俺が24歳のときのこと。
彼女の奈緒(仮名)を、森の中で裸にレインコートで歩かせ、さらには野外で素っ裸にしたことがある。
俺は山の中の小さな田舎町で生まれ育ち、大人になってもずっと同じ場所に住んでいた。
実家の敷地の離れで、基本親から独立して生活していた。
その日は真夏で外は雨が降っていた。
暇潰しを兼ねて俺たちは「誘拐ごっこ」をしていた。
俺のマンションの部屋で、奈緒は素っ裸で手首と胸の周り、足首を縛られていた。
気ままに悪戯をしては、悩ましい声を上げる変態女。
午後3時過ぎになると雨がやみ、日が出てきた。
そこで俺たちは野外に連れていこうってなった。
奈緒の足首だけ解いて、裸で後ろ手に縛られたまま上からすっぽり青のレインコートを着せた。
レインコートは透けないようになっているがそれでもかなり恥ずかしい格好だった。
そしてマンションの部屋を出て通路を歩く。
途中すれ違う人もなく、駐車場まで行くことができた。
そして奈緒を助手席に乗せた。
シートベルトをしたとき、胸にかかるベルトが色っぽかった。
そのあと、町から離れた丘の上の森の中へ奈緒を連れて行った。
車から降りた奈緒は靴とレインコートしか身につけていなく、しかも縛られている姿だ。
羽織るものや服の代わりになるようなものは全く持ってこなかった。
そして、奈緒とともに森の中へ。
雨上がりの森はいい匂いがした。
奈緒は不自由そうにゆっくり森を歩いていた。
俺はそんな彼女の肩に手を乗せたり、歩きづらそうなところは手を貸したりしながら奥へと進んでいった。
「どう?こんな格好で歩かさられるのって」
「なんかドキドキする。」
ここまで見ると俺がひどいことをしているようにも見えるが、実は奈緒が望んだことだった。
真性Mの奈緒は縛られたり、悪戯されたりすると過剰に興奮する体質だった。
そして、奥まで行くと、直径数メートルの小さな池と木漏れ日の当たる綺麗な場所があった。
「綺麗!」
奈緒が言った。
そこにはまるで椅子のように木の切り株があった。
そこに腰掛ける奈緒。
「いい雰囲気だね。」
「そうだね!」
そして俺は、辺りに誰もいないのを確認すると
「レインコートを脱いでみるかい?」
「え?でも、あたし・・」
「いいだろ?」
「うん、いいよ・・」
俺は奈緒を立たせて、レインコートのボタンを一つずつ外した。
少しずつ露わになる奈緒の体が興奮を誘う。
そして全てのボタンを外すと、レインコートを脱がした。
腕は通してないので簡単に脱げた。
そして素っ裸の姿を晒す奈緒。
綺麗なバストや瑞々しい陰毛。
胸の上部にはロープが食い込み、囚われている姿を実感させた。
木漏れ日が奈緒の体を照らしていた。
「どう?こういうの。」
「すごくいい!自然の中で裸になっているなんて・・」
「俺も興奮するよ・・」
耳をすませば鳥のさえずる声も聞こえていた。
そのまま30分くらいは一緒にいただろうか。
そのあと、奈緒にまたレインコートを着せるとさらに森の奥に進んでいった。
しばらく似たような景色が続く。
奈緒は少し不安そうに
「どこに行くの?」
と聞いた。
俺は
「そのうち分かるよ。」
と言った。
そして、森を抜けると町の景色が見える丘があった。
奈緒は
「え?まさかここ・・」
そこは俺たちが小さい頃よく遊んだ丘の上の公園だった。
雨が降っていたせいか公園には誰もいなかった。
俺と奈緒は幼なじみで子供の頃からずっと仲が良かった。
幼稚園から高校までずっと同じだった。
高校生になったときお互いを異性として意識して正式に交際を始めた。
子供の頃からずっと一緒なので奈緒のことは誰よりも知っていた。
子供だったあの頃、俺たちはここで鬼ごっこやかくれんぼをして遊んだっけな。
勿論、奈緒も一緒だった。奈緒はその頃から男子から人気があり「大人になったら奈緒は俺の嫁」だとか冗談で言ったり、幼稚園児くらいのときは奈緒たちとおままごととかしたっけな。
大人になった今、奈緒と一緒にここに来るとは当時は想像もしてなかった。
しかも奈緒がこんな格好でなんて。奈緒は少し走ったり、遊具に腰掛けたりした。
手が使えないため登ったりはできないが、そんな奈緒の様子にドキドキした。
しばらく当時を思い出しながら感傷にふけったあと、俺たちは森に戻った。
公園から道沿いに車まで戻ることもできるが、奈緒がこんな格好なので誰かに見られたりするのを避けたかったからだ。
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森に入り、少し日が傾いてきていたので思っていたより薄暗く少し怖く感じた。
その中をレインコートで縛られている奈緒を連れていたのだった。
森の中は事前に下準備しておいたが、それでも道に迷ってしまう不安はある。
俺は奈緒と寄り添いながら歩いた。奈緒も不安を感じているせいか俺の方に体を寄せていた。
日が沈む前に駐車場まで戻ってきたときはほっとした。
そのあと、奈緒とともに俺のマンションに戻った。
マンションの俺の部屋で、俺は奈緒のレインコートのボタンを外しながら
「奈緒、どうだった?」
「すごい良かった。懐かしかったし。」
嬉しそうにいう奈緒。
奈緒のレインコートを脱がすと、俺は
「ほどいていい?」
「うん!」
俺が奈緒のロープを解くと、奈緒は裸のまま俺を抱いた。
そのまま熱いキスをする俺たち。
奈緒の手首や胸元にはロープの痕が残っていた。
–END–
『森男(32歳・♂)』さんからの投稿です。
ありがとうございます。
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