さぶられ、バックのときのぱんぱん、という音が響き、外に聞こえてないだろうかと気が気でない。
けれど、快感を無視することもできない。
「あ…イク…イクよ…」
あきおくんの動きが、いつものイク直前の動きにシフトした。
この動きには私も弱い。
「あたしも…っ」
あごがのけぞる。
身体の中心が快感に震える。
あきおくんが最も深く突き上げてきて、そこで果てるのを感じた。
どくどくと身体の中でおちんちんが鼓動している。
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それを受けて、私もひくんひくんと痙攣していた。
「…っはぁ、はぁ、はぁ」
個室に、私たちの呼吸だけが響く。
遠くで、カラオケの音楽が聞こえる。
そこで、ここがカラオケだったとふと気づいた。
あきおくんのそれが抜かれ、私たちは顔を見合わせて苦笑した。
「も~こんなとこで~」
「しょうがないじゃん、エッチな気持ちになったんだから」
私はあきおくんのおちんちんを拭いてあげ、あきおくんも私の愛液を拭ってくれた。
「こんなにぬるぬる」
あきおくんは私に見せてきた。
「もうっ、急がなきゃ」
私はセーラーを整え、パンティを穿き、あきおくんも制服を着なおした。
私たちがカラオケの入り口に行くと、友達2人はちょうど到着したところだった。
初めて利用するカラオケだったので、場所がわからなくて少し迷っていたそうだ。
私たちはほっと胸をなでおろし、彼女たちをボックスへ連れて行った。
あきおくんは後日、鏡の前でのセックスはとても燃えたと言っていた。
私はずっと目をつぶっていたのでわからない、と言うとじゃあこれから鏡の前でしようと、姿見の大きな鏡をベッドに持ってきてセックスした。
繋がっている部分を見ながらのセックスは、私たちがとてもいやらしい生き物のように思えてすごくすごく燃える。
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