大学生のときのこと。
高校から一緒で同じ大学に進んだ友達がいた。
友達は大学に入って間もない頃、彼女ができた。
しかも結構可愛い彼女で、俺は焼き餅を焼いていた。
そんなある日、友達に、彼女と誘拐ごっこを一緒にしてほしいと誘われた。
話を聞いてみると、
「俺が友達の彼女を預かっていて、要求をクリアできたら彼女を解放する」
みたいなプレイをしたいらしい。
俺はそんなの二人で好きなだけすればいいじゃないかと言ったが、どうも友達と彼女だけで誘拐ごっこをしていてもリアリティがなく、第三者が彼女を預かっているっていう条件が必要らしい。
因みに、彼女は割とMで何者かに監禁されている状況に興奮するらしく、さらに友達は嫉妬心や独占欲が強く、それ故に彼女が知らない男の手中にあるという状況に奇妙な興奮や焦燥感を感じるらしい。
俺は呆れながらも、彼らのプレイに乗ることにした。
プレイは土曜日に行うことになり、ルールは以下のように決まった。
・朝、10時に公園にいる彼女を、俺が迎え(誘拐)に行く。
・友達は、俺から出された課題を10時間以内に仕上げる。
・課題を仕上げ、それを俺の元にメールで送りOKが出れば彼女が解放される。
・もし課題が未提出、あるいは提出しても不合格の場合は、彼女は解放されず、翌日も課題の内容を変えて、同じプレイをする。
というものだった。
その日、俺は友達の彼女の愛(あい・仮名)を公園に車で迎えに行った。
愛は白いブラウスに黒のスカートという大人っぽい上品な服装に、20才になったばかりの若くて可憐な雰囲気がいい感じにマッチしていた。
愛は俺を見て、
「今日一日、よろしくね!」
と微笑んでいてすごく可愛かった。
愛を助手席に乗せて、俺はマンションに向かう。
俺は大学生になってから一人暮らしをしているんだが、実は友達は俺の家の場所を知らなかった。
たまたま家に来る機会がなく知らないままになっていただけだが、逆にそのことで俺が誘拐犯役に選ばれた訳でもある。
さらに俺の家の住所は大学の学生課にしか教えてなく、他の友達も俺の家に連れて来たこともないので、友達が俺の家を俺の了解なしに調べることは不可能だった。
不思議なことに、マンションに誰かを連れて来るのは友達の彼女である愛が初めてだった。
愛を部屋に上げると、愛は荷物を置き床に腰を下ろした。
俺も愛にお茶を出したりして少しくつろいだあと、いよいよプレイ開始。
愛は手を後ろに回した。
「本当にいいのか?」
「うん。だってこの方が感じ出るもん。」
俺は用意しておいた黒い綿ロープで愛の手を縛り始めた。
手首を少しきつめに縛ったあと、愛のブラウスの上から胸の上あたりを縛った。
縛り終えたあと愛を見ると、上品なブラウスの上に生々しいロープがかかっていて、黒いスカートと白い生足も色っぽさを醸し出していた。
俺はしばらく愛を眺めた。
可愛らしい顔に、綺麗な黒髪、大人っぽいブラウスやスカート、そして彼女を戒めている黒いロープ。
愛は不安そうに俺を見ながらも、良い意味でドキドキしている感じもした。
別にそういう趣味はないが、縛られている女の子って何処となく感じさせるものがあった。
そのあと、俺は愛の彼氏である友達にライン電話をかけた。
「お前の彼女は預かっている。返して欲しければ要求を聞け!」
「何だって?愛が??」
「あぁ。嘘だと思うならこれを見ろ!」
俺は縛られている愛の姿を友達に見せた。
愛は「助けて!」と叫んでいて声がリアルだった。
「何が目的なんだ?」
「今から10時間以内に課題を進めろ。課題は4と10だ!」
「4と10??」
「そうだ。10時間以内に課題を添付したメールを送れ!1秒でも過ぎたり課題が基準に満たなければアウトだ!」
「分かった。4と10だな!やってみるよ。」
俺は電話を切ると、愛は微妙な顔で俺を見ていた。
縛られて俺を見つめている愛がいる部屋は、本当に誘拐事件みたいだった。
ところで、友達に出した課題の4と10というのは、大学の「化学実験」の授業での実験課題の番号だった。
化学実験のテキストはもう渡されているが、大学の授業ではまだ1と2しか終わっていない。
化学実験の授業は、実験とレポート作成にかかる時間が一つの課題につき平均5時間以上はかかる難関だった。
それを2つも連続で10時間で終わらせるというのは、集中していたとしても時間との戦いだ。
今頃、友達は化学実験のレポートを必死に取り組んでいるに違いない。
なお今から大学の実験室に行くことは、このゲームのルール上も大学の規則上も問題ない。
因みに、友達に化学実験の課題をやらせたのは、あくまでプレイの一環であり、課題をやらせておいてそれを俺が丸写ししようなどとせこいことは考えていない。
第一、大学の実験レポートは、人が書いたのを意味も分からずに写して済むほど単純なものではなかった。
そんなことを考えているうちに、10分、20分と経過して行った。
今頃、友達はレポートを必死に取り組んでいるところだろう。
途中経過などを報告する必要はないので、友達がレポートを仕上げるまでの何時間もの間、何の連絡も来ないし、俺も何かすることがあるわけでもない。
30分、40分、50分・・
時間だけが過ぎていった。
俺は愛の方を見た。
愛はずっと縛られて放置されているせいか、何とも言えない表情をしていた。
俺は愛に近づき、
「どうだ?ちょっと痛くなってきたかな?」
俺は愛のロープを解いてやろうとすると、愛は
「ううん。なんか、さっきから思ってたんだけど・・」
俺は愛が何を言っているのか不思議そうに見ると、
「私に悪戯したりとかしないの?誘拐犯でしょ??」
俺は愛がそんなことを言うのを意外に思いながらも
「え?でも・・」
「遠慮しなくて良いんだよ。」
愛はニヤリと笑った。
俺は愛に近づくと、愛の服の上からの体のラインを見ながらニヤニヤしたり、愛の腕を指で突いたりした。
だが、愛は笑いながら
「そんなのでいいの?もっと、したいことないの?」
と言った。
そこまで言うもんだから、俺は愛の体を抱き抱えて、愛の背中に両手を回して愛を強く抱いた。
そこまでしたら、愛も文句を言いそうだが、
「うんうん。そんな感じ!やればできるじゃん。」
愛は何を望んでいるんだ?
そのあと俺は愛の髪の匂いを嗅いだり、少しずつ大胆になっていった。
愛は相変わらず、縛られているので何もできない。
俺は愛と向かい合うと、愛のブラウスの膨らみに手を伸ばした。
愛のブラウス越しの乳房は柔らかくていい気持ちだった。
愛は俺が乳房を揉むたびに
「あぁん、あん、あん・・」
と悩ましい声を出していた。
乳房を揉んでいるうちに、乳房の硬い部分、つまり乳首を見つけ、そこも指で弾いているとさらに愛は悩ましい声になっていた。
そしてそのあと我慢できなくなってきた俺は、愛のブラウスのボタンを外し始めた。
愛は嬉しそうに喘いでいた。
愛のブラウスのボタンを全て外し、露わになる愛のキャミソールやブラ。
キャミソールからは愛の胸の一部や谷間がはみ出していた。
そのあと、愛のスカートにも手を伸ばした。
スカートもホックを外すと簡単に脱がすことができた。
そして下半身がショーツだけになった愛。
上半身は半裸と言い、下手な裸よりも興奮する姿だった。
そして愛は縛られたままのため、さらに攻めた。
そして、ショーツを少しずつ脱がしていき下半身を露わにした。
愛の陰部は剃ってなくて、瑞々しい陰毛が綺麗だった。
俺は愛の陰毛や大事なところを弄ると、愛は激しく興奮した。
「あぁん、あん!だめ・・」
縛られたまま悶える愛はかなりいやらしい格好だった。
そのあと、愛の手を一旦解いて服を完全に脱がせ、そして後ろ手首だけ縛った。
そして愛の体を持ち上げ、ベッドの上へ。
ベッドで仰向けで縛られている全裸の愛。
愛は不安そうに、そして少し期待したように俺を見ていた。
俺も裸になると、愛に乗っかった。
愛の体を抱き、愛の乳房を両手で揉み、そして愛の唇を奪った。
愛は嬉しそうに喘いでいた。
「どうした?こんなことされて興奮するのかい?」
「うん、すごく嬉しい・・」
「変態だな・・」
俺は愛の乳房を揉みながら、もう一方の乳房を口に含んだりした。
愛の体は最高だった。
俺はカチカチに固くなったモノを愛の太腿に擦り付けていたが、だいぶ気持ち良くなったとき愛の中に挿入した。
「ああっ!いい、いい!!」
愛はまたもや喘いでいた。
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縛られている女とSEXするのは奇妙な快感があった。
抵抗できない女の体に俺のモノを入れるという・・
最高のシチュエーションだった。
俺は愛の体の上で腰を振り、そしてしばらくすると大量に射精した。
ゴム越しではあったが、愛は
「アツい!!あん、あんっ、いい!」
と喘いでいた。
そのあと、俺はずっと愛を監禁して悪戯していた。
愛を床の上に座らせて裸でベッドの脚に後ろ手首を縛りつけたり。
縛られている愛をベッドにうつ伏せにして、俺が上から愛の乳房を両手で揉みながら挿入したり。
そして何回目かにイッた直後、俺のパソコンにメールが入った。
それは友達からだった。添付されたファイルを開くとそこには完璧としか言いようがない化学のレポートがあった。
それを見て即、愛を解放することを決める。
時間は夜の10時に近かったが愛をさっきの公園に送って行き、車から下りて友達と再会する愛。
勿論服はきちんときて、送るときは縛っていなかったが、友達も愛も涙ぐみながら嬉しそうに抱き合った。
俺たちがさっきまであんなことをしていたのは、二人だけが知ることである。
-END-
『いろいろ(29歳・♂)』さんからの投稿です。
ありがとうございます。
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