俺はどこにでもいる普通の高校生だ。
俺は小走りで近くのバス停まで行った。
バス停が見えてきた。
その先にあったのは・・
「あ、綾さん・・」
なんと偶然にも綾さんがバス停に立っていた。
ああ、私服だ~。
「やあ、山本」
沢山の人が見ている前で綾さんは俺に向かって手を振ってくれた。
う~ん幸せだ。
あれこれ考えているうちに綾さんが俺の方へ来てくれた。
「亜紀と買い物行く予定だったんだけど急に用事ができたらしくってさ」
「そうだったんですか~ 俺は暇だし、その、よかったら一緒に行きませんか?面白い所、知ってるんです」
すると綾さんは
「ウン、いいョ」
と快諾してくれた。
俺は民衆の羨ましがる顔を尻目に綾さんと歩き出した。
・・アレ?
何処に行くんだったっけ?
道がわからなくなった。
「こっちだったカナ?」
・・うう、なんか頼りない所を見られてしまう。
俺は必死になって考えたが、解決の糸口が見当たらない。
「あ、山本、雨が降ってきちゃったゾ」
綾さんが空を見上げると確かに雨粒が一滴、二滴と・・。
雨が段々強くなってくる。
「慌てないで、大丈夫だョ」
綾さんが雨の中、髪先から滴を垂らしながら微笑んだ。
打ちひしがれていた俺に綾さんが肩を叩く。
「山本、あそこで雨宿りしよう」
俺は顔を上げ、綾さんが指を指していた場所を見た。
「あ、綾さん。あそこはラブホテルですよ~!?どういう所か知ってるんですか?」
「知ってるョ」
そういえば綾さんは知っている筈だった。
俺は綾さんと手を繋ぎホテルへと向かった。
俺と綾さんはフロントで鍵を貰った。
おや、カップルが帰っていくが、男の方は何やら羨ましげに綾さんを見ているぞ。
これだよ、コレ。
俺が望んでいた理想の展開だ!
「山本、いこっ」
綾さんが俺の手を引いてくれる。
ああ、俺は三国一の幸せ者だあ~。
・・・・・・あ・れ・・?
き、緊張してきた・・。
足がうまく動かせない。
体が小刻みに震えてくる。
ゴクッ・・落ち着け・・・。
俺は自分に言い聞かせ、なんとか部屋へと着いた。
「わぁ、かわいい部屋だね」
建物の外見が無機質なのに部屋の中は女の子好みのメルヘンチックな造りだった。
「ねー、ベッドがふわふわしてるョ」
綾さんが無邪気にはしゃいでいる姿を見ると、何だか少し緊張がほぐれた気がした。
「シャワー浴びてくるよ」
綾さんはシャワールームへと向かった。
扉は閉まっていたが曇りガラスの向こうには綾さんのシルエットが映し出されている。
なんて色っぽいんだ。
俺は想像していた。
股間に少しづつ血液が流れていくのがわかる。
いつしか俺のモノは全開となっていた。
ジャ~ キュッキュッ。
おっと、綾さんのシャワーが終わったようだ。
俺は一度、頭の中で整理した。
え・・と、まずはキスから始まり、その間に胸を触り・・。
何もかもが初めてな俺はアダルトビデオの映像を必死で頭の中で流した。
と、とにかくだ、初めてだという事がわからないくらい、綾さんを満足させたい!
俺は心の中で誓った。
「山本、おまたせ」
おお!バスタオルで全身を巻いている綾さん・・なんて色っぽいんだ・・・・。
綾さんがその姿でベッドの上に座る。
足を組んでいる太股の奥が見えそうで見えない。
そんな悩ましげなポーズが俺の欲望を駆り立てていた。
「綾さん、とても綺麗です」
俺なりの精一杯の凛々しい顔で綾さんの隣に座る。
綾さんの顔はすでにほんのりと赤みがさしていた。
「ヤマモト・・・」
綾さんが目を閉じ、顔をこちらに向けた。
―――キスのサインだ!
俺の中の自分が答えた。
俺も目を閉じ、綾さんの唇に寄せた。
俺はそっと口づけをした。
綾さんの顔にこれだけ近づけたのは初めてだ。
綾さんの息づかいがわかる。
凄くやわらかい唇なんだ~!
俺はたまらなくなって舌を綾さんの唇から割って入った。
「ん・・・」
綾さんがかすかに反応した、が・・・明らかに不審な目線だ。
・・・・・・ああああっ、しまったァ~~!!!
俺、昼飯に餃子食ったんだ~!
口に残っていたにんにくの臭いが綾さんに伝わってしまったんだ~!!
「す、すいません。餃子食ったんです・・」
俺は綾さんの目をみられなかった。
「別に昼飯食べただけなんだから構わないケド」
少し言葉にトゲがあるのが分かった。
な、なんとか汚名を挽回せねば・・・。
俺は綾さんの胸をバスタオルの上から触った。
こうなったら俺のテク(?)を見せるしかない!
「う・・ん、直に触って・・」
綾さんがタオルを取り、俺の手を乳房へと誘った。
やわらかい!
やわらかいデス、綾サ~ン!
俺はあまりの触り心地の良さに我を忘れ、揉みまくっていた。
―――ああ、天国だ~
「山本、痛いって・・・・」
はっ!?・・・・。
いつの間にか俺は綾さんを押し倒し、両手で胸をまさぐっていた。
しかもかなり強く・・。
ああ・・綾さんの俺を見る目が少しキツイ。
俺の頭の中のヤマモトはすでにパニックになっていた。
「落ち着けョ・・・・好きにしてイイから・・」
バスタオルを完全に取り外された綾さんの白い裸体が俺の目の前に映し出された。
ゴクッ、俺は生唾を飲み込んだ。
俺の真価が問われるのはこれからだ・・・・やってやるぞ~!
綾さんのアソコは手で隠されていたが、俺はその手を掴んで離した。
初めて見る女性のアソコ・・・・。
そうか、こんなカタチだったんだ・・。
俺はカンドーした。
アダルトビデオでのモザイク部分が一気に晴れた。
―――俺は今からついに大人の仲間入りをするのか。
しかも綾さんと・・・・。
綾さんのアソコはもう液体みたいなものが流れていた。
いよいよだ・・・・。
俺はズボンを下げ、13センチある俺のモノはもうマキシマムだ。
俺は自分のモノに手を添えて、綾さんの太股の付け根まで移動させた。
・・・・アレ?
どこにアナがあるのかが分からない。
俺はモノをあちこちに突き刺してみたが、入らない。
「ヤマモト、じらすなョ」
喘ぎまじりの綾さんが催促したが、俺は我を失っていた。
モノの先が刺激されて真っ赤になっている。
(ここだ!)
俺は一つのアナに狙いを定め、腰を入れようとした。
「や、山本・・そこはお尻だゾ。オマエはそっちの趣味なのか・・・・」
ち、違いますよ!
俺、初めてなのにイキナリお尻からだなんて・・・・。
俺は慌てて腰を引いた。
やばい・・・・綾さんが半分、シラケたような顔をした・・。
「ハハハ・・冗談ですよ~ ・・・・」
笑ってごまかした。
綾さんは自ら指でアソコを開いて俺に見せる。
「ココだョ・・・」
綾さんにまた促されて俺はもう一度、そこへあてがった・・・。
が、なぜか上手く入らない。
や、やばい・・・・もう爆発寸前だ・・・・。
挿入前にイッてしまっては俺はおしまいだ!!
ぐっ・・・・よ、よし・・なんとか波は過ぎそうだ。
俺はこらえた・・・・が。
「ココだョ・・ん・・・・」
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なんと綾さんが俺のモノをつかんで自らのアソコに導かせようとするではないか!
「ああっ、あ、綾サン・・・さわらないで・・」
綾さんの手が最後の刺激となり、俺は挿入しないまま放出してしまった・・・・。
綾さんの手にはベットリと精液が注がれた。
「あ、あのデスね・・」
言い訳を言おうとした矢先に綾さんの言葉か発せられる。
「コレってアレだナ、前に亜紀に聞いた事がある!」
綾さんは手を叩き、
「ソーローってヤツだ!亜紀が言ってたよ。ソーローな男は女性を満足させてやれないって」
・・・・亜紀サン、なんて事を教えているのですか・・・・。
「気にするなヤマモト、気にしない 大切なコトだ」
綾さんが肩を叩いたが俺はただうなだれているだけだった・・・・。
――――ウワアアアァァァ・・・・ハッ!?
夢?・・・・俺は涙が溢れてきた。
「幸せだ!幸せだよ~ あんなのイヤだ~!」
そう、俺はまた夢を見ていた。
しかし、幸せには違いない。
無様な姿を綾さんに見せなくて済んだからだ。
俺がその日の夜から早漏予防のトレーニングに取りかかったのは言うまでもない。
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